Re.ありふれない錬成師で最高最善の魔王、世界最強を超越する   作:天元突破クローズエボルハザード

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冒頭から、ハウリア達は今日もレッツヴォーパルしてます。
最近彼等が収集したネタは「ロア、お姉さま方の人形になる」「ゼル、全裸でポージング」「マオ、回覧板にハマる」の3本です。


00:24/アラタナ出発

ハジメ「後はこれで良し、っとぉ!漸く出来たな……。」

例の絶叫事件から数日、俺はハウリア達一人一人の専用武器の作成に勤しんでいた。

既に全員分の武器は作り終えており、現在シアの専用武器に取り掛かっていたのだが、それも片が付いた。

 

その間、ハウリア達にはフェアベルゲンにこっそり忍び込んでは、今後の交渉の為に諜報を行ってもらっている。

魔力操作や固有技能を覚えたおかげか、訓練で洗練された動きに更に磨きがかかっているからな。

他の亜人共が気配を感じる頃には、既にいなくなっているだろう。我ながら恐ろしい軍隊を育成したものだ。

 

一方、ユエとシアにはとある訓練を行ってもらっている。それについては、一旦回想に入らなければならない。

というわけで、レッツ、ホニャララ~!

 

モワンモワンモワ~ン……

 


 

ユエ「魔力の、効率化……?」

ハジメ「あぁ、以前見た書物でそれを試みた実例がいくつかあってな。

俺もその理論と他の文献から色々試してみたのだが……

他にもやることが多すぎてあまり出来ていないのが現状なんだよなぁ。」

 

そう、アクセサリー作りや町の雑用、それに錬成の特訓もしなきゃいけなかったから、自由時間なんて準備以外皆無に等しかった。

迷宮でも踏破前はとにかく進むことに専念してたし、隠れ家ではアーティファクト製作にかかりきりだったしな。

とはいえ、生成魔法のおかげで問題も解決したから、後は時間さえあればいいだけだ。

 

ハジメ「魔力のペース配分による、魔法の威力向上。それが、俺の考えている魔力運用訓練だ。

そうだな……例えば、自分の体にある魔力を100としよう。それを両手と両足、そして額に集めてほしい。

これを10秒以内かつ、各部に20ずつ振り分けてほしい。それが初期配置だからな。」

ユエ「ん、やってみる。」

というわけで、ユエに協力してもらって、このトレーニング法の有用さを検証してみることにした。

魔眼グラスでユエの魔力を図ると、なんと全てに万遍無く魔力が行き渡っている。

 

ハジメ「ベネ、これで先ずは基本姿勢になった。にしても一発でスタートラインに立つとは……流石ユエ。」

ユエ「ん、天才ですから。」

そう言って自慢げにするユエ。でもここからが、本番なんだよなぁ。

 

ハジメ「じゃあ、その状態から10秒ごとに魔力の量を変えていってほしい。

勿論、各部の合計が必ず100になるように。理論通りなら、これで魔力の循環がしやすくなるらしい。」

ユエ「10秒ごと……やってみる。」

魔力の移動によって、その通り道の風通しを良くする。

ここから更に魔力で綱引きをして、感覚を拡大させることで、魔力の効率的運用がしやすくなるのだ。

 

とはいえ、俺自身ハウリア達の専用武器も作らなければいけなかったので、ユエにはシアの指導を引き続き頼んだ。

あぁ、そういえばあの後、シアは蹴り兎以外にもヒュドラの緑頭を口にしており、僅かだが風魔法を使えるようになっている。

まぁ、シアの場合は身体強化の方が向いているので、そっちで鍛えるようにしてもらった。

 


 

ハジメ「さて、俺もそろそろ試してみたいしな。様子を見に行くか。」

そう言って二人の所へ行くと、丁度魔力移動の特訓を行っている様子だった。

 

シア「ゼェッ……ゼェッ……き、キツ過ぎますぅ……。」

ユエ「むぅ……そういう割には、魔力の循環が私より上手い。身体強化による恩恵?」

おぉ、どうやらシアはユエよりも早く魔力を回せるようだな。確かに、身体強化は通常より消費が少ないしな。

 

シア「あ!ハジメさん!作業お疲れ様です!」

ユエ「ん、ハジメ、もう終わったの?」

ハジメ「あぁ。二人とも、訓練は順調のようだね。すっかり俺が置いてかれちゃってるな……。」

やっぱりオーダーメイドにすると、クリエイター魂が働いてついつい熱が入っちまうんだよなぁ。

 

ハジメ「さてと。シア、お前の専用武器が仕上がったから、今から説明しよう。」

そう言って取り出したのは、直径40㎝長さ50㎝程の円柱状の物体だ。

銀色の円柱の側面には、取っ手の様な物が取り付けられている。

両手でシアに渡すと、シアはあまりの重さに思わず蹈鞴を踏みそうになったのか、慌てて身体強化を使って持ち上げた。

 

シア「な、なんでこんなに重いんですか?しかも、取っ手が短いし……。」

ハジメ「あぁ、それ待機状態だから。取り敢えず魔力を流してみて。」

シア「えっと、こうですか?……ッ!?」カシュンッ!カシュンッ!

言われた通りにシアが魔力を流すと、機械音を響かせながら取っ手が伸長し、丁度いい長さに変わった。

 

ハジメ「大槌型アーティファクト"ドリュッケン"。柄が短い時は砲撃モードで、スラッグ弾をぶっ放せるよ。

魔力を特定の場所に流せば、両方のモードチェンジが可能になっている。

他にも幾つかのギミックが搭載されているけど……それはまた今度ね?」

シア「い、良いんですか!?こんなに凄い武器を……!」

いや、流石にこの先の大迷宮で丸腰のまま挑もうとかおかしいこと言わないよ。

 

ハジメ「出来ればもうちょい機能乗せたかったけど……現状これが俺の精一杯だよ。

他の神代魔法があった方がより便利にできそうなんだけどね……でも、これから更に改良はしていくよ。」

シア「ハジメさん!ありがとうございます!私、この子を一生大事にします!」

お、どうやら気に入ってもらえたようだ。

 

ハジメ「じゃあ、次はこれからの予定について相談しよっか。

現在、俺達が樹海の迷宮に行けるようになるまで後2か月半くらいはある。

なので、その間を活かして他の大迷宮に行ってみたいと思います!手始めにライセンに凸ろうか!」

ユエ「え?」

シア「えぇっ!?」

そりゃ驚くよな、でもちゃんとした理由はあるんやで。

 

ハジメ「別に急ぐわけじゃないけど、この先は神代魔法が一つでも多い方がいい。

それに神代魔法が使いこなせるようになれば、新しい魔法や戦法のアイデアになりそうじゃない?」

ユエ「確かに……私、生成魔法使いこなせないし。」

シア「それは良いんですけど……父様達はどうするんです?」

あぁ、また暴走しかねないことを危惧しているんだな。だが、心配することはない。

 

ハジメ「カム達には訓練の第2段階――暗殺者としての刃を磨く方向で訓練を進めている。

力を手にした以上、それらを扱う技術も必要になるからな。後、ずっとあの感じは流石に良心が痛む……。」

シア「あはは……うちの家族がすみません。」

思わず苦笑いしてしまうシア。そらそうなるわな。

 

殺しの技術を教えつつ、精神の正常化も兼ねて暗殺技術を仕込んでおけば、文句のつけようはない。

[偽名:性別]レベルとまではいかなくとも、[偽名:中二半]レベルまでにはいってほしいものだ。

念のため、合気柔術も覚えさせたほうが良いだろう。いざという時の近接戦闘で役立ちそうだしな。

それと、相手の本質を見通しつつ、殺気を隠し、殺気で怯ませ、騙しの手品で相手から正常な判断力を奪い、油断させる手法も教え込まないといけない。

 

ハジメ「取り敢えず、あいつらに実戦形式で一通り叩き込んでおく。

出来ればクラップスタナーも教えたかったが……耳が良すぎるハウリアには危険すぎるからやめといた。」

シア「そ、そんなに危険な技なんですか?」

ハジメ「まぁな。だから武術と手法メインで教え込む。奴らの成長度合いなら、2週間もありゃ十分だろう。」

と、そんなこんなでハウリア達の指導をしつつ、迷宮への準備にも備える俺達であった。

 


 

2週間後……

 

ハジメ「それでは、俺達は一旦ライセンの攻略に移る。攻略次第、調達品で罠の作り方も教えよう。

それまでここを頼んだぞ。暴走した馬鹿どもが来たら、返り討ちにしてやれ。

勿論、殺さず活かした上で、種族1つにつき最大3つ貸しを作ってやれ。くれぐれも力に溺れるなよ?」

ハウリア達『Sir,Yes,My Lord!!』

 

残り2か月で霧が晴れるらしいので、それまでに暇つぶしがてら大迷宮攻略に向かうことにした俺達。

ハウリア達もあれから武術をある程度身に付けたら、自主練を重ねている。

殺しの手法についても、殺気の使い方と騙しの手品をすっかり覚えては改良を重ねるようになった。

一応、ギラギラは何とか治った。なので、安心して見送りを受けられる。

 

カム「シア、我々の分まで魔王陛下のお役に立てるよう頑張るのだぞ。

その為にも、身体には気を付けなさい。」

シア「はい、父様!それでは皆、行ってきます!」

 

攻略後には帰ってくるけどな。……そういえば、父さんと母さんは元気にしているのだろうか?

後、バイト先の人達や孤児院のガキ共も大丈夫かな?特に、目がキラキラしてたあの子が心配だ。

なんて、元の世界に郷愁の念を寄せていると、ユエが優しく手をにぎにぎしてきた。

……ここで元の世界の事を考えていても仕方がないか。今は、目の前の問題から解決しないとな。

 

カム「魔王陛下、至らないところはありましょうが本人の意気込みは十分かと。

どうか娘を宜しくお願い致します。」

ハジメ「あぁ、存分に頼らせてもらうぜ。たとえ相手が神だろうが、負ける気はしないさ。」

ユエ「……ん、ハジメは無敵。シアはワシが育てた。誰にも負けない。」

シア「ハジメさん……!ユエさん……!」

こうして、俺達はライセン攻略の為に、一旦樹海を抜けるのであった。

 


 

風を押しのけ、平原を疾走するブロンストライカー。

俺達は現在、以前見た地図を辿って町があるであろう方角へと進んでいた。

そこでなら素材を換金出来るので、路銀稼ぎにはピッタリだろうからな。

後、ハウリア達への土産に新しいトラップ、シアの新しい服、後は調味料などの生活用品等を調達する予定だ。

……実は、訪れた旅先の特産品というテンプレも楽しみなのは秘密だ。

 

ハジメ「あぁ、シア。街に入る前に、ダミーの首輪は付けておいてね。」

シア「はい、人攫い対策ですよね?」

ハジメ「あぁ、これをつけていれば、相当なアホでもない限り、襲われることはないからな。」

 

それに、特定の魔力量を流せば外れる仕組みになっているし、念話石(念話を付与した鉱物。込めた魔力量に比例して遠方と念話が可能。)と特定石("気配感知"、"特定感知"を付与した鉱物。特定の気配を色濃く捉える、魔力比例型ビーコン。)で位置も把握しやすいので、一人で攫われるという心配はないだろう。

とは言っても、シアは容姿スタイル共に抜群。

ユエとは違った愛らしさにハートを打ち抜かれた野獣共が、いつ騒ぎ出すかたまったものじゃない。

 

ハジメ「ま、いざとなったら全力全壊でO☆HA☆NA☆SHI☆すればいいだけだしな。」

ユエ「……ん、息子に直接聞いてみる。」

シア「あはは……首輪なくても心配いらなさそうな気がしますけどね!」

なんて軽口を交わして進むこと数時間、日暮れが近くなった頃、漸く前方に町が見えてきた。




今回は、没落貴族と暗殺教室を参考にしてみました。
魔力量操作のトレーニングを本格的にやるのは、魂魄魔法習得後になりそうですが。
クラップスタナーは……アビスゲートに覚えさせようと思います。
後、樹海を去る上で原作の様に暴走しないよう釘は刺しておきました。
それにしても書いておいてなんですが……ハウリアの吸収率が異常に早いんじゃ!

そして目がキラキラしていたあの子については、また幕間で話せたらよいなと思っております。
言っておきますが、前作の様な前世関連は本作にはございません。
あんまりオリジナル入れすぎると、筆が進みづらくなるので。
それでは、次回からブルックからの迷宮編です!お楽しみに!

アンケートその1の結果以外で、追加で登場させてほしいキャラは?

  • ボボボーボ・ボーボボ
  • 五条悟
  • ディアボロ(黄金の風)
  • 銀さん
  • ブロリー
  • ユウキ(SAO)
  • カービィ
  • ヨシヒコ
  • 鬼灯様
  • アインズ・ウール・ゴウン
  • シャドウ(影の実力者)
  • エボルト
  • 篠ノ之束
  • ルフィ(風船で飛んできた)
  • エスデス(アカメが斬る)
  • フリーレン
  • リムル
  • サーヴァントの誰か(活動報告で入力)
  • 東方キャラ(リクは活動報告へ)
  • その他(活動報告でリクエスト受付)
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