今日も静かに誰か来る   作:通りすがりのカードゲーマー

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魔鉱都市コバルナノーグ

「ここかぁ!コバルナノーグ!」

 

 

今日は、珍しく初心者酒場がある街ではなく

 

街から外に出て、ある都市にきた

その都市の名はコバルナノーグ

地上には都市はなく、地下に都市ができている商業国家だ、この都市でしか取れない鉱石や地上の街にすらあまり出回らない、精霊石と言うものも採れるというこの場所になぜ来たかと言うと…

 

「お!やっぱりあった!ランタン!買うには…やっべ金足りない…」

 

火精石のランタンこれを初心者酒場の皆に渡すのが目的である、このランタン燃料いらずの優れものなのだが…コバルナノーグ以外で買おうとすると金額がバカみたいな値段になる

それほど半永久的に光り続ける光というものは希少であり、どれほど欲する人がいるのかわかる。

 

だが!そんなランタンをこの国はなんと60円で買えるという!

安い!超がつくほど安い!

が!そう簡単に行かないのが普通、そうランタンをもらうには…もちろんお金で払うこともできるが、お金がない場合労働で払うことができるのである。

 

「すみませーん!ツルハシ貸してもらっても?」

 

《あ、はーい!登録なども…もうできてますね!採掘場にご案内します!》

 

ヘル子さんからツルハシを受け取り、採掘場に案内してもう

 

採掘場、先程も言った珍しい鉱石などを採っている大元でありかなり採掘されているが今でも鉱石は出てくるようで

採掘している人が大量にいてツルハシを振り下ろしている音がこだまする

 

つまり今から黒衣はこの中の一員(炭鉱夫)になるのである

 

《ここが黒衣さんの採掘してもらう場所になります!頑張ってください!》

 

「ありがとうございまーす!」

 

ヘル子さんが帰っていくのを確信しツルハシを持ち上げる

 

 

ツルハシを振り下ろす岩を削る

 

カン!カン!

 

「お、なんか青い」

 

削った岩の側面に青い光が見えた。

専門家などではないので何の鉱石かわからないが、鑑定所があるのでそこで纏めて出そう

 

「フッ…!」

 

カン!ガン!

 

この作業が楽しくなっていき、夢中にツルハシを降ろす。

 

数時間後

 

 

「ふ〜…このくらいでいいかな?」

 

かなりの量の鉱石を袋に詰め受付のところに戻り袋を渡す

 

《はい!確かに受け取りました!査定が終わるまでお時間がありますのでどうぞ!コバルナノーグをお楽しみください!》

 

どうやら時間がかかるようなのでこの都市で時間を潰そう

と思い向かった先は黒曜の雫と言うなの酒場だ

扉を開けると老若男女関係なく楽しく酒を飲んでいた。

 

「店主さーんビール!」

 

《はいよー!》

 

席に座りビールを注文する、初心者酒場ではあまり飲まなかったのだが、ここには知人がいないため遠慮なく飲める

 

すると

 

バァン!

 

扉が大きな音を立て開いき入ってきたのはかなりの大男だった。おそらく彼も炭鉱夫なのだろう

 

[くはは…おい、店主俺のいつもの席が奪われてるじゃねぇか?]

 

《はい?お客様…うちの常連じゃ…》

 

大男が言葉を遮り話す

 

[おいおい!常連の顔を忘れたとは言わせねぇぞ?早くこの黒い野郎をどかせって言ってるんだよ!]

 

「…めんどくさくなってきたな」

 

[あぁ?テメェ今何つった?聞き間違いか?俺には殴ってくださいって聞こえたぞ?]

 

「やれるもんならやってみな」

 

[テメェ…!]

 

男が拳を振り上げる、が迎撃なんてしない

なぜか?

それは簡単

 

振り上げた拳を誰かが受け止めた

 

『はい、やった』

 

[あ?テメェもだれだよ?]

 

『あれ、わかんない?ルジュムガードだよクズ』

 

[は!?ルジュムガードがなんでこんなところに!?]

 

ルジュムガード、それはコバルナノーグの生み出す利益と資源は、犯罪組織や密売者にとって格好の標的でもある。だから出来たのがこのルジュムガードである。

 

『それにしても、よく僕がルジュムガードってわかったな?』

 

「そりゃああんだけジロジロ見られればわかりますよ、いつでも動けるようにしてたようでしたし」

 

『…ホントにキミ何者?まぁいいやこの人連行してくるからほら歩け』

 

いつの間にか拘束されていた。男が声一つ上げず拘束…いや気絶?させられていたことに気づかなかった。

 

数分後、ビールが届くと同時に彼女は戻ってきた。

 

『はじめまして黒い人僕はエリィ、よろしく』

 

「エリィさんさっきは助けていただいてありがとうございます」

 

『どういたしまして』

 

ビールを飲み干し時間を確認する、もう査定が終わっている時間であり

 

「お礼をしたいんですが…査定が終わるのでまたどこかで」

 

『分かったまたどこかで』

 

案外あっさりと解放してくれ

ヘル子さんのところに向かい査定をみると…

 

「ェェェェ!?こんなに!?」 

 

《はい!黒衣さんの採掘した中に希少な鉱石や精霊石がありましたので…当然の値段です。》

 

「あ…そうなんですか…じゃあランタンと交換ってことで…」

 

《わかりました…はい!こちらで!》

 

「おお…ありがとうございます。」

 

結構な数のランタンを受け取り、コバルナノーグを後にし

初心者酒場に向かう




今回、使わせていただきましたコバルナノーグの皆様、ここでも感謝させていただきます。
本当にありがとうございます。
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