朝の初心者酒場、朝のせいか人が少なく見えても数人しかいないそんな中、一人珍しい人を見つけた。
「すみさんおはよう、今日の分の祈りは終わったんですか?」
「おはよう、黒衣さん今日の祈りはまだ終わっていません」
「ほー珍しい、いつもは終わらせてから来るのに」
「今日ばっかりは…すこし用がございまして」
初心者酒場で一人でのんびり、炭酸水を飲んでいると
すみさんがきた
すみさん、
俺とほぼほぼ同期の人で強さ的に言えば彼の方が強い、話してて面白く、フレンドリーなおかけで俺がラフで話せる数少ない人だ
神を信じていて毎朝祈りを捧げており
いつもお昼ぐらいに来る人
そのおかげかわからないがアイテムをよくドロップしている印象がある。
俺が、さん付けをしているが男だ
「用とは…?」
「転生するんですよ、その時に祈りを捧げようと思ってて」
「あ〜!なるほど!転生かぁ…俺もそろそろなんだよなぁ」
転生、前にも話したがこの世界は転生することによって強くなる
神様がランダムに今ついてる職業の技をマスターするというもの
…言うならば、自分が欲しい技を取れないということでもある。
すみさんは転生を神様からのギフトと思っており、なにが来ても喜ぶいい人である
前、見た人は盛大に土下座みたいなのしてウソダドンドコドーンって言ってたなぁ…懐かしい
「あぁ…我が神様はなにを選んでくれるのでしょうか…楽しみです♪」
「すみさんのその精神は見習うべきか…」
「!黒衣さんも!神様を信仰するんですか!なら!ぜひ!俺と!同じ神様を!」
全力でこっちに近づいてくる…
なんで聖書っぽいのあるんだよ!?
そしてそんな本どこに売ってるんだよ!?
ツッコミどころ満載であったが近づいてくるすみさんになんとか反応し話をする。
「落ち着け落ち着け!?口調が!後!俺は…すみさんのポジティブな精神を見習おうとしてるのであって!俺は神様を信仰はしないんです!」
「は!いけないいけない、失礼しました…残念です。私と共に我が神を信仰できればよかったのですが…いつでも我が神は黒衣さんが来ることを願っています。っと…では行ってきます。」
「はぁ…はぁ…あぁ……転生ね…いってらっしゃい…」
あの人俺より強いから余計に体力使ったぁ…
すぐそこに椅子があったため座り込む。
「面白い人しかいねぇな、ほんとに」
先程飲んで少ししかない炭酸水を喉に流し込む
「ッカー…美味」
数時間後 お昼
朝の時間帯に話してたすみさんをまた見つけた。
なにやら興奮してなにかを話してる?
「やっほ〜すみさん、どうしたの?なんかいいことあった?」
「あ!黒衣さん!聞いてくださいよ!私の欲しいスキルが一発で来たり!宝石という希少アイテムがポストにあったり!
幸運つづきなんですよ!
やっぱりこれも全て我が神のおかげ…!」
…言えない、宝石は俺が入れといたなんて言えない
「そうなのか!よかったな!じゃあ今日は俺の奢りで好きなだけ飲んでもいいぞ!」
「本当ですか!?」
今日はお金もまぁまぁあるし奢った、これで忘れてくれと刹に願う