『あ!黒衣さん!こんにちはってなんですか?その袋?』
「あ、月とくんこんにちはそうだね、すこしあるお国にお買い物をしてね…それのお土産」
『へ〜!何買ったんですか?』
「お、いいぞ!買ったのは…これさ!」
『おぉ〜ってなにこれ?ランタン…?って!このランタンまさか!』
袋の中から取り出したのはコバルナノーグで
「その様子なら知ってるよね!そう!コバルナノーグで買ったんだ
夜の行動する時に必須と言われてる火精石っていう魔力があれば半永久的に燃え続ける炎を使ってるから、普通に買うと高くて手が出せないんだけどね…俺の行った国で労働して買っちゃった〜!」
前の日にコバルナノーグで
『うわぁ!いいなぁ…これほんとに高いんですよね…』
「ふふふ…そういうと思って…!はい!月とさん用のランタン」
そう言ってランタンを差し出す。
『え!?いいんですか!?高いのに!』
「いつもの話してくれるお礼も含めてだから受け取ってくれ!」
「ありがとうございます!」
ランタンは日中でもその光を放ち続けているランタンを月とさんに手渡す
『綺麗だなぁ…』
ランタンの光に目を奪われている…買ってよかった。
「あ、消えそうだなって思ったら魔力注げばまた光るからね」
『はい!わかりました!』
うん、すげぇいい子
っと紹介を忘れてた。
この人は月とさん
すこし俺より小さいが俺より先輩で好奇心旺盛でついこの間初心者酒場を卒業した人であり話してて楽しい人である。
余談だが、実はこの人と最初にで会った場所はこの街ではなく外なのである。
「いやぁ…それにしても月とさんが羨ましく感じます」
『ん?なんで?』
「なんというか…自由と言いますが…」
『自由…なのかな?僕はね、新しい物語を求めてるんだ!黒衣さんの物語も教えてほしいと思ってるし、色んな人の物語がずっと気になってるんだ!』
彼を突き動かす物それは人の物語であり、ここにいる理由でもある、そう思えるほどに彼は楽しそうに語っている。
「俺の物語ですか…」
前すこし話した時に月とさんが言っていたことを思い出す。
『君の話を聞くと、劇場の裏側にも冒険が潜んでいるようだね。どんなストーリーが待っているのか、ちょっと気になるよ。』
劇場の裏側、それがなにを示しているのかわからない
ここに来てからのことか?
それとも追放させられた時か?
「禄でもありませんよ?」
そんな疑問を振り払うように話さないようにする
『碌でもなくても君の物語、まだ途中なんだよ、次のページをめくるのはどんな冒険かな?』
なんというか…この人が神様とかでも驚きはしないだろうと思った。