「いたぞ!こっちだ!」
『はぁ…はぁ…しつけえ…!』
息が上がるもうどれだけ逃げてきたかわからないが…それでも3人は追ってくる。
「いたぞ…!この病原体め…!」
『はは…病原体?なぁ、俺が病原体だって言う証拠なんかあんのかい?』
「そんなの…!あのお方が言ったんだ!」
『疑うことが下手だなお前ら』
「えぇい!者共!奴の言葉に耳を傾けるな!やるぞ!」
『…もういい、来いよ』
敵は武器を出す、剣、杖、拳銃
対する俺は武器は出さない
《落ちろ…!》
地面に手を当てた…アースクエイクか
地面に手を当てると、地面が震える
すぐにその場を移動しする
すると立っていた場所が割れ、底が見えない穴が出来た
『魔法ってのはこうするんだよ…!』
バチ…
指から雷光に包まれた細い一筋の光。轟音と共に電撃が繰り出される
魔法を使った後の隙は大きい、魔力を使えば使うほど……つまり
《きゃぁぁぁ…!》
命中、真っ黒焦げの人の完成ってね
空中で体勢を整え、着地しようとしたら
[…当たるな]
着地点に2発の弾丸が放たれた。
『舐めんな』
今度は指先から球状の炎を放つ
2発の弾丸をすぐにファイヤーボールを3発、2発は弾丸を捉えそのまま弾丸と相殺
そしてもう一発は
[ッ…!]
命中せず、敵の放った弾丸によって消滅した。
なんとか着地できた…が横から来るな
「オンラァ!」
剣が振り下ろされる
『あっぶねぇ…!』
アイスシールドを展開し剣を止めて、被弾を防ぐがMPが心許ない
「…よくがんばるなぁ…死ぬと言うのは変わらないのに」
攻撃がやんだ?なぜ?まぁ…返答するか
『死ぬ…?何を言う俺は生きるさ…』
後ろの拳銃を持ってるやつも何もしない?
「はぁ?実力の差は全くない2人、人数不利って物を知らねぇのかぁ?」
『そう言っても一人は黒焦げだけどな…』
「それはそいつが弱かっただけだ」
『…クズが』
コイツの仕事が何かわかった…雇われか、仲間の意識なんてものもない
「この仕事をしてる時点でクズだよ」
『…それを自覚してるのか…』
「お前は知ってるんだろ?俺らの正体に、憲兵なんて物じゃなく…じゃあ、楽しい楽しいお喋りは終わりだ…死ね」
氷の斬撃…!
『ファイヤーボール』
静かに魔法の名を発する、それと同時に先ほどの炎より大きな炎を放つ
2つがぶつかり合い、煙が充満する
『後七発か…ッ!?』
煙が発生し、攻撃が来ないと思っていたが…一発の弾丸が飛んできて、腕に当たった
『アイツか…!』
…どうにかして二人ともやるか、
「これで…しまいだぁぁぁ!」
もう一発氷の斬撃が煙を切り裂きながら飛んできた。
『全てを切り裂き、轟かせ!最大出力…!ライトニングッ!ボルトォォォォォ!』
ここで勝負を付けなきゃ終わる…そう思い残りのマジックポイントを全て使い、最大出力で魔法を放つ
迫ってくる氷の斬撃は雷に飲まれるが勢いが落ちずそのまま雇われどもに向かって進んでいき…
失明するほど眩しい光を放つ雷が命中した。