今日も静かに誰か来る   作:通りすがりのカードゲーマー

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Discordで書き合いしてたら普通に物語としてありだったから出させてもらいました!


ぴかぴーさん2

天空闘技場、70階道中の階段

いつもは30や40何階とかで止まるはずがここまで来てしまった。

 

「…こんな奇跡あるか…?ほぼほぼ回避して、会心とかでまくってるけど……まぁ、いいか次の対戦相手はだれかな〜」

 

70階のドアを開ける。

 

しかしドアは開かなかった……

End1, なんでやねん

 

「とはならなんからなぁ!」

 

すこしふざけた物が脳裏に浮かぶがしらねぇ!と思いながらドアに手をかけ、ドアを思いっきり押す。

 

重いドアの開く音が闘技場に響き渡る。

 

 

『あら、お客さんかな? ふふふ、歓迎するよ』

 

その声に聞き覚えしかない

 

「…アンタかぁ…」

 

片手で頭を抱える…そりゃそうだ相手は…

 

扉を開けきりその姿を見る

天使…いや幽霊がいた

 

『わぁ、彼岸さんじゃなーい! この階まで登ってくるなんて、強くなったんだねー?』

 

その場でぴょんぴょん跳ねる。

 

「…いやぁ…偶々だ…いつもは30階でうろうろしてるよ」

 

同世代、そのなかでも俺でも実力を知っている

その幽霊様…ぴかぴーさんだった。

 

闘技場のぴかぴーは、何か普段とは違う楽しみを感じているようだ。

 

『あれー、じゃあ強くなった訳じゃないのかなー?40階も上に来れるなんて、不思議だねー、どんなカラクリがあるのやら……おもしろいねっ!』

 

 

「……ふふ…こうなったらとことん抗って爪痕残してやるよ…」

 

ヤケクソとも言えが、無理矢理やる気をだしぴかぴーさんと距離をとる。

 

『その扉を開けちゃった以上、もうやるしかないからね〜っ』

 

 

『戦いになる以上、どれだけ親しい相手でもしーっかり勝ちに行くよ♪』

(霊力解放…… 双剣具現化……)

 

ぴかぴーの両手に青白く輝く剣が現れる。

 

「…全く…ほんとに、殺しがないだけありがたい」

 

負けることを想像するな、勝て必死になれ

自分に言い聞かせる。

 

3

 

 

 

2

 

 

 

1

 

開始のゴングが鳴った。

 

 

『ふふふ、目付きが変わったね…いい目をするようになったよ……』

 

旅人の知恵を使ったのだろう、目が少し変わった

 

ぴかぴーさんの場合運動神経もそうだが、霊力も一つになり、全てが意のままになる

 

「……そう言いながらバフ積んでくるのはどうかなっと!」

 

言い終わると同時、ファイヤーボールを2発放つ

 

(遅いね……)

 

宙を一回転しふわりと避けられる。

 

『この戦力差で攻撃が当たると思ったかい? 今までは運が良かったのかもしれないけど、わたしの前じゃそう上手く行かないよ!』

 

そりゃそうだほんとにラッキーパンチでしかここにこれてない

 

「…そうだな…俺は魔法なんてせいぜい4つしか使えないし、今までも運だ…けど…けど!、頭上注意、とでも言おう!

 

流星よ!天を裂け!」

 

こんどは天を裂くように流星が落ちてくるが…どうせこれも避けられるのだろう。

 

 

『だーかーらー、どんな魔法使っても結果はわかってるでしょ~っ♪』

 

「…ここで魔法連打してもあれだし…ただ魔法使わないと届かないもんなあれ」

 

地上戦などをし続けていたせいか攻撃の手が止まる。

 

その隙上位勢が逃すはずはなかった。

 

『あれれー、もう手がつきちゃったー?そしたらわたしの番でいいかなっ』

 

青白く輝いていた双剣が、白色の輝きに変化する...

 

『ふふふ、魔法同等の命中率だよ...避けれるかな?』

 

十中八九、フォーミューラーゼロだ…しかも旅人の知恵で強化もされている…当たったら即死か瀕死だな。

 

そう予測していたら刃が目の前までせまり、顔、胸に来たが

 

「……」

 

短剣を抜く

 

「ラストは…!っ!?…」

 

2本の剣の二撃、つまり即死の物はは弾くことができたが…

 

二撃を弾く際、

戻って来る剣一本の3撃目が無情にも彼岸の左腕を貫通する

 

「クッ…」

 

片手の短剣を落としてしまう

 

『ふーん、、2本も捌くかぁ~ やるじゃん♪』

 

ワクワクしてそうに空中でステップのようなことをしている…多分あぁやって攻撃に備えてるな…

 

「腕飛ばしたことには触れないかっ!」

 

短剣に魔力をこめる破魔の一撃を使い、剣先を伸ばして再度ぴかぴーさんを狙う

 

『まーたそんなにMP沢山つかってー、大丈夫ー?』

 

速い

 

だが、当てる当てなきゃ

 

「腐っても今世はMPと魔力が結構あるからな…心配することはない」

 

嘘である

 

後500ちょっとしか残ってない

 

『どんな魔法でも変わらないよー!避けちゃうもんね〜♪』

 

移動先を予測し、斬る方向を変えるとそこに吸い込まれるようにぴかぴーさんは回避をしてくれ…当たる

 

『いったーーい!!!!』

 

「当たりぃ!」

 

初の初撃が当たったことに喜びながらも、空にいるぴかぴーさんとできるだけ距離を詰める。

 

ここで…終わらせる…!

 

内なる決意を固めるが、わかる、絶対に物理は通じない…なんせ格上だから、絶対にダメージが通らないここまで上がってこれた所以それはこの魔法のおかげだ

 

「今ならやるしかない…!」

 

接近する最中バチバチと言うスパーク音が響く、アルケミでは使った場合魔法職はMPが無くなるため使われることはない技

一つの魔法の為だけに全てのMPを使う、愚行とも呼べる行為

 

右手を突き出し宣言する

 

「全てを切り裂き、轟かせ!最大出力…!ライトニングッ!ボルトォォォォォ!

 

稲妻走る魔法がぴかぴーに迫る。

 

『わわわわわ、なんか見たことない稲妻がぁぁぁ!?』

 

そのままさっきの破魔の一撃がきいているのか動けなくなっていた。

 

ここで倒せなければ俺の負け

 

ここで耐えればぴかぴーさんの勝ち

 

 

 

稲妻が、収まる

 

もうーー、いったーーいっ!!!!!

 

ぴかぴーはふらふらしながらもまた浮遊しだす。

 

「…届かなかったかぁ…」

 

地面仰向けになる。

 

『いい攻撃だったけど、まだまだ私には届かないね...!』

 

 

『これで、おしまい。。たのしかったよ。。。』

 

 

ぴかぴーの双剣が、霊力と共鳴し強く光りだす。

ぴかぴーは彼岸にむかって一直線に加速する...

 

「………完敗だ…だが…!」

 

気合いで立ち上がる

 

「ここでそのまま負けてもな…!」

 

加速してきたぴかぴーを迎え撃とうとする。

 

スキルを使った一撃と、通常攻撃…無論強いのは

 

 

 

『えへへ…ありがとう楽しかったよ!』

 

最後に俺が見たのは勝利のVサインをするぴかぴーさんだった。

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