呪術廻戦RTA 高専メインキャラ全員生存ルート   作:オールF

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お待たせしました。おまたせしすぎたかもしれません
お詫びに懐玉のほぼ終わりまで書いてます。
内容かなり端折ってますので詳しく知りたい方はアニメか原作見てください(いつもの)
ということでどうぞ


懐玉

 どこまでも続くRTA、はじまるよ〜

 

 前回は……えーっと、どこまでだっけ……あ、そうだ。

 

 NNM、さっきお前オレらのことチラチラ見てただろ。

 

 見てませんよ。どうして見る必要があるんですか? 真面目にやってください。

 

 ということで、1年生である七海と灰原が入学したところまででしたね。

 ……え? 前回の短くなかったって? 

 ま、まぁ、そういうこともありますよ(震え声)

 

 ここから懐玉編、つまりは星漿体の天内理子ちゃんの護衛と抹消任務に入ります。

 が、ホモくんは不参加となります。

 

 なんでや! なんでホモくんは不参加なんや! という質問に関しては、懐玉冒頭にあたる歌姫、冥冥救出任務を進めながらお答えしましょう。

 

 星漿体護衛任務はほぼ原作通りに進行します。

 

 ホモくんが参加さえしなければ。

 このホモくんが年相応かつ等級相当の実力ならば、裏で糸引いてる頭のいいフィジカルゴリラも手を加えてくることはないのですが、このホモくんは1級かつ本体も式神もそこそこ強いという評価を貰ってます。

 つまりは、差し向けられる呪詛師が増えるんですよね。

 原作では五条をすり減らすために、あえて沖縄では仕掛けて来ませんでしたがホモくんがいると追加戦闘があります。

 そのため、原作イベにプラスで呪詛師との対決が1~2回ほど挟まれてしまいタイムロスが発生してしまうわけです。

 これなら今後のために沖縄に行くまでの間の僅かな時間で七海と灰原を育ててる方が有意義なのでホモくんは同行しません。

 

 さて、懐玉開幕イベントである歌姫、冥冥救出は五条と夏油に任せていれば勝手に終わりますが……帳を下ろしてないとガッデム夜蛾にキレられるのでちゃんと下ろしておきます。

 また、領域は五条が破壊してくれるも、領域を展開していた呪霊は健在で歌姫に襲いかかるのでここも素早く殴打して祓います。

 

「あ、ありがと、元陽……」

「あーあー……そいつ取り込みたかったんだけどなぁ」

 

 

 残念そうにしている夏油のセリフで戦闘終了となるので、あとはスキップします。

 五条編を1度クリアしていれば会話シーンはスキップ可能になります。てか、他のシナリオも選択肢があったり、今後のストーリーを左右する特別な会話がある場合を除けば、1度クリアしておけばスキップ可能です。

 やれ。

 

 帳を下ろしておいたことで夜蛾センからの体罰(指導)もなく、五条と夏油の口喧嘩もなくなります。

 これによって星漿体護衛任務の説明に2年生が全員参加することになるんすね。

 したところで特に変わるわけじゃないんですけどね。

 まあ、硝子が任務について把握しておくと五条や夏油の治療に来てくれる可能性が微レ存……くらいですが、死亡率も上がるのでなくてもいいです。

 説明シーンはスキップできるからいてもいなくても関係ねぇし。

 

「悟と傑の2人では荷が重い。元陽、お前にも頼めるか」

 

 断るに決まってんだろ。話聞いてたか? 

 

「元陽……君さぁ……」

「オレもガキンチョのおもりとか嫌なんですけどー?」

 

 うっせぇ、多人数向けの術式持ちだけでやってろ。

 

「元陽だって式神増やせばいいじゃん」

「増えるものなの、アレ?」

「アレが増えるのか……?」

 

 五条がなんか言ってやがりますが無視だ無視。

 夏油の呪霊とか夜蛾センの呪骸みたいに増やせるもんなのかはさておき、天元様の結界には顔を出してやるから、それまでは1年の教育しとくと2人に丸投げしましょう。

 こうすることでホモくんは万全な状態で頭のいいフィジカルゴリラとだけ戦闘できるってわけです。

 あったまいいー! 

 なお、到着タイミングによっては天内ちゃんと黒井さんは死んじゃいますが致し方なし。

 

 2人が任務に行ってる間、ホモくんの式神の強化をしつつ1年生たちの指導に当たります。

 七海はともかく、灰原は懐玉後に死亡イベントがあるので、それを回避すべく特訓が必要です。

 ひとまず、ゴッドハンドを覚えた円堂くらいにはなってもらわないと。

 なお、五条たちは世界への挑戦編の序盤くらいの強さです。

 あ、圧倒的すぎる……。

 

 先輩に教えて貰えるなんて光栄だな! と喜んでいる灰原に式神「星」の左ストレートを呪力ガードで耐えられるようになってもらいます。

 七海も同様です。

 傷ついてもでぇじょうぶだ! ガラスンボールで生きけぇれる! 

 

 オラァ! (殴打)×2

 テンテンテレレーン(回復)×2

 

「いじめじゃない? これ」

 

 いじめはレベル差がないと発生しない! 

 だから2人には争いができるようになるまで殴りますよと。

 

「いじめじゃないわこれ。やっぱDVだわ」

 

 あぁ、傷つけて優しくしてるから? 

 爆発期(殴打)、ハネムーン期(回復)のサイクルですもんね。

 まあただ殴ってるのを受けてるだけで成長できるのかと七海と灰原も疑問に思い始めていますが、防御は最大の攻撃、相手の攻撃を受けきらないと攻撃に転じれない、術師は死の淵から立ち上がる度に呪力量を増す、カウンターシールドとか色々言って納得させます。

 

 これを繰り返して2人には沖縄前までに産土神からの攻撃を数発食らっても死なないようにして貰います。

 

「あっ! 七海!! 夏油さんから呼び出しだよ!!」

「本当ですか灰原。それはいけない。行かなければ」

 

 どう考えても1年に務まる任務じゃないとか言ってたのに、今回はホモくんからのDVのせいで七海が積極的になってて笑う。

 まぁ、今くらいの呪力量なら五条と夏油のマジ殴り耐えれるし、及第点といったところでしょう。

 何かあったらいつでもホモくんが助けになると伝えて、2人を任務に送り出してあげましょう。

 

 2日経つまでこちらには戻ってこないので、それまでホモくんは英気を養……

 

「なに1人だけ休もうとしてるんだコラ」

 

 あぁ、そういえば硝子のアフターケアがまだでしたね。

 というか、丸1日2人に反転術式かけてもらってたからか、呪力と体力は減ってますが最大値が増えてますね。

 やったね硝子! もっと仕事ができるよ! 

 

 冗談はさておき、硝子の機嫌を取ってから体力回復に努めます。

 五条たちが帰ってくるのは15時ジャスト。

 それだけあればホモくんが回復するには十分です。

 回復の程度を全開になるまでに設定して……と……。

 

 

 

 ホモ回復中……。

 

 

 おはよー! こんちわー! こんばんわー! おやすみー! 

 

 

 

 

 おきてええええええええ!!!!!!! 

(15時過ぎ)

 

 

 

 

 護衛3日目! あとは高専の筵山麓に行くだけや! 

 ってところでHP全開にするのに15時ぴったしになってしまいました。

 なーにがいけなかったんでしょーか……。

 

 とりあえず急いで五条たちの所へ向かいましょう。

 向かう理由は「何か! ヤバい!」だけで済みます。

 あ、硝子さんは来なくていいです。

 でも、一応五条たちの輸血パックは貰います。

 何に使うかって? 答える義理はないッ! 

 体力全開にしたのに薨星宮のある筵山麓まで走らないといけないとは、このホモ一生の不覚! 

 

 

(五条と夏油と星漿体と護衛はどうでもいいけど、フィジカルゴリラが帰るまでに)ま、間に合ええええええッ!! 

 

 

 ###

 

 五条家に生まれた六眼のガキを面白半分で見に行ったことがある。

 俺の背丈の半分もないガキ。

 雪みてぇに透き通る白い髪に、トンボの柄の入った着物を着た、御三家に生まれたただのガキ。

 そんなガキがほんの数メートル離れた先に立っていた俺の方を振り向き、目を合わせた。

 

 後にも先にも背後に立った俺が気取られたのはあの時だけだった。

 そんな忘れたくても、ふとした時に湧いてくる嫌な記憶が俺の中にはあった。

 

『あんた、どこかで会ったか?』

 

 あぁ、会ったさ。

 だから削った。オマエが鈍るまで。

 

 六眼。生得術式・呪力を視覚情報として詳細に認識できる厄介な目。

 それは術式も、呪力も持たない俺にも厄介なシロモノだ。

 

 

 対象の呪力を精細に読み取れるってのは、呪具にも適応される。

 俺の持ってる呪具はどれもこれも異質。

 呪具から放たれる不気味な呪力を六眼のアイツが見逃すわけがない。

 

 ただ六眼にも弱点ってのがある。

 認識できる情報量が多すぎて裸眼だと疲労が溜まるってのが、御三家に伝わっている弱点の1つ。

 だからガキのくせにサングラスなんてもんつけて、情報量をセーブしているんだろう。

 こんな状態でも建物とか、呪力の無い無機物でも、とにかく呪力の流れや残穢を視認することは出来るらしい。

 

 だが、所詮はガキで人間。

 油断や慢心がないと思っていても、積み重なった疲労やもう終わりだという安堵感。

 それらが一気に押し寄せればヤツも無防備になる。

 その証拠にただの刃物がぶっ刺さったワケだしな。

 

 まあそれでもヤツにはニットのセーターに安全ピン通したみたいなもんだったらしい。

 まあ、こんなことで死ぬならガキの頃からバカ高ぇ懸賞金がかけられねぇか。

 

 五条悟。

 呪術御三家の1つ、五条家に生まれた鬼才。

 数百年ぶりの無下限呪術と六眼の両方を持った呪術師。

 

 そいつが同じ御三家の1つ、禪院家に生まれながらも術式のない、ただのサルに負けた。

 そう、この俺にだ。

 たっぷりメタらせてもらったが、勝ちは勝ちだ。

 思ったより時間がかかっちまったが。

 

「少し、勘が戻ったかな」

 

 天逆鉾についた五条の血を払う。

 さてと、逃げた星漿体を追うとするか。

 護衛には1回気絶させた女と呪霊操術のガキ。

 メイドの女は殺してもいいが、呪霊操術の方は殺すと術式が暴走してヤツの蓄えている呪霊が全部出てくるらしいからな。

 残穢が付かないようにしたらしいが、人の残穢ってのはそう簡単に消えねぇんだよ。

 

 

 足跡、臭跡。

 

 術師の髪に使われてるワックスの匂い。

 護衛の女の匂いは前覚えた。

 星漿体の方も学生のガキらしい青くせぇ匂いがしやがる。

 

 これを追いかけてさっさと、星漿体を殺して金をもらおうと歩き出した瞬間だった。

 

「ッ!」

 

 流れ星のような速さで俺に拳が襲いかかってきたのは。

 

「チッ」

「……ハッ、なんだ、オマエはいないって聞いてたんだがなぁ」

 

 五条とやる前だと少し危なかったか? 

 目が慣れてたおかげで得物を1つ犠牲にして逸らしたが……。

 情報違いか? 式神使いのガキ……いや、ホントにガキか? 年齢詐称してるだろ、あの見た目は。

 

「とても高校生には見えねぇな」

「てめぇこそ高専の関係者にはいなかった顔だな」

 

 関係者になる前にはあそこからは出てたからな……と言ったところでコイツには分からねぇか。

 

 にしても、式神使い……か。

 特級や1級をバカみたいな速さで仕留めるパワーを持った式神とは聞いてたが……まぁなんとかなるな。

 速くても強くても当たらなきゃなんてことはねぇ。

 多分、術式効果を外す代わりにパワーやスピードを高める縛りでもしてるんだろうが、俺を殺すにはまだ足りねぇってことだ。

 

「こいつはてめぇが?」

「あぁ、五条悟は……俺が殺した」

 

 足元でくたばってるお友達を見て聞いてきたから答えてやると、そいつはゆっくりとオレに近づいてくる。

 

「へぇ、自分から近づいてくるのか?」

「ああ。近づかなきゃ、てめぇをぶちのめせないんでな」

 

 式神のガキは、俺の目の前まで歩いてくると構える。

 

「ハッ、速さ比べてもしようってか?」

 

 星漿体が天元と融合? 合体? よく分からんが、引き合わされると面倒だしな、こっちも手早く片付けるか。

 

「いいぜ、乗ってやるよ」

 

 格納呪霊から、あの式神とガキ、両方を切り殺せる武器を出す。

 釈魂刀。

 あらゆる物の硬度を無視して魂を切り裂くことができる禪院家の蔵から持ち出した呪具。

 無機物だろうがなんだろうが、そこには作り手や使い手の魂ってのが宿ってる。

 それを"観"ることでなんでも斬れる。

 

「オラァ!」

「フッ!」

 

 鉄より固い拳が空気を押しのけて俺の顔を歪めようとしてくるが、それより速く、式神の腕を切り裂くように刃を通す。

 

「ッ、オラァ!」

「へぇ」

 

 だがそうはさせまいと、突き出してこなかった左手で釈魂刀を弾いてくる。

 俺の髄力よりも強い式神の腕力に笑っちまった。

 あの式神の腕を切り落とせなかったのは残念だが。

 

「遅ぇよ」

「んぐっ!?」

 

 そのまま釈魂刀をへし折っていたら勝機はあっただろうが、弾くだけなら五条悟でもできただろうよ。

 

「式神も術式みてぇなもんだからな、こいつは効くだろ」

 

 こっちも左手に携えていた天逆鉾を突き出すだけでいい。

 そうすりゃ腹の下ががら空きになった式神の腹に深々と刃が突き刺さる。

 

「式神使いは式神のダメージが術師本人に跳ね返るってのは本当らしいな」

「……や、やろうッ」

 

 式神に刃が刺さっているところと同じところから血が流れ落ちる。

 

「呪霊操術なら生かしてやったが……」

 

 このまま畳み掛けて殺す。

 式神使いは殺したところで、式神が独り歩きして俺を襲ってくることはない。

 襲われたところで屁でもないしな。

 ただ火事場の馬鹿力ってのは侮れない。

 特に、こいつからは得体の知れない爆発力を感じる。

 1歩油断すれば致命傷になるかもしれない。

 

「大サービスだ。ちゃんと受け取れよ」

 

 式神のガードは崩した。

 あとは壊れても問題ない呪具や刃物の雨をくれてやる。

 

「オラオラァ!」

「元気だな」

 

 最初の数本は式神の拳で払いのけられたが、それも追加で投げ込んだ刃物に邪魔されて途切れた。

 式神のガキは俺が投げ込んだ呪具や刃物を身を捩ってなんとか避けようとしたが、それでもあの数は避けられない。

 身体中に刺さり、後ろに倒れる。

 開いた傷口からは血をドバドバ流している。

 避けようとしたのが災いして血管の多いとこに刺さったらしいな。

 

 これで俺の勝ち。

 

「思ったより時間食っちまったな」

 

 ガチ対策してた五条に比べればこんなもんかという気もするし、今まで殺してきた術師の中ではもった方だとも思う。

 こいつクラスの式神使いなら、もう2、3体くらいいたが、持ってる式神は1体だけ、しかもパワーとスピード特化。

 あと少し戦うのが遅ければ……まあそれでも俺が勝つか? 

 

「恵まれたオマエらが呪術も式神も使えねぇ俺みたいな猿に負けたってのは笑えるな」

 

 とくさの……あぁなんだっけな。

 あれくらい手数の多い式神が使える術式が禪院家の相伝術式にはあるらしいが。

 そういや、あのジジイに俺のガキを売ったんだったな。

 確実に相伝で術式持ちだからって。

 

「あー恵ってそうだったそうだった」

 

 俺が名付けたんだった。

 そう口にしようとして、違和感を覚えた。

 

「……、……、……!?」

 

 口が、身体が、動かねえ。

 それだけじゃねぇ。

 目の前の殺風景な景色でも、空気の流れはなく、その空気に漂う匂いもなく、蠅頭の羽音すらない。

 まるで、時間が止まったかのような……。

 

「やれやれ……」

「!?」

 

 

 ……殺したはずの式神のガキが喋った。

 バカな、あの出血量だぞ!? 

 

「家入に血を貰っておいてよかったぜ……」

 

 まさかアイツ、輸血パックを服の下に……避けるフリをしてわざとそこに当たるように……!? 

 

「オマエ……っ、なんなんだよ……!」

 

 やっと動かせるようになった口から出た言葉はそんな情けない言葉だった。

 

「俺の名前は星野元陽。呪術高専東京校2年。魚座のAB型。趣味は筋トレと呪霊殺し。特技は本場所の高櫓から打ち出す寄せ太鼓の声帯模写」

 

 ギラついた、俺は怒っているが冷静だぜっていうムカついた目で俺を見ながらそいつは言う。

 

「術式はないと思っていたが、てめぇがぶっ倒したそいつが言っていたのを思い出してな。俺の式神は増やせる。つまりは式神を複数使役できる術式なんじゃねぇかってな」

「術式の開示……!」

「じゃあ他に何ができるか。てめぇを倒すためにはどんな術式効果が必要か考えた」

「だから……止めたってのか……時間を!!」

 

 そう考えれば納得がいく。

 時間が止まっていれば、空気が止まっていても、匂いがしなくても、ヤツ以外の全ての生命の動きが止まっていても。

 だが、まだ完全じゃねぇ。

 現に俺を止めていられたのは数秒程度。

 それにそんなとんでもない術式効果だ。

 使う呪力量もバカにならないはず。

 連発は出来ない! 

 

「今の俺ならてめぇが賛美したくなる炎も、四方八方から貫ける翠玉も、てめぇが呪具を振るうよりも速い剣も、変幻自在の砂も、なまっちょろい茨でも出せそうな気分だ」

「こいつ……!」

 

 ハイになってやがる。

 術式は人間にとってのブラックボックス、脳との繋がりが高い。

 特に死に瀕した人間の脳には様々な物質が出ると聞いたことがある。

 

 代々伝わる相伝の術式と違って、目の前の式神使いには先代の築いた術式の取説がない。

 だから、俺にはこいつの言っていることが嘘か本当かわからない。

 仮に俺を焼き尽くす炎や、逃げ道が無くせるほどの翠玉を出される可能性もある。

 

 

 俺はノーダメ。

 あっちは腹を刺した分と輸血パックで受けたとはいえ身体のいたるところに刺傷がある。

 ①俺の髄力を上回るパワーの「星」

 ②時を止められるナニカ

 ③炎や翠玉、剣に砂、茨が口から出た出任せじゃないとしたらこの上なく厄介だ。

 

 全て問題なし。

 

 ①パワーは上でもスピードは俺

 ②時が止められる時間には限りがある。さっき止めた間に俺を仕留められたはず

 ③出せそうな気がするだけ。長期戦になれば出してくるかもしれないが、今はない

 出されても術式効果なら天逆鉾を盾に凌げる

 

 

 違和感

 

 

 違和感

 

 

 

『甚爾くん』

 

 

 自分も他人も尊ぶこともない。

 そういう生き方を選んだ俺が、気付けばその場から逃げ出していた。

 

「……二度とその面、見せるんじゃねぇーぜ」

 

 背中に届いたその声に振り返ることはせず、俺は走り続けた。

 いつかアイツを殺す。

 そんな気持ちはなかった。

 ただ、ただ、ただ───────アイツみたいな可能性があるならと、俺は捨てたはずの道へと戻っていた。

 

 

 ###

 

 

 伏黒甚爾は逃げ出した!! 

 

 

 てことでホモくんの勝ちデース! 

 いやぁ、輸血パックとか仕込んでおいて正解でしたね! 

 今回は疲れたのでここまで! 

 新たに発現した式神については次回解説します! 

 ご覧の通り、五条の介抱(すぐにハイになって起き上がる)で忙しいので…………

 

 

「オイ、元陽……オマエも来たんだろ? "こっち"側……」

 

 ほらね、起き上がったでしょ? 

 ごめんねぇ五条くん〜お前の殺害対象逃がしちゃった! でも、しっかり心に傷はつけといたから! 

 心の傷はフィジギフの恥だってね! 

 

「お互い不完全燃焼だろ? だからさ……なァ……」

 

 あっ……(察し)これは……(困惑)

 

「殺ろうぜ! 死なない程度にさぁ!」

 

 最終ラウンドだぁ!? 

 





術式『神秘』
『星』『世界』『戦車』といったそれぞれ見た目や術式効果の異なる式神を召喚する。

裏話
・ホモくん同行ナシはプロット通り。硝子使って七海と灰原育てるのはアドリブ。結果的に3人の能力が上がった。
・筵山麓には硝子と来て、硝子、五条治療しようとする▶︎甚爾邪魔する▶︎ホモくん硝子守る。みたいな感じにしようとしたんですけどそれだとホモくんかっこよすぎるというか硝子とのメロドラマ始まりそうなのでやめました。
・ホモくんの術式は式神を召喚するというわけではなく、術式なしの式神なので術式じゃない。としていたのですが、十種影法術を見てる限りだと式神の召喚は術式に入るみたいなので術式として採用。
したついでになら全部出せるようにしようということで悪ノリした結果。なお全部使う(使える)かは未検討
・甚爾生存は↑の術式効果を本能的に悟ったら逃げるやろと。あとホモくんは御三家でもないし術師の頂点では無いから否定したいわけではなさそうだしなとの思ったので。あとは息子が同系統だからそっちに賭けたくなったのかもしれない。
・天内、黒井生存。ホモくんVS甚爾のタイミングを五条戦後、夏油戦後で悩んでたらこうなってた。よかったね。
・五条VSホモくん。予定外。まあハイ五条ならやるやろ。

今作のヒロイン

  • 五条悟
  • 家入硝子
  • 夏油傑
  • 庵歌姫
  • 冥冥
  • 九十九由基
  • 羂索
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