強面男が幻想入り 作:疾風迅雷の如く
俺は紅美鈴を倒し、館を探索していた。
美鈴の最後のパンチマジでやばかったな…身代わりを使ってなきゃ危なかった。
「にしてもここまで真っ赤だと目が悪くならないのか?」
この館は目に悪い…広さは問題ないが赤が多くて目が充血してしまう。
「まあいい…」
俺の目的はただ一つ…ボーナス獲得だ!
異変解決は霊夢達がするだろうし、俺はゆっくりと妨害者を倒しておくか…俺はメインコマンドには出てきた設定を押すとうざったいチュートリアルの説明をOFFにして妨害者を倒すように向かった。
「だからお姉様っ!なんで妨害するの!?」
妨害者を探して上に上ると幼女の声が聞こえたのでその部屋に向かった。
「これは異変なのよ。貴方が出る幕じゃない…」
もう一人幼女がいたらしく、どうやら口論していたらしい。
「ぶーっ!お姉様のケチ!」
金髪の幼女妹はそういって銀髪の幼女姉にそっぽを向いた。
…これはチャンスじゃないか?幼女二人が妨害者だった場合めちゃくちゃ楽にボーナス獲得出来そうし、大体こういう幼女って首謀者の娘だったりするから首謀者も呼び寄せることも出来る…一石二鳥だ。そして俺は扉を蹴った。
バンっ!
扉を蹴るとロリ二人は俺の方に注目していた。妹の方はワクワクした目で、姉の方は怯えているような目で…
「さて…異変を起こしたのは誰ですか?」
俺はこう言って首謀者を呼ばせようとしていた。間違いなく逃げるか時間を稼ぐかのどちらかに選択される。
「私よ。」
姉の方がそういって首謀者を名乗りでた。どうやら時間を稼ぐことにしたようだ。逃げた場合は…絵的には俺が100%犯罪者にしか見えないようになるが追いかける。なにがなんでも追いかける。
「そうか…では邪魔者から消えて貰います。」
俺はそう言って妹の方に銃を向けた…うわ~今の俺って悪役街道一直線だな。首謀者の娘とはいえこんなことやったら間違いなく批判されるな。
「あははっ!私と遊んでくれるの?」
妹の方はなんか狂ったように笑い始めた。
「こらフラン!私の獲物に手を出すんじゃないの!」
そう言って姉が妹フランを嗜めるが…無駄だった。
「私は二人ともかかってきても構いませんよ。もっとも二人とも私に敵う訳がありませんがね。」
「このレミリア・スカーレットをバカにしているの?」
姉…レミリアはそう言って俺をキッと睨んできた。
「お姉様!私達の力を見せよっ!」
フランもレミリアの怒りを利用してレミリアと共に戦うことを望んだ。
「そうだな。私達の力を見くびってもらって困る…月がこんなにも紅いから…殺すわよ?」
どうやら戦闘が始まったみたいだしセーブするか…
『セーブが終わりました。』
セーブし終わり、俺はフランの方に向いた。妹の方が弱いというのは偏見だが今回はそう感じたからフランの方を先に叩き潰しておく…
「アハハハ!オジサン壊れないでね?」
フランの言葉に俺はキレた。
「オジサンって…俺はまだ18だ!」
ガンッ!
俺は幼女相手に容赦なく拳骨を食らわせた…なんか幼女相手にムキになる俺ってダサくないか?
「痛い…」
案の定フランは涙目になり、泣きそうになったが関係ない。
「というか貴方…18はサバ読みしすぎじゃない?」
ブルータス、お前もか。
「お前までそう言うか…説諭っ!」
俺はどこぞの暴力スパルタ教師のように顔を殴った。
「グヘッ!?」
レミリアの首は306度回転(360度回転でないのが俺の優しさだ)し、面白い程に骨の鳴る音が聞こえた。
…流石に不味いな。初めてだがロードしよう。
『ロードが終わりました。』
「アハハハ!オジサン壊れないでね?」
先ほどの場面となり、俺がキレるセリフを吐いたフランをどうするか俺は考えた。
「ほ、ほほう…どこまでついていけるか試してあげましょう。」
イカンイカン…わかってはいてもめちゃくちゃ怒りを抑えるのに苦労する…
「びびったの?」
ブチッ!
俺の頭の血管がキレた音が聞こえ…理性は失った。
「もはやこれまで…」
「えっ!?ちょっ…ゲゲッ!?」
ドガメキャグシャ(あまりにもグロいので以下省略…)
10分程度経過して気がつくとフランもレミリアも目が死んでおり、頭にはたんこぶだらけになっていた。罪悪感が出る…ロード!
「アハハハ!オジサン壊れないでね?」
もう慣れたし、罪悪感があったとはいえさっきフルボッコにしてきたから大丈夫だ。
「壊れるのはお前達の異変だ。」
そう言って俺はレミリア達を指差し、ニヤリと笑った。
「上手いこと言ったつもり?」
レミリアが挑発してくるがもう関係ない。何回でもロード出来るしな。
「いや。それはない。」
バッサリと否定して俺は銃を構えた。
「スピア・ザ・グングニル!」
レミリアがどっから出したのかわからないがおもちゃの槍を取り出し俺に投げた…人に尖ったもの投げちゃダメだろ?と思いつつも俺はそれを両手で掴んだ。まあいくら早くとも所詮幼女だし投げるスピードが遅いのは無理ないよな…
「なっ…私のグングニルを掴んだ?!」
おいおい…掴まれたことないのか?多分全盛期の婆さんなら煎餅食いながら片手で掴んでたぞ?
「よっ!」
俺はレミリアに一瞬で迫り、槍を縦に振って頭を振動させた。
「グオオォォ…」
レミリアは頭を抱え、座り、次第にうーうー言いながら涙目になっていった。
「お姉様の仇ィィ!」
後ろからフランがそう言って赤く染まった棒を振ってきた。…だからここの教育はどうなっているんだ?
「チェスト!」
俺は持っていた槍をフランに投げ、対処した。
「グエッ!?」
結果槍がフランの腹に入り、くの字になって咳き込んだ。
「これで終わりだ!」
そして、俺はレミリアとフランに弾幕をぶっ放って二人は気絶…ボーナス獲得は…
『首謀者レミリア・スカーレットとextraフランドール・スカーレットを倒しました。おめでとうございます。』
って…おい!extraってなんだよ!?こんな時はヘルプだ!
『extraとはボーナス獲得が通常の妨害者よりも多い妨害者です。その代わり大変強く異変にはほとんど関わりがないので無視しても構いません。』
…マジかよ。首謀者とextra同時に戦っていたのか?にしては…
「うー☆」
…首謀者にカリスマが全くないのはなんでだ?見た目以前の問題か?
『首謀者を倒しましたので異変終了です。ボーナスを獲得しました。獲得した道具はすべて倉庫に送られました。コードを獲得しました。』
邪魔くせえ!チュートリアルOFFに設定したのにこんなのか表示されるってことはこれからもそうなのか?…面倒だがそうだろうな。
俺は諦めて空を見ると赤い雲は無くなっていた。
「お嬢さ…ブハッ!?」
すると後ろから声が聞こえ、そっちをみると銀髪貧乳メイドが鼻血を大量に出してぶっ倒れていた…
「おいおい…」
俺はそれをみて呆れた声しか出なかった。
「全く…嫌になるぜ。まさか霊夢と戦うことになるなんて…」
「本当よ…なんであんたと戦わなくちゃいけないのよ。」
魔理沙と霊夢が部屋の中に入り、二人は俺と目があった。
「どうした?二人とも…」
先ほどの言葉で想像がつくが…一応聞いてみた。
「いや霊夢がな、首謀者を倒すのは私だ!って意地張って私と戦うことになったんだよ。」
「私に突っかかって来たはあんたの方でしょ?」
魔理沙と霊夢意外と仲悪いのか?…いや違うな。あれはじゃれあいみたいな感覚だろう…
「何おう!」
「またやられたいの!?」
このまま見ても雰囲気が悪くなるだけだし助け船を出すか…
「二人ともよせ…もう異変は解決し終わっているんだ。今更どうこう言ったところでどうしようもないだろ?」
終わっているというのが肝心なポイントだ。終わったというと俺に飛び火がくる可能性がある。
「う…確かに。」
「それもそうね…」
案の定二人は納得し、赤面した。
「それじゃ俺は宴会の準備をしておくから先に帰るぞ。」
俺はそう言ってジェットパックを使って博麗神社に帰った。