Re.ありふれない錬成師で最高最善の魔王、世界最強を超越する 作:天元突破クローズエボルハザード
今回は冒険者ギルドフューレン支部から、お送りいたします。それでは、どうぞ!
00:50/帰還
ハジメ「ただいまー。」
イルワ「おわぁッ!?って、ハジメ君!?それに、ウィル!?」
前回の答え合わせ~テレポートで来た場所は……冒険者ギルド・フューレン支部の応接室でした~。
まぁ、この後ちゃんと関所に行って許可貰ってきたけどね。
ハジメ「急ぎの依頼だったので、転移してきました。この通り、ウィル坊も無事ですよ~。」
イルワ「それは良かったが……つくづく君には驚かされてばかりだね。」
苦笑いしつつも、ウィルの無事が確認できてイルワ支部長は安堵しているようだ。
いや~、今回の依頼は受けて正解だったな!
ウィル「イルワさん……すみません。私が無理を言ったせいで、色々迷惑を……。」
イルワ「何を言うんだ……私の方こそ、危険な依頼を紹介してしまった……本当によく無事で……
ウィルに何かあったらグレイルやサリアに合わせる顔がなくなるところだよ……2人も随分心配していた。
早く顔を見せて安心させてあげるといい。君の無事は既に連絡してある。
数日前からフューレンに来ているんだ。」
ウィル「父上とママが……わかりました。直ぐに会いに行きます。」
イルワ支部長が、ウィルに両親が滞在している場所を伝えると会いに行く様に促す。
ウィルはイルワ支部長に改めて捜索に骨を折ってもらった事を感謝し、次いで俺達に改めて挨拶に行くと約束して部屋を出て行った。
律儀なやっちゃな~……ま、将来が楽しみではあるがな!
ウィルが出て行った後、改めてイルワ支部長はこちらを向き、穏やかな表情で微笑むと、深々と頭を下げた。
イルワ「ハジメ君、今回は本当にありがとう。
まさか、本当にウィルを生きて連れ戻してくれるとは思わなかった。感謝してもしきれないよ。」
ハジメ「そこは護衛冒険者たちの腕と、ウィル坊の強運のおかげだろう。俺は偶々見つけただけだ。」
イルワ「ふふ、そうかな?確かに、それもあるだろうが……
何万もの魔物の群れから守りきってくれたのは事実だろう?"真竜王陛下"殿?」
ハジメ「……やっぱり例の職員さんから聞いてたんだな。」
にこやかに笑いながら、俺が【ウルの町】で呼ばれていた二つ名を呼ぶイルワ支部長。
俺はジト目のまま、視線をイルワ支部長から一緒に転移してきた職員さんに向ける。
向けられた本人は苦笑いしているが、これも仕事なので仕方のない事ではある。
余談だが、彼は俺達が依頼を受けてから追跡していたものの、数分で俺達を見失ったようで、やっとこさウルに着いた時には、町では魔物の軍勢対策が行われていた挙句、疲労困憊の彼も人手として駆り出されたらしい。
あまりにも不憫だったので、宴会で手料理を振舞い、「帰りは一緒にいかがです」?と聞いたら、号泣して同意してきた。
……現地の人々にとっての、道中の厳しさが改めて伝わってきた気がした。
イルワ「ギルドの最上級幹部専用だけどね。長距離連絡用のアーティファクトがあるんだ。
ウル支部の支部長は持っていないから、私の部下を君達に付けていたんだが……
まさか、一緒に帰ってくるとは思っていなかったよ。」
そう言って苦笑いするイルワ支部長。まぁ、別に知られても構わん秘密ばかりなので、どうとでもなりそうだが。
イルワ「こほんっ!それにしても、大変だったね。まさか、北の山脈地帯の異変が大惨事の予兆だったとは……
二重の意味で君達に依頼して本当によかった。数万の大群を殲滅した力にも興味はあるのだけど……
聞かせてくれるかい?一体、何があったのか。」
すると、イルワ支部長は咳払いして、話を進めてきた。
ハジメ「いいよ。でもその前に、ユエ達のステータスプレートだ。ティオとトシのもお願い。」
イルワ「確かに、ステータスプレートを見た方が大群を退けたという話の信憑性も高まるか……分かったよ。」
さて、お待ちかねの報酬タイムだ。
イルワ支部長はユエ達の他に、新しく俺達一行に加わっているティオとトシについても"何か"あるのだと察して、若干表情を変えつつ職員を呼んで新しいステータスプレートを4枚持ってこさせた。
結果、ユエ達のステータスは以下の通りだった。
南雲ハジメ 17歳 男 レベル:――
天職:錬成師・最高最善の魔王・自由の遺志を継ぐ者・神殺し初級
筋力:6666666666
体力:6666666666
耐性:6666666666
敏捷:6666666666
魔力:6666666666
魔耐:6666666666
[NEW]重力魔法・魂魄魔法・スタンド・気功術・反転術式・創造錬成・覇気[+武装色の覇気][+見聞色の覇気][+覇王色の覇気][+見聞殺し][+覇王色付与][+武装色"硬化"][+流桜]・六式・食義[+食没]
ユエ 323歳 女 レベル:???
天職:神子・時の魔王の寵姫
筋力:500
体力:1200
耐性:350
敏捷:400
魔力:60000
魔耐:50000
技能:
自動再生[+痛覚操作]・全属性適性・複合魔法・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作][+効率上昇][+魔素吸収]・想像構成[+イメージ補強力上昇][+複数同時構成][+遅延発動]・血力変換[+身体強化][+魔力変換][+体力変換][+魔力強化][+血盟契約]・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・毒耐性・危機察知・胃酸強化・生成魔法・重力魔法
シア・ハウリア 16歳 女 レベル:???
天職:占術師・時の魔王の寵姫
筋力:6500[+最大40000]
体力:8000[+最大40000]
耐性:7000[+最大40000]
敏捷:10000[+最大40000]
魔力:20000
魔耐:21500
技能:
未来視[+自動発動][+仮定未来]・魔力操作[+身体強化][+部分強化][+変換効率上昇Ⅱ][+集中強化]・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・毒耐性・危機察知・胃酸強化・纏雷[+雷耐性]・天歩[+空力][+縮地][+豪脚][+瞬光]・風爪・夜目・遠見・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・麻痺耐性・石化耐性・恐慌耐性・全属性耐性・先読・金剛[+部分強化][+集中強化][+付与強化]・豪腕・念話・魔力変換[+体力変換][+治癒力変換][+衝撃変換]・風属性適性・重力魔法
ティオ・クラルス 563歳 女 レベル:???
天職:守護者・時の魔王の寵姫
筋力:2000[+竜化状態23000]
体力:3500[+竜化状態35000]
耐性:3200[+竜化状態35000]
敏捷:2000[+竜化状態18000]
魔力:40000
魔耐:36000
技能:
竜化[+竜鱗硬化][+魔力効率上昇][+身体能力上昇][+咆哮][+風纏][+痛覚変換]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮]・火属性適性[+魔力消費減少][+効果上昇][+持続時間上昇]・風属性適性[+魔力消費減少][+効果上昇][+持続時間上昇]・全属性適性・全属性耐性・複合魔法・毒耐性・危機察知・胃酸強化・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破
清水幸利 17歳 男 レベル:???
天職:闇術師、時の魔王の忠臣
筋力:10000
体力:12000
耐性:10000
敏捷:10000
魔力:18000
魔耐:15000
技能:
全属性適正・全属性耐性・複合魔法・縮地・先読・剛力・金剛・物理耐性・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解・剛腕・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・毒耐性・危機察知・胃酸強化・恐慌耐性・天歩[+空力][+豪脚]・夜目
俺には遠く及ばないものの、他のクラスメイトなら少人数では相手にならないレベルのステータスだった。
光輝では"覇潰"を使っても及ばないだろう。この世界の通常の戦闘系天職と比べれば、正に異常な値だ。
何より、ユエ達の本質を示す固有魔法や技能を見た、冒険者ギルド最上級幹部であるイルワ支部長ですらその口をあんぐりと開けさせ絶句しているからだ。
まぁ、無理もないと思う。
何せ"血力変換"と"竜化"はとある種族しか持たない筈の特異な固有魔法であり、既にその種族は何百年も前に滅んだ筈なのだから。
何百年経とうとも聖教教会を通して伝説の一つとして伝えられる、神敵にされてしまった種族の証なのだから。
正直、ステータスも異常だが……俺による特訓の賜物だな!
シア・ティオ・トシの3人は魔物肉による毒耐性の獲得と共に、その技能を実践レベルで使えるように仕上げておいたからな。
一方、ユエは前から俺の血を吸ってパワーアップし続けている。
魔物肉による技能獲得も試みてはいるのだが……如何せん、肉体の抵抗が強いのか、習得はできなかった。
まぁ、それがなくともユエにはチート級大魔法があるので、以前問題はない。
ミレディからは神の使徒なる存在を聞かされていたが……正直、この面子で負ける気などしないな。
俺はって?見ればわかるだろう。既に天に足をついているのだから。
イルワ「いやはや……何かあるとは思っていたけれど、これ程とは……。」
冷や汗を流しながらいつもの微笑みが引き攣っているイルワ支部長。
まぁ、信じてはもらえないかもしれないが、一応事の顛末は話しておいた。
普通に聞いただけなら、そんな馬鹿なと一笑に付しそうな内容でも、先にステータスプレートで裏付ける様な数値や技能を見てしまっているので信じざるを得ないだろう。
イルワ支部長は全ての話を聞き終えると、一気に10歳くらい年をとった様な疲れた表情でソファに深く座り直した。
イルワ「……道理でキャサリン先生の目に留まるわけだ。
ハジメ君と幸利君が召喚された者の一人だという事は予想していたが……実際は、遥か斜め上をいったね……。」
ハジメ「だからなんだ?まさかとは思うが、危険分子だと教会にでも突き出すつもりか?」
そんな冗談を言うと、イルワ支部長は非難する様な眼差しを俺に向けると居住まいを正した。
イルワ「冗談がキツいよ。出来る訳が無いだろう?
君達を敵に回す様な事、個人的にもギルド幹部としても有り得ない選択肢だよ。
……大体、見くびらないで欲しい。君達は私の恩人なんだ、その事を私が忘れる事は生涯無いよ。」
ハジメ「……ならいい、今後とも持ちつ持たれつで行こう。尤も、俺達は好きに動くだけだがな。」
そう言って、右手を差し出した。イルワ支部長も右手でその手を握った。いわゆる握手というやつだ。
イルワ「私としては、約束通り可能な限り君達の後ろ盾になろうと思う。ギルド幹部としても、個人としてもね。
まぁあれだけの力を見せたんだ、当分は上の方も議論が紛糾して君達に下手な事はしないと思うよ。
一応後ろ盾になりやすい様に、君達の冒険者ランクを全員"金"にしておく。
普通は"金"を付けるには色々面倒な手続きがいるのだけど……事後承諾でも何とかなるよ。
キャサリン先生と僕の推薦、それに"真竜王陛下"という名声があるからね。」
ハジメ「それは助かる、一々冒険者ランクを笠に着る馬鹿共をぶっ飛ばすのは面倒だったしな。」
更になんと、イルワ支部長の大盤振る舞いにより、他にも【フューレン】にいる間はギルド直営の宿のVIPルームを使わせてくれたり、イルワ支部長の家紋入り手紙を用意してくれたりした。
何でも、今回のお礼もあるがそれ以上に俺達とは友好関係を作っておきたいという事らしい。
ハジメ「ありがたく受け取っておこう。手札は多ければ多い程、策を立てやすい。
それに、思わぬ拾い物もあったし、態々ウルの町まで出向いた甲斐があったよ。」
イルワ「そう言ってもらえると、私も嬉しいね。
……しかしステータスプレートを見せずとも、彼女達の正体が露見するのは時間の問題だよ?
正直私程度の援護では、最上級魔法を紙切れで防御しようとする様なものだと思うのだけど……。」
カリカリと頬を掻きながら苦笑いを見せるイルワ支部長に、俺は得意げに言った。
ハジメ「紙切れだろうと使えるものは使えるだけ使えばいい。
俺の世界には藁一本で財を築いた者の話まであるくらいだしな。それくらいの夢だって実現可能だろう。」
幸利「わらしべ長者じゃねぇか。」
……バレたか。
ハジメ「兎に角だ、その厚意と後ろ盾は、存分に活用させてもらう。」
イルワ「そうかい?」
ハジメ「あぁ。それに、捜索依頼をした時に自分で宣言しただろ?」
イルワ「?」
ハジメ「『最初から、全て覚悟の上だ』と。」
イルワ「……成程、そうだったね。」
そう、イルワ支部長の後ろ盾に関係なく、あれば最大限に活用すればいいだけのものなので、無くても俺達の歩みを止める事なんて不可能だ。
己が意志で進み続け、心の赴くままに征き、我が道を遮るものが何であろうと駆逐し尽くすまでなのだから。
その在り方と、それに寄り添う不安も心配も欠片も抱いていない様子のユエ達を見て、イルワ支部長は口元に浮かび上がるのを堪えていた笑みを隠さなかった。
訳も無く気分が高揚しているようだ。まるで、若かりし頃の自分に戻ったかのような表情だ。
きっと、感じているんだろう。目の前の常識外れ揃いの奴等が、世界を変えるかもしれないという予感を。
勿論、現状に不満がある訳ではないだろう。
イルワ支部長は間違いなく成功者であり、この世界で
変わらない事が、寧ろイルワ支部長にとっては正しい事であり、望むべき事だろう。
だがしかし、それでも期待と少しの恐怖と、湧き上がる高揚感を否定出来ないのは、
──イルワ・チャングという人間が、
イルワ「君達の旅路が、最高に厄介で素敵な冒険となる事を祈っているよ。」
ハジメ「あぁ、楽しみにしていてくれ。きっと書籍にしたら大ヒットになる、愉快な旅だぞ。」
イルワ支部長の最上級の送り言葉に、俺もそうなってほしいと思い、冗談を込めて笑い返した。
そんな俺を見て、イルワ支部長もここ数年多忙に呑まれて見せる事の無かったであろう、心からの快活な笑い声を上げたのだった。
その後イルワ支部長と別れた俺達は、【フューレン】の中央区にあるギルド直営の宿のVIPルームへとやってきた。
20階建ての建物で、俺達の部屋は最上階。窓からは観光区の様子を一望出来る。
部屋も立派な造りであり、広いリビングの他に個室が4部屋あって、その全てに天蓋付きベッドが備え付けられている。
ソファも絨毯もフカフカで、触れた瞬間一級品である事が分かった。
俺はソファに腰掛けながら、窓から景色を見ていた。
その隣にはユエが寄り添い、シア達は「ほぉほぉ。」と物珍し気に部屋を探検している。
すると、ウィルの両親であるグレイル・クデタ伯爵とサリア・クデタ夫人がウィルを伴って挨拶に来た。
かつて、この国の王宮で見た貴族とは異なり随分と筋の通った人の様だ。
ウィルの人の良さというものが納得できる両親だった。
クデタ伯爵は、頻りに礼をしたいと家への招待や金品の支払いを提案したきたが、俺はこう返した。
ハジメ「クデタ卿、貴殿のご子息は将来が有望な好青年ですね。
権力や威光に溺れず、一介の民であろうと平等に接するその心構えは、とても素晴らしいものだと思います。
いずれ大成する彼に、色々学ばせてあげてください。それが今回の、報酬ということで。」
そう言うとクデタ伯爵は、今後困った事があればどんな事でも力になると宣言した。
また一つ、手札が増えるのでとてもありがたい。
クデタ家の面々が帰った後、俺は再びリビングのソファに体重を預け、リラックスした様子で深く息を吐いた。
ユエがいつもの様に俺の膝に頭を預け、シアは隣に腰掛けた。トシは早速瞑想鍛錬を始めている。
ティオは部屋の探検を続行する様だ。
一々家具や調度品を見たり触ったりしては、感心したり首を捻ったりしている。
昔と今の様式の違いでも考察しているのかもしれない。そんなものかと思いつつ、俺はゆっくりしていた。
ハジメ「そう言えば、皆は明日どうする?俺は散策がてら、食糧の買い出しにでも行くけど……。」
俺がそう聞くと、シアがウサミミをピンと立てて、勢いよく言った。
シア「あ!それなら私、ハジメさんと一緒に水族館に行きたいです!」
ハジメ「あぁ、観光区にあるっていう……メインの食糧の買い出しもあるから、時間はあまりないけどいいの?」
正直、俺自身も異世界の水族館にはちょっと興味がある。
だが、流石に準備もなしに、というのは危険すぎる。ここは石橋をたたいて渡らねば。
ユエ「……買い物は私達がしておく。だからハジメは、2人と、ね?」
ティオ「うむ、どうせ急ぐわけではないのじゃろう?」
幸利「彼女のお願いだろ?連れてってやれよ、ハジメ。」
むぅ、お前達も援護してくるか……まぁ、別に構わんが。
ハジメ「分かった。じゃあ、頼んだ。」
ユエ「んっ。」
幸利「おう。」
ティオ「承知したのじゃ。」
シア「皆さん……!」
その後、俺達は今後のことについて話し合い、和やかな空気のまま眠りについた。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
いよいよアンケート第1弾で集まった意見から選ばれた人物、そしてヒロイン候補の登場になります!
次回はデート回、と見せかけての、前中後の3つに分けてお送りいたしますので、是非お楽しみに!
アフターの後で異世界旅行(別作品)編をやるとしたら、どの世界が良いでしょうか?
-
FGO
-
IS
-
SAO
-
Onepiece
-
鬼滅の刃
-
呪術廻戦
-
このすば
-
ハイスクールD×D
-
銀魂
-
ヒロアカ
-
ブルーアーカイブ
-
アズールレーン
-
原神
-
リリカルなのは
-
ネプテューヌ
-
カービィ
-
転スラ
-
ダンまち
-
まどマギ
-
その他(活動報告欄へ)