今日も静かに誰か来る   作:通りすがりのカードゲーマー

21 / 27
闇鍋

雪華Side

 

今日は何故か彼岸さんに呼ばれ彼岸さんが泊まっている宿に来たんだけど…

 

雪華「…人多くない?」

 

たこぴち「多いね」

 

ステラ「…多いですね…」

 

シアス「はい!多いですね!」

 

シュラーフ「うん…おおいね」

 

すみ「多いっすね…」

 

ミヤビ「…なんでこんなに人が…?」

 

色んな人がいたミヤビさんにタコさん、ステラさんにシアスさん、シュラーフさんもいる。

 

雪華「あの…もしかしてみんなって具材を持ってきてとか…言われた?」

 

 

全員が口を合わせそうだと言った…その時ちょうど

 

 

するとガチャ、と扉が開いた。

 

彼岸「お!集まってるな!」

 

ここに招いた本人が現れた。

 

彼岸Side

 

 

彼岸「いやぁ、今日は集まってもらって感謝しかないなぁ…」

 

雪華「はーい!彼岸さん!こんなに人と具材を集めてなにするんですか!」

 

彼岸「今日は…闇鍋をしようと思っている。」

 

そう言うとあーと納得したように頷く人もいれば…

 

雪華「やみ…なべ…?」

 

シュラーフ「……闇鍋?」

 

彼岸「闇鍋っていうのは複数人でそれぞれ誰が何を持ち寄ったか分からない状態で、暗闇の中で調理して食べるっていう感じ」

 

ミヤビ「あぁ…なるほど、だからこんなに人を呼んで具材を持ってきてもらってたんですね」

 

たこぴち「…お酒持ってくればよかったワ」

 

すみ「…やばい、変な具材持ってきちゃったかもっす…」

 

雪華「安心して!すみさん!私も()!」

 

すみ「そんな胸を張って言わないでほしいっす!?」

 

みやび「まったく…なにしてるんですか…」(私も言えませんけど)

 

そう話しながら俺の部屋のリビングに着いた。

そこには用意していた結構なサイズの鍋に醤油ベースの出汁が貼ってある。

 

彼岸「まぁまぁ…座ってや」

 

みやび「…あの、彼岸さんもしかして、私達もたべるんですか…?」

 

彼岸「?そうだよ…あー…なるほど。…まぁ!部屋を暗くして具材入れていって!」

 

そういった後に電気を消し、具材を皆が入れていく

 

……途中食材とは思えねぇ落としたが気にしないでいこう

 

数十分煮込ませ、味に影響しないくらいに闇魔法で鍋の中身を見えないようにする…………鍋ができたのはいいんだが…

 

 

彼岸「……なんか匂い甘くない?」

 

雪華「そ、そうかな?」

 

シアス「原因は…察してます…」

 

みやび「これ…だれから行きます?」

 

ステラ「…今回はお断り」

 

たこぴち「ちょっとタコさんもいいかなぁ…」

 

すみ「あはは…自分も…」

 

彼岸「まぁ…闇鍋しよって唐突に言った俺も悪いしな責任取って、俺から先に一品頂くぜ」

 

…箸を闇に入れ探る…

 

彼岸「……なんかでかい奴いんな!?」

 

どこ触っても硬いやつがいる…とってみるか

 

彼岸「…いただきまーす」

 

闇魔法で分からない…とりあえず、取り出し…一口

 

 

ガキーン

 

当たりに甲高い金属音のようなものが響いた。

 

彼岸「歯がぁ!?え?何食ったの俺…ってドラゴンバトルハンマー!?」

 

闇魔法が解除され、俺が食べた物が出てくる…出てきたのはドラゴンバトルハンマー…なんでや

 

みやび「あ、それ私です。」

 

彼岸「せめて食材を入れてくれ!?そんで甘いなこれ!?なんだ、なんかスープに入ってる…」

 

さて、ここからはダイジェストで行こう

 

次に食べたのはみやびさん

 

みやび「…怖いです…」

 

と震える手で取ったのは…鶏肉だ

 

シュラーフ「あ…それ私の…」

 

みやび「よかったぁぁ…」

 

安堵の息をだしながら鶏肉を頬張る。

 

みやび「……あー、なるほど彼岸さんの言いたいことわかった気がします。」

 

彼岸「だろ…?」

 

ステラ「…後の人が怖いんですけど…」

 

次は雪華

取ったのは

 

エビだ

 

たこぴち「あ!それタコさんの!」

 

雪華「ほんとですか!やった!当たり!甘くて美味しい!」

 

彼岸「甲殻類が甘かったらどうなんだ…?」

 

みやび「さぁ…わかりません」

 

シアス「というかこの鍋甘いんですね!少し安心」

 

シュラーフ「……鍋じゃなくてただのデザート鍋だった何かみたいになってる…」

 

次は…たこぴちさん

 

ガサゴソと鍋をつついていると…

 

たこぴち「これ!」

 

出てきたのは…フカヒレ

 

シアス「あ!それ僕のです!」

 

たこぴち「結構いいの入れるね〜…いただきまーす…ん〜!美味しいワ!」

 

一口でフカヒレ食べた…

 

シュラーフ「見てわかる…あたりだね」

 

すみ「羨ましいっす…」

 

さて羨ましがっているすみさんのターン

 

すみさんが取ったのは…

 

すみ「お!ネギっす!鍋では当たりっすよね!」

 

ミヤビ「私のです!」

 

すみ「ミヤビさんには感謝っす…!」

 

さて、最後になった。ステラ

 

 

ステラ「…ワタシの番だね〜ワタシが入れたのがでてくれればいいけど…っと…」

 

お箸を鍋に入れとりだす…そこには…お肉があった

 

ステラ「お〜やった」

 

彼岸「み…見るからに当たり…」

 

雪華「…いいなぁ〜」

 

ステラ「うん、美味しい」

 

さて…鍋の中の具材が全てなくなった。

 

彼岸「いやぁ、楽しんでくれた?」

 

雪華「楽しかったけど…とりあえず次やるとしたら普通に鍋が食べたいかな?」

 

「「「「「同感」」」」」

 

彼岸「あ〜…それはほんとにすまなかった、お詫びに郵便にプレゼント置いておいたから…許してな、ほんじゃ!今日はお開き…来てくれてありがとうね」

 

…そういうと皆が部屋を出ていった。

 

さて…

 

鍋に残ったスープを確認し一気に鍋を持ち上げスープを飲み干す

 

うどんがあったらしいが気づかなかったな…申し訳ない

 

彼岸「…ご馳走様でした」

 

両手を合わせて終わりましたとさ

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。