国を追放された、何をしたって?何もしてないんだよね、無実の罪を着せられたんだよね。んで職も失ったからどうしようもないよね!
んでとりあえず、近くの街に来たんだけど…
「国外追放かぁ…なにもしてねぇんだけどな、無実なのに罪きせてきやがって…なんだあれ?初心者酒場…?」
俺の目に入ったのは…初心者酒場と書かれた看板だ
「…入ってみるか」
初心者酒場、という単語に興味を惹かれ酒場のドアに手をかける
酒場のドアを開けると大きな机があり、皆それぞれいろいろな話をしていた。
「いやぁ〜…あそこのダンジョンやばいは、皆さん爆弾の用意は?」
「できてるぜ!」
「ん、枕型爆弾ある」
「できてますわ!」
「レッツゴーなの〜♪」
方や、爆弾…枕型爆弾ってなんだ…?んで、ダンジョン?とやらに行こうとしてる
「宝箱から転生アイテム来たんですよ!」
「おお〜!おめおめ!」
方や、自分の獲ったアイテムを話す人達
自分のイメージしていた酒場とはかけ離れていて、ロウドラゴンが竜族の少女と話したり、人形の影が天使と話していたり、敵対しているであろう、とイメージしていた種族が分け隔てなく楽しく会話していた
楽しそうだな
それが最初に俺が思った事だ
「こんにちは〜新参者ですが…よろしく…」
言いかけていたら、一気に全員の目がこちらに向く
「こんにちは!よろしく!」
「いやぁ〜新規の人が来るのは何時ぶりだろう…よろしく!」
「分からないことがあったら聞いてくれよ!」
誰もが頼もしく、優しい人しかいなかった。
どうやらここ、初心者酒場は転生という強化を行った回数が10回以内の人達が集まる場所であり、10回以内を越したら、卒業と言い、発言はできず見ることしかできないらしい
そして今日でここに滞在しようと決めた。
数カ月後
「いや〜、アナタも卒業ですか…」
「大丈夫ですわ、またどこか出会えますわ!」
誰もが話してて楽しいと思っていたが、個人で沢山話したヒカリお嬢様が卒業してしまった。最後まで、ヒカリお嬢様らしく堂々としていた。
いろんな人をギャンブラーにしようとした、悪魔のような天使さんも、卒業し寂しくなった
ペットを持つことの楽しさを教えてくれたタコさんも卒業した。
ここでできた話してて楽しい人たちが段々と卒業していった。こんな姿をしている俺を認めてくれて、話してくれた、人達がいなくなっていった。
今思い出すだけでも涙が出そうになる
寂しいけれど、最後に皆口を揃えていった。
今度は君が新しく来た人達に色々教えてあげて
と悲しい、寂しいが次の人のため…
そして引きずらないため
今日も塔に登りモンスターを狩る
「お、スピアー…また送ろう…」
こんな俺でも金を稼いで色んなアイテムを卒業した人達に送ったりしている
ちなみにだが、個人的に話しをしている卒業した人もいるが…やっぱり酒場じゃないと寂しく感じてしまう。
「ヒカリお嬢様…元気かな…ッ!ダメダメ!頑張って色々しなきゃ!」
塔から帰ってきた俺は色んな人に話を始めた…
するとドアの開いた音がした
今日も誰かがやってくる
「こんにちは〜…」
「お!はじめまして!よろしく!」
今日も初心者酒場に誰か来る