Re.ありふれない錬成師で最高最善の魔王、世界最強を超越する   作:天元突破クローズエボルハザード

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今回も、ハジメさんの怒りが大爆発します。激おコンコンブチギレ―ザーブースト並みに。後、初変身です。
目覚めろ、その魂!

追記:sa-xさん、誤字報告ありがとうございました!


00:12/グランドタイム2019

ユエ「ハジメ……いつもより慎重……。」

ハジメ「まぁね、次がラスボス戦だと思うからさ。万が一に備えて、色々準備しておこうと思って。」

いよいよ次で100階層目、その一歩手前の階層にて俺は準備を進め、その様子をユエは見ていた。

ここがユエの叔父殿の言っていた、"真のオルクス"の最終地点なのだろう。

既にここまでの道中は、65層のベヒモスでは到底相手にならないレベルの魔物でいっぱいだったしな。

保険はいくらでもあった方がいい、迷宮探索での基本だ。

 

因みに現在の俺のステータスはこうだ。

 


 

 

南雲ハジメ 17歳 男 レベル:――

 

天職:錬成師・???

 

筋力:266666(?)

 

体力:156666(?)

 

耐性:186666(?)

 

敏捷:126666(?)

 

魔力:66666(?)

 

魔耐:66666(?)

 

技能:

錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合][+複製錬成][+圧縮錬成][+遠隔錬成][+自動錬成][+構造把握][+イメージ補強力上昇][+消費魔力減少][+並列処理思考][+整地][+高速錬成]・全属性適性・危機察知・魔力供給・全属性耐性・複合魔法・縮地・瞬動・先読・夜目・予測領域拡大・剛力・金剛・物理耐性・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解・抜刀術・剛腕・戦闘続行・早読・未来予知・加減上手・プラスウルトラ・最強王者・無限の成長・地球の記憶・地球の本棚・モーフィングパワー・音撃打・クロックアップ・ワープドライブ(宇宙)・黄金の果実・オールエンジン・無敵化・浄化作用・時間操作・剣術・クロックダウン・ライダーサモン・アイテム操作・ゲームエリア展開・ブラックホール・聖剣創造・コズミックエナジー・無限の思い・七つの大罪・メダルコンボ・創世の力・錬金術・ガッチャ・眷属召喚・食没・悪魔の押印・毒無効・波紋・全集中の呼吸・火之神神楽・幽波紋・胃酸強化・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・赤熱化[+熱耐性]・恐慌耐性・威圧・天歩[+空力][+豪脚]・風爪・遠見・麻痺耐性・石化耐性・念話・熱源感知

 

 


 

正直、地上では隠匿必須レベルの強さだ。そして、全ての準備を終えた俺達は、階下へと続く階段へと向かった。

その階層は、直径5mもある無数の強力な柱に支えられた広大な空間だった。

規則正しく一定間隔で並んだそれは、一つ一つに螺旋模様と木の蔓が巻きついた様な彫刻が彫られている。

天井まで30m以上はあり、地面も荒れた所は無く平で綺麗なもので、どこか荘厳さを感じさせる空間だった。

 

俺達が足を踏み入れると、全ての柱が淡く輝き始めた。

一瞬警戒するが、その光が俺達を起点に奥へ続いていくだけで、今のところ何も起こらなかった。

引き続き警戒を続けながらも、歩みを進めることにした。

 

200mも進んだ頃、遂に行き止まりに達した。それもただの壁ではない、巨大な扉だ。

全長10mはある巨大な両開きの扉で、これまた美しい彫刻が彫られている。

特に、七角形の頂点に描かれた何らかの文様が特徴的だ。どうやらあれが、最後の部屋への入り口のようだ。

とはいえ、最後の柱と扉の間には、如何にも怪しげな空間が広がっている。それも30m程の。

 

ハジメ「これ、絶対ラスボスとか出てきそうだよなぁ……仕方がない、行こうか。」

ユエ「……んっ!」

互いにこの先にある何かを感じ、覚悟を決めた俺達は二人揃って踏み出し、とうとう最後の柱の間を越えた。

 

その瞬間、扉と俺たちの間の30m程の空間に巨大な魔法陣が現れた。

赤黒い光を放ち、脈打つようにドクンドクンと音を響かせる。まるで、65層の時のように。

だがこちらは3倍以上の大きさを誇っており、構築された式も複雑で精密だ。

 

ハジメ「さて、どんな奴が相手か……まさか巨人とか龍とかベタなものじゃあないよな?」

ユエ「……大丈夫……私達、負けない……!」

俺は強敵への期待を込めた笑みを浮かべ、ユエは決然とした表情を崩さず俺の腕をギュッと掴んだ。

その言葉に「当然だ。」と返し、魔法陣を睨みつける。

 

やはりこの魔法陣から出てくる化物が最後の門番のようだ。奴を倒さないと先へは進めないらしい。

そして、魔法陣はより一層輝くと遂に弾けるように光を放った。

咄嗟に腕を翳し目を潰されないようにする。光が収まった時、そこに現れたのは――

 

体長30mの体に六つの頭と長い首、鋭い牙と赤黒い眼の化け物。例えるなら神話の怪物ヒュドラだ。

 

「「「「「「クルゥァァアアン!!」」」」」」

不思議な音色の絶叫をあげながら六対の眼光がこちらを射貫く。

身の程知らずな侵入者に裁きを与えようとでも言いたげな鋭さの殺気を放ち、赤い紋様が刻まれた頭がガパッと口を開き火炎放射を放った。

まるで炎の壁のようだ、だがこの程度はジャブに過ぎない。

 

ハジメ「"スノー・シールド"!"グレイシャル・ブレス"!」

迫る炎を冷気で形成した盾で防ぎつつ、氷の吐息で強度を上げる。

その陰からユエが"氷弾"を放ち、俺がもう片方の手でドンナーで狙撃する。

同時に別々の方向に飛んでいき、俺の攻撃で火炎放射を放った赤頭(恐らく赤龍?)が吹き飛んだ。先ずは一つか。

 

「クルゥアン!」リザレクショーン

と思っていたら、白い文様の入った頭が叫び、吹き飛んだ赤頭を白い光が包み込んだ。

すると、まるで逆再生でもしているかの様に赤頭が元に戻った。あの白頭、再生能力持ちか?

と思っていると、ユエの"氷弾"が緑の文様がある頭を吹き飛ばした。が、同様に白頭の叫びで回復してしまった。

 

ハジメ『ユエ、あの白いやつから殺ろう。あいつがいると、倒してもキリがない。』

ユエ『んっ!』

早速ユエに"念話"で伝えると、青い文様の頭が口から散弾のように氷の礫を吐き出してきた。

ハジメ「"ドラゴンフレイム"!」

それを炎のカーテンで相殺し、死角を作りつつ、手元にドンナーを呼び出し、白頭を狙撃する。

 

ドパンッ!

ユエ「"緋槍"!」

閃光と燃え盛る槍が白頭に迫る。

が、黄色の文様の頭がサッと射線に入りその頭を一瞬で肥大化させ、盾となってこちらの攻撃を防いでしまった。

その衝撃と爆炎の後には、無傷の黄頭が平然とそこにいてこちらを睥睨していた。

 

ハジメ「盾役もいるのかよ……面倒だな。」

そうぼやきつつ、"機召銃マグナバイザー"と"鋼の巨人マグナギガ"、そして"ブルキャンガトリング"を呼び出し、両方を手にする。

後は、ブルキャンガトリングの大型駆動輪"ウィーループ"をぶん回し、マグナバイザーをマグナギガに接続する。

これで準備は完了、攻撃が来る前に引き金を引いた。

 

《final vent》ズドドドドドドド!!!

 

その瞬間、マグナギガの各部装甲が展開し、銃砲撃の嵐"エンドオブワールド"が黄頭を襲う。

同時に、ブルキャンガトリングから放たれた無数の弾丸もそれに追随し、他の頭共々ハチの巣にする。

ユエもそこに合わせて"緋槍"を連発しており、次々にダメージを与えていった。

本当なら"蒼天"さえ使えれば行けそうだが、最上級を使う以上絶対にあてる必要がある。

今のユエの魔力量では一発が限界だろう、吸血で回復させようにも首を半数まで減らさないと危険だ。

 

「クルゥアン!」

しかし、すかさず白頭が回復させる。が、そこへグルキャンガトリングから携行用多目的巡航4連ミサイルランチャー"ギガント"に切り替え、全弾ぶっ放してやったため、それらが被弾し大ダメージを負ったのか、苦痛に悲鳴を上げながら悶えている。

今が好機と見た俺は、ユエに"念話"で畳みかける合図を送ろうとした。が、その時。

 

ユエ「いやぁああああ!!!」

ハジメ「!?ユエ!」

突如、ユエの絶叫が響いた。

咄嗟に身体強化を使ってユエに駆け寄り、近くにいた黒頭と青頭を吹っ飛ばす。

そしてそのままユエを抱え、再び身体強化で柱の陰へと移動した。

 

ハジメ「ユエ、しっかりしろ!」

ユエ「……」

呼びかけにも反応せず、青ざめた表情でガタガタと震えるユエ。クソッ!あの黒頭、厄介な状態異常かけやがって!

彼女の頬を叩き、"念話"でも呼びかけるがまだ震えている。ならばとエナジーアイテムと神水も併用する。

暫くすると虚ろだったユエの瞳に光が宿り始めた。

 

ユエ「……ハジメ?」

ハジメ「あぁ俺だ。大丈夫か?一体何をされた?」

パチパチと瞬きしながらユエは俺の存在を確認する様に、その小さな手を伸ばし顔に触れる。

それで漸く俺が目の前にいると実感したのか、安堵の吐息を漏らし目の端に涙を溜め始めた。

 

ユエ「……よかった……見捨てられたと……また暗闇に一人で……。」

ハジメ「!…精神攻撃か、よりにもよってユエにやるなんて……!」

怯えながらもその内容を、ユエは話してくれた。

黒頭がこちらを見た時、突然、強烈な不安感に襲われ気がつけば俺に見捨てられ、再び封印される光景が頭いっぱいに広がっていたという。

そして、何も考えられなくなり恐怖に縛られて動けなくなったと。

 

ハジメ「野郎……何処まで人をコケにしやがるんだ!」

ユエ「……ハジメ」

敵の意地汚さに苛立っていると、ユエは不安そうな瞳を向ける。

余程恐ろしい光景だったのだろう。いくら真実を知ったとはいえ、見捨てられるかもしれないという不安は残る。

自分と共に道を歩んでくれる人がいなくなるというのは、とても悲しいことだろう。

俺だって、想像しただけで心が締め付けられる想いだ。

 

それだけではない、ユエ自身300年も独りぼっちで封印されていて、何も口にさせてもらえなかった。

封印が解かれても、吸血鬼という理由だけで差別されるかもしれない。

一度得た陽だまりが、温もりが、失われてしまうということは、胸が張り裂けそうになる思いなのだ。

そんな悪夢を見せたヒュドラに怒り、拳をきつく握りしめる。すると、

 

ユエ「……私……。」

泣きそうな、不安そうな表情で震えるユエが目に入った。

 

 

 

 

 

 

プッツゥ――ン!!!

 

 

 

 

 

 

瞬間、俺の中で何かが切れた。

 


 

ユエ「……あ……。」

ハジメは、服の裾を思わず掴んで震えているユエの頭を撫で、その小さな体を抱きしめた。

ハジメ「……ユエ、ここで待ってて。直ぐに、終わらせて来るから。」

それだけ言うとユエを残し、ハジメは柱から出てヒュドラの前に姿を現した。

愚かにも目の前へやってきた標的を、鋭い眼差しで射貫くヒュドラは咆哮を上げる。が、

 

 

 

 

 

 

ハジメ「うるせぇよ。」

 

 

 

 

 

その瞬間、音が消えたかのような静寂が空間を満たし、同時に時が止められたかのような寒気がヒュドラの肉体を走る。

それほどまでに膨大な殺気を、ハジメは放っていた。

 

「!?クルゥゥゥゥアァァァン!!」

その尊大な力を感じたヒュドラは奥の手である7匹目の首を出し、同時に足腰の筋肉を発達させて2本の足で立つと、目の前にいる圧倒的な強さの敵を威圧するように立ちはだかる。

 

ハジメ「……なんだ、所詮はこの程度か。」

しかし、ハジメは驚くどころか眉一つピクリともせず、ただヒュドラを嘲笑していた。

それに苛立ったのか、ヒュドラは全ての頭からブレスを放とうとしていた。

 

ハジメ「貴様程度、オーマジオウになるまでもない。」

そう言ってハジメは、巨大な腕時計を模したクリアホワイトのベルト"ジクウドライバー"を取り出し、腰に巻いた。

 

『ジクウドライバー!』

 

ハジメ「こいつで、片付ける。」

次にハジメが取り出したのは、2種類の時計型のアイテム。

片方はベルトと同じクリアホワイトのウォッチ――ジオウの変身には欠かせない"ジオウライドウォッチ"だ。

もう片方は、正面がジオウライドウォッチに似ているが、周囲に時計の装飾がある黄金かつ派手な配色の大型ウォッチ――魔王の力の一端"グランドジオウライドウォッチ"だ。

取り出した2つのうち、ジオウライドウォッチだけリングパーツ"ウェイクベゼル"を回すと、ハジメは両方の上部のボタン"ライドオンスターター"を押した。

 

『ジオウ!』

『グランドジオウ!』

 

すると、両方の音声が鳴り響き、グランドジオウライドウォッチの左右から、平成ライダー達の顔が描かれたレリーフがせり出してきた。

それを確認したハジメは、ドライバーの両端にあるスロットの内、右のスロット"D'9スロット"にジオウライドウォッチを、左のスロット"D'3スロット"にグランドジオウライドウォッチを、それぞれはめ込み、ドライバーの天面にあるボタン"ライドオンリューザー"を押してドライバーのロックを外した。

 

『(アークル)(オルタリング)アドベント!COMPLETE!ターンアップ!(音角)CHANGEBEETLE!

ソードフォーム!ウェイクアップ!カメンライド!サイクロン!ジョーカー!タカ・トラ・バッタ!3・2・1!

シャバドゥビタッチヘンシーン!ソイヤッ!ドライブ!カイガン!レベルアップ!ベストマッチ!

ライダータイム!』

その瞬間、荘厳なる王の詩が鳴り響き、地中から巨大な黄金の時計台と、ジオウ含む歴代平成ライダーの石像がハジメの背後に出現する。

 

「クルゥゥゥゥアァァァン!!!」

その光景に本能が警鐘を鳴らしたのか、ヒュドラは全てのブレスを吐き出した。6色の咆哮が、ハジメに迫る。

ユエ「ッ!ハジメェ!」

思わず悲痛の叫びをあげるユエ、しかしハジメは未だに落ち着き払っており、時計の針のようなポーズを切っていた。

 

ハジメ「変身!」

そして、変身の鍵となるその言霊と同時に、ハジメは反時計回りにクリアホワイトの大型腕時計"ジクウサーキュラー"を一回転させた。

瞬間、世界は廻り、理は反転した。

 

『ライダータイム!』

 

その音声と共に、時計の針が10時10分を指し、時計の文字盤に「ライダー」の文字が浮かび上がった。

"ジクウサーキュラー"がライドウォッチのデータを同心円状に展開・ロードし、本体内部機構"ジクウマトリクス"によって装備が実体化される。

それによりブレスは悉く弾かれ、ハジメにはかすり傷一つつかなかった。

 

『仮面ライダージオウ!』

 

直後、周りを無数の金属製腕時計のバンドの輪の様なエフェクトが回転、黒をベースとし、銀のバンドの様なものが中央にあるスーツが装着される。

そして背後の「ライダー」の文字を模した複眼"インジケーションアイ"文字盤からマスクにセットされる。

 

『グランドタイム!』

 

そこから更に、ライダー達が黄金のフレームに取り込まれる。

 

『クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!

ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!』

 

それぞれの平成ライダーが、俺の身体に張り付く様に装着されてアーマーが形成される。

そのフレームが開けばライダー達が現れ、それぞれの決めポーズを取って固定される。

 

『祝え!仮面ライダーグランドジオウ!』

 

最後に頭頂部にジオウが固定されると「ライダー」のインジケーションアイがセットされる。

その生誕を祝福するかの如く、周囲に時計状の金の紙吹雪が舞っている。

そして土煙が晴れ、そこから現れたのは――黄金の鎧を身に纏う、最高最善の魔王だった。

 

【祝え!全ての平成ライダーの力を手に入れ、最強となった南雲ハジメ。

その名も仮面ライダーグランドジオウ!もはや言葉は不要。ただこの瞬間を味わうがいいッ!!】

 

ハジメ「さぁ、ハイライトだ。」

何処からともなく響く祝福をよそに、ハジメは両方のウォッチのボタンを押し、必殺の態勢に入った。

 

『フィニッシュタイム!』

『グランドジオウ!』

 

ヒュドラもハジメの行動に気づき、今までのブレスとは比べ物にならない程の魔力を溜め始めた。

どうやら、文字通り全力のブレスでハジメを迎え撃つようだ。

そして、ハジメは再びベルトを回し、時冠大王剣"サイキョージカンギレード"を呼び出し、構えた。

 

『オールトゥエンティータイムブレイク!!!』

 

その音声と共に、7つの人型の幻影がハジメの横に並び立つ。

 

現れたのは、

●黒いスーツに黄金の鎧を纏う、コーカサスのような戦士(ブレイド・キングフォーム)

●燃え盛る真紅の装甲を纏った、屈強な鬼武者のような戦士(装甲響鬼)

●甲虫を模した真紅の鎧に、大きな角と虹色の羽を持った戦士(カブト・ハイパーフォーム)

●3体の恐竜をモチーフにした紫の鎧を持つ、無欲の戦士(オーズ・プトティラ コンボ)

●ロケットを模した水色と銀色の鎧を持つ、青春と絆の戦士(フォーゼ・コズミックステイツ)

●淡い水色のような白銀の鎧を身に纏った、最後の希望の戦士(ウィザード・インフィニティースタイル)

●様々な果実が描かれた聖銀の西洋鎧に身を包む、破邪の戦士(鎧武・極アームズ)

の7人だった。彼等も一斉に武器を構え、両者のにらみ合いが続いた。

 

『キング!ギリギリスラッシュ!』

 

ハジメ「"平成・レジェンドリーム"!!!ゼェェェリャアアア!!!」

そしてハジメがサイキョージカンギレードを大きく掲げたのを合図に、互いの攻撃が放たれ、激突した。

ハジメとライダー達の7つの斬撃と、白頭除くヒュドラの6つ首のブレスは、威力が拮抗しているかに見えた。

 

ハジメ「……足りねぇなぁ……。」

突然、ハジメがそう呟いた時、幻影がさらに増え、ヒュドラを取り囲んだ。

その幻影は次々にライダーへと姿を変え、ヒュドラへと攻撃を開始した。

 

ハジメ「力も、」ドガァァァァン!!!

クウガ、ファイズ、ディケイド、エグゼイドによるキック、

ハジメ「手数も、」ズパァァァンッ!!!

アギト、龍騎、電王、キバ、ゴーストによる斬撃

ハジメ「何より美学も、全然足りてねぇんだよォ!この三下ァ!!!」ズドォォォン!!!

W、ドライブ、ビルドによる砲撃が、無防備なヒュドラを襲う。

 

「クルゥゥゥゥアァァァ!?!?!?」

余りにも容赦のない威力の攻撃が、連続で叩き込まれたとなれば耐え切れないのか、ヒュドラは悲鳴を上げた。

が、ハジメさんは容赦しない。

 

ハジメ「たとえ、地の果てだろうが、宇宙だろうが、地獄だろうが、異世界だろうが……

どこへ逃げよォが、必ず一手でテメェを完膚なきまでに粉砕する。」

拮抗していたブレスを押し返し、ライダー達の斬撃が次々と銀頭以外の首を切り飛ばす。

 

クルゥァァァァアアアア!?!?!?

さしものヒュドラもこの状況を危機と感じたのか、身体の形状を変化させる。

すると、切られた全ての首が大砲のようになり、そこからも極光がハジメに向けて多方向から放たれる。

ユエ「!ハジメ!」

この物量は流石に不利と感じ、ユエはハジメの助けに入ろうとする。

 

ハジメ「美学が足りてねぇテメェに教えてやるよ。」

しかし、ハジメは慌てることも無く続ける。その証拠に、ハジメの周りにまたも幻影が現れる。

その内の2つが突然増殖(倍バイス)を始めたかと思えば、周りから放たれる極光を次々とキックで相殺していく。

残りのうち、黄色い戦士(01)水色の戦士(ガッチャード)が空中へと跳躍し、キックを放つ。

赤い戦士(セイバー)紫の戦士(ガヴ)白い戦士(ギーツ)はそれぞれの武器から斬撃を放ち、極光とぶつかり合う斬撃を後押しするように、押し出した。そして、

 

ハジメ「これが、超一流のラスボスのやり方だ。クソ蜥蜴ェ!!!」

ダメ押しとばかりに、右手で剣を振り下ろしたまま、左手で先程取り出した"シュラーゲン"の引き金を引いた。

その銃口から放たれた閃光は、銀頭の脳天を貫き、その生命を刈り取った。

最後に、極光が消えたことで勢いを取り戻した斬撃が銀頭を切り飛ばし、ヒュドラの胴体を真っ二つにしてみせた。

 

ハジメ「……ざまぁねぇな、テメェ如きが俺に敵う訳ねぇだろうに。」

そう言ってハジメは変身を解除すると、

 

バキィッ!

 

ハジメ「!っつー……。」

ユエ「ハジメ!?」

なんと、自分を殴りだしたのだった。

 


 

ユエ「ハジメ!?どうしたの!?なんで自分を殴ったの!?」

ハジメ「……気にするな。別に状態異常でも何でもないから心配しなくていい。これは、自分への戒めだから。」

情けねぇ……あの程度の事態、さっさと本気になっておけばユエにあんな思いさせることなんてなかったのに。

戦いを愉しもうとしたばかりにこの事態を招いた自分が、情けないことこの上ない。

 

ユエ「戒め……?」

ハジメ「そ、あんだけ叔父殿に啖呵切っておいて、またユエにトラウマを植え付けちまったんだ。

あれくらいやらないと気が済まなくてさ……全く、不甲斐ないったらありゃしないよ。」

ホント、馬鹿なことしちまったな……。

 

ユエ「そんなことない!」

ハジメ「うぉっ!?」

すると、自嘲していた俺に怒ったのか、ユエが勢いよく俺に抱き着いてきた。

 

ユエ「ハジメ、初対面なのに、私のことを、信じてくれた……!私を、助けてくれた……!

私の為に、怒ってくれた……!それに……、それに……!叔父様の本当の思いを、私に気づかせてくれた……!

だから……ハジメは悪くない!ううん、寧ろ嬉しかった!ハジメに大切にしてもらって、心が暖かくなった!」

ハジメ「ユエ……。」

涙ぐみながらも、必死に胸の内を伝えようとしているユエ。その言葉は、慰めではなく本心だと感じられた。

 

ユエ「だから……ありがとう、ハジメ。」

ハジメ「……それはこっちのセリフだよ、ユエ。俺の方こそ、信じてくれてありがとう。

ユエがいなかったら、ここを出るまでずっと一人で寂しかったからさ。

今の言葉だけでも、十分報われたって思えるよ。ありがとう。」

そう言ってユエを抱きしめ、その頭を撫でる。叔父殿、貴方のご息女は本当に強いよ……体も、心も。

 

ガコンッ!

 

『!』

その時だった、奥の扉が独りでに開いたのは。その先は光に照らされていて、今までの場所とは違うようだった。

一先ずバラしたヒュドラの死体を氷漬けにして収納すると、俺達は警戒しながらその先へと足を進め、扉の奥を覗くのであった。




と言うわけで、正解はグランドジオウでした!流石に早々にオーマはまだ出せませんよ~。
後、ブルキャンガトリングは一目見た時からロマン武器だと確信してました。
それと、分かる人には分かると思いますが、とあるキャラの名言のオマージュが入っています。
分かった人は、コメント欄にどうぞ!

アンケートその1の結果以外で、追加で登場させてほしいキャラは?

  • ボボボーボ・ボーボボ
  • 五条悟
  • ディアボロ(黄金の風)
  • 銀さん
  • ブロリー
  • ユウキ(SAO)
  • カービィ
  • ヨシヒコ
  • 鬼灯様
  • アインズ・ウール・ゴウン
  • シャドウ(影の実力者)
  • エボルト
  • 篠ノ之束
  • ルフィ(風船で飛んできた)
  • エスデス(アカメが斬る)
  • フリーレン
  • リムル
  • サーヴァントの誰か(活動報告で入力)
  • 東方キャラ(リクは活動報告へ)
  • その他(活動報告でリクエスト受付)
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