「おはようございま〜す!」
今日も俺は初心者酒場のドアを開けいつもと変わらず挨拶する。
「あ、黒衣さんおはようござます」
「シュラーフさんもおはようです、早いですねこんな早朝にいて」
「オールしたからです。」
彼女はシュラーフさん
シュラーフさんはよく枕型の爆弾を作っていてダンジョンに投げたりしているいつも眠そうな人だ
眠そうな理由はオールしたりとかだと思うが…気にしないでおこう
修理した攻撃爆撃機をペットにしたりと不思議な人である
この人は雨が嫌いで…雨のことを少しでも話そうとすると距離を置かれる
「今日はどうするんですか?」
「ギャンブル行ってその後コロシアムに行きますよ」
ギャンブルー…こんな少女っぽい人がギャンブルをする、この国に来て驚いた事だ、人の見た目で年齢を判断しないというが…よく止めないなと思う
「やっぱりか…前から色んな人にやめとけと言われたのに沼った…と」
「う…そうですけど楽しくって…」
「いいと思うますけど…程々にしてくださいよ…?」
この人には前科があったりするが…上げるときりがない
「そろそろ行きます。…また話すならまた後で」
「あ、はいまた会いましょうシュラーフさん」
正直なところシュラーフさんは不思議すぎて気になるが…聞いても何も答えてくれないだろう、だが俺も国を追放されたことも聞かれてないお互いなにも聞かないのである、暗い雰囲気にしないために
そう思っていたが事件は帰るときに起こった
「うわ…雨だ…早く宿に戻ろう…ん?シュラーフさんは…?酒場…であることを願うしかないか…」
今日の塔の帰り珍しく雨が降ってきて、シュラーフさんの心配をしながら急いで酒場に戻ろうとしたら…
「!」
「?これってシュラーフさんの爆撃機…なんでこんなところに」
シュラーフさんがいつも従えている爆撃機がなぜか外にいた、そんで俺についてこいと言わんばかりに何処かに行った。心配が的中してしまったのか?
「まさか…」
嫌な予感がして爆撃機を追うと…
「…なにしてるんですかシュラーフさん…」
「…」
シュラーフさんが膝を抱え、顔を埋めていた。
「…傘あります?」
「…」
何も言わない
「…行きましょう?そこにずっといると風邪ひきますよ?」
動かない、沈黙を貫いているよく見ると少し震えており、
「…今からやることは俺からやったこと…そうお伝え下さい」
自分の使っている傘をシュラーフさんに渡す。
彼女は顔を埋めているが傘をしっかりと握りしめる
彼女が気を許してる竜族の人もいない…しかも連絡手段もないし…酒場にも距離があってこの状態で一人にするわけには…
「…っ」
自分の無力を憎むが何も変わらない
自分じゃ彼女を助けることはできないと悟り
酒場に竜族の人を呼びに走る。