Re.ありふれない錬成師で最高最善の魔王、世界最強を超越する 作:天元突破クローズエボルハザード
ハジメ「うっさい。」
うp主「Door!?」
ユエ「は、ハジメぇ!!!」
火山の中に、ユエの絶叫が響き渡る。
ハジメが極光に飲み込まれる光景を、少し離れた場所から呆然と見ている事しか出来なかったシア、ティオ、トネリコ、幸利だったが、出会ってこの方一度も聞いた事の無いユエの悲痛な叫び声にハッと我を取り戻した。
轟音と共にハジメの真上から降り注いだ極光は灼熱の海に着弾し、盛大に周囲を吹き飛ばしながら一時的に海の底を曝け出す。
極光は暫くマグマの海を穿ち続けたが、次第に細くなっていき、遂にはスッと虚空の中へと溶け込む様に消えていった。
必死にハジメの下へ飛んでいくユエの目に映ったのは……
ハジメ「……何なんだぁ、今のはぁ?」
幸利「ブ〇リーか、お前は!」
オーマジオウ状態のハジメが、無傷で立っていた光景だった。
ユエ「ハジメっ!無事!?」
ハジメ「あぁ、すまないユエ。不安にさせちまったな……まぁ、この程度なら大丈夫だよ。」
とはいえ、顔にこれ以上ない程の焦燥感を滲ませて駆け寄るユエを見て、なんだか罪悪感を感じ…ッ!
ハジメ「上か。」
そう言って、右手に"闇黒剣月闇"、左手にローリングバイスタンプをそれぞれ召喚すると、ローリングバイスタンプの"ドロウローラー"を月闇の刀身に押し付け、その身を黒く塗りつぶした。
それが終わったと同時に、無数の閃光が豪雨の如く降り注いだ。それは、縮小版の極光だった。
先程の一撃に比べれば10分の1程度の威力と規模、されど1発1発が確実にその身を滅ぼす死の光だ。
ハジメ「――"黒閃真空斬"。」
しかし、俺はそれに動じることなく、剣先まで漆黒となった月闇を頭上目掛けて、弧を描くように振りかぶった。
そこから放たれた5つの斬撃は、向かってきた周囲の閃光郡を吞み込んでは、その魔力を吸収することで大きくなりながら上へと飛んで行った。
ハジメ「皆、神代魔法獲得の前に雑魚掃除と行こうか。」
そして、斬撃が閃光を駆逐していくのを見届けた俺は、呆気に取られているユエ達に声を掛ける。
が、同時に、上空から感嘆半分呆れ半分の男の声が降ってきた。
???「……看過できない実力だ、やはりここで待ち伏せていて正解だった。お前達は危険過ぎる。
特にその男は……。」
俺達はその声がした天井付近に視線を向ける。そしてユエ達が驚愕に目を見開いた。
何故ならいつの間にかそこには夥しい数の竜と、それらとは比べ物にならない程の巨体を誇る純白の竜が飛んでおり、その白竜の背に赤髪で浅黒い肌、僅かに尖った耳を持つ魔人族の男がいたからだ。
???「まさか、私の
おまけに報告にあった強力にして未知の武器に加え、総数50体の灰竜の掃射を跳ね返すなど有り得ん事だ。
貴様等、一体何者だ?いくつの神代魔法を修得している?」
ティオに似た黄金色の眼を剣呑に細め上空より睥睨する魔人族の男は、警戒心を露わにしつつ睨み返すユエ達にそんな質問をした。
ハジメ「ハッ、ご自慢のペットの調教が出来ていない結果なんじゃないか?
折角の神代魔法が持ち腐れになってるようだなぁ?自称"神の使徒"のフリード将軍サマ?」
しかし、俺はその質問を鼻で笑い返し、以前拷問した奴からの情報を突き付けた。
フリード「!貴様、どこでそれを……!?」
ハジメ「前にウルの町やオルクスで歯向かってきた、貴様の犬共から聞き出しただけだが?
しかし、折角生かしてやったのに自らチャンスをふいにする辺り、部下の躾すらままならないようだなぁ?」
フリード「ッ!この異教徒共め……!」
異教徒ねぇ……あぁ、そういえば前に言ってなかったが、面白い事実があったなぁ。
ハジメ「何を言うかと思えば……
人間族の神に媚び諂わなければ、神でいられない腰抜けを崇める貴様等も、教会の膿共と大差ないだろうに。」
フリード「貴様ァァァッ!」
その挑発によって響き渡った怒号と共に、魔物達がこちらを睨む。ユエ達も既に散開し、戦闘態勢に入っている。
よろしい、ならば
『ネイチャー!エナジー!』
ハジメ「行け、
そう言って重力魔法を込め、ローリングバイスタンプを上目掛けて振るう。
ローラーから飛び散ったインクは、大きな球状のブラックホールを形成し、上空の敵を呑み込まんとする。
向こうはというと、灰竜と呼ばれた体長3,4m程の竜が前に出たかと思えば、正三角形が無数に組み合わさった赤黒い障壁を出現させてきた。
どうやら、竜の背中には亀型の魔物が張り付いているようで、その甲羅から障壁を発生させているのだろう。
が、ブラックホールの前には無力だったようで、障壁は一瞬で砕け散り、魔物達は次々に吞み込まれていく。
その結果、先程までいた魔物の軍勢はほぼ全滅しており、唯一残っていたのはフリードと白竜くらいだった。
が、当のフリードはというと、何やら極度の集中状態に入っており、微動だにせずにブツブツと詠唱を唱えていた。
手には、何やら大きな布が持たれており、複雑怪奇な魔法陣が描かれている。
ふむ……となると、この大火山の神代魔法か。はてさて、どんな魔法なのやら……。
シア「あの、ハジメさん。……いいんですか?態々神代魔法の詠唱を見逃して。」
ハジメ「ん?あぁ、ここの神代魔法がどんなものか気になってな。
もし"再生"に関する神代魔法であれば、香織にも習得してもらわなきゃならんからな。」
トネリコ「再生、ですか……もしかして、アンカジのオアシスも?」
ハジメ「Exactly。そういう訳だから、皆は少し離れていてくれ。」
そう言って皆を少し離れた所に待機させ終えたと同時に、フリードの詠唱が完成したようだ。
ハジメ(……後ろか。)
フリード「──"界穿"!」
そう思うのと同時に、最後の魔法名が唱えられたかと思えば、出現した光り輝く膜のようなもの中に、フリードと白竜の姿が消えていった。
次の瞬間には、口内で膨大な熱量と魔力を臨界状態まで集束・圧縮させた白竜とその背に乗ったフリードが出現した。
――先程まで俺がいた場所に。
ハジメ「ウスノロ。」
フリード「なっ!?ば、バカな……!?」
俺は何処にいたのかって?フリードが出現したと同時にその背後に回り、間抜け面の横に拳を添えていたよ。
しかし、成程……ここの神代魔法は空間に関する魔法か。となると、"再生の力"は海底遺跡だったか。
これは良い情報を知ることが出来た、ミュウの護送序に香織の神代魔法習得と行こうか。と、その前にだ。
ハジメ「貴様の相手は飽きた、これで終いにしてやろう。」
フリード「ッ!この「"獣厳"。」ガハァァッ!?」ドゴォンッ!!
それだけ言って俺は、振り返ったフリードの鳩尾に六式"獣厳"を食らわせてぶっ飛ばした。
ハジメ「"禍天"、そして"凍柩"。」
白竜「ルゥウゥァァァ!?」
序に重力魔法を白竜の首に叩きつけ、身動きを封じた序に両翼を凍らせた。
すると、先程発射直前だったのか、極光があらぬ方向へと飛んでいき、火山の壁を抉り取った。
ハジメ「どうする?二度と戦争に参加しないと誓うか、それともこの場で……俺達に殺されるか。」*1
そう問いかけ、ドライバーに手をかける。それに対し、フリードは忌々しげにこちらを見上げた。
フリード「……よもや、神代の力を使って、手も足も出ないとは……!
この手は使いたくはなかったが、貴様のような化け物を殺せるならこの程度の対価、惜しくはないッ!」
そう叫ぶフリードは、近くに転がっていた死にかけの小鳥に何かを告げた。その次の瞬間だった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!ゴバッ!!!ズドォン!!
ハジメ「ッ!?これは……!」
ユエ「んぁ!?」
シア「きゃあ!?」
ティオ「ぬおっ!?」
トネリコ「わわっ!?」
幸利「なぁっ!?」
空間全体、いや、【グリューエン大火山】全体に激震が走り、凄まじい轟音と共にマグマの海が荒れ狂い始めた。
突如、下から突き上げるような衝撃に見舞われるも、即座に体勢を立て直す。
激震は刻一刻と激しさを増し、既に震度で言えば確実に7はあるだろう。
マグマの海からは無数の火柱――いや、マグマ柱が噴き上がり始めており、足場の淵からマグマに呑み込まれ始めていた。
ハジメ「まさか……!貴様、要石を破壊したのか!?」
フリード「ご名答だ。このマグマを見て、おかしいとは思わなかったのか?
【グリューエン大火山】は明らかに活火山だ。にもかかわらず、今まで一度も噴火したという記録がない。
それはつまり、地下のマグマ溜まりからの噴出をコントロールしている要因があるということ。
だからマグマ溜まりを鎮めている巨大な要石を破壊させてもらった!間も無く、この大迷宮は破壊される!
神代魔法を同胞にも授けられないのは痛恨だが……貴様をここで仕留められるなら惜しくない対価だ!
大迷宮諸共果てるがいい!」
野郎、面倒なことしやがって……とても正気の沙汰とは思えねぇな。
ハジメ「皆、急いで中央の島に向かうぞ!」
そう、島の中央にあったマグマのドームは既に無くなっており、代わりに漆黒の建造物がその姿を見せていた。
傍らには、地面から数cm程浮遊している円盤があり、本来はこれに乗って地上に出るのだろう。
これまであった経験からの憶測だが、天井にショートカット用の出口があると思われるからな。
ティオ「ご主人様、あの男とその竜はどうする?」
ハジメ「そんなの後回し!それよりもマグマを何とかするさ。」
そうして全員が中央の島に渡り切ったことを確認した俺は、ブラックホールにマグマを呑み込ませ始めた。
エボルのブラックホールであれば、惑星一つの規模まで行けるので、サイズは問題ないだろう。
ハジメ「構造的にこの辺りか?"収束・遠隔錬成"。」
そして大体の位置に見当をつけ、錬成を行ってみた。要石の破片が残ってさえいればいいが……
念の為、マグマにも耐えられる鉱石の欠片も幾つか沈めてみる。
するとビンゴだったようで、ピタリと地震とマグマ柱は治まり、マグマの海も静寂を取り戻した。
フリード「こ、これも防ぐというのか……!?」
おっと、忘れていたな。
そう思って声の方向を探してみると、なんといつの間にか翼が復活していた白竜に乗って、出口の方へと向かい始めているではないか。
成程、先程のマグマの熱で氷を溶かしたという訳か。
しかし、復活して間もないのもあり、高度はそこまで高くはない。なんなら、ひとっ飛びで近づけそうな距離だ。
そういえばさっきの返答を聞いていなかったが……抵抗した以上、後者でおk?
ハジメ「どこへ行くんだぁ……?」
フリード「ッ!こっ、この化け物めがぁ……!」
ハジメ「俺が化け物?違う、俺は魔王だ!」
幸利「だから、〇ロリーか!その口調止めろ、怒られるから!」
ハジメ「あぁ、言っとくけど何処かの狂信者と一緒にすんなよ?俺は、最高最善の魔王だからな。」
幸利「そこどうでもいいくね?」
なんてことを言うのでしょう、この小説のタイトルでもあるというのに。*2
フリード「きっ、貴様ぁ!魔王陛下を侮辱するかぁっ!」
ハジメ「それが何か?自称神(笑)などを信仰してる時点で、人間の王も魔人の王も愚者に過ぎん。」
というか、そんな状態で凄まれても迫力に欠ける。
ハジメ「まぁ、どのみちそんな翼じゃご自慢の白竜も使い物にならんだろう。諦めて負けを認めるとよい。」
フリード「くどい!"アルヴ様"の為に、私は貴様の存在を全力で否定してやる!」
ハジメ「おいおい、あまり強い言葉を使うなよ……弱く見えるぞ?」
フリード「ッ!!このガキがァァァ!」
すると向こうは、また何やら長ったらしい詠唱を始めた。
グサッ!
フリード「ガフッ!?ガァッ、こっ、これは……ッ!?」
ハジメ「貧弱貧弱ゥ!ちょいとでも俺に敵うと思っていたのか?間抜けがァ!」
が、仏の顔も三度まで。ジャコーダーでフリードの胸を貫き、首を締め上げる。
白竜「ルゥウ「煩い。」ゥウガァァッ!?」ズパァンッ!
序に白竜もザンバットで真っ二つにし、重力魔法で近くの足場に叩き付けた。
そこへフリードをぶん投げ、後は判決を下すだけだった。
白竜「クルゥゥ……ゥァァ……。」
フリード「!ウラノス……!」
ハジメ「……。」
なんと、上半身だけになりながらも、白竜は必死にフリードの盾になろうとしていた。
フリード「生き延びろ、というのか……。」
ハジメ「ほぅ……中々に見上げた忠誠心だ。尤も、ここからどうやって帰るかは知らんがな。」
しかし、白竜はそれでも尚フリードと俺の間に立ち塞がり、こちらを鋭く睨み続けている。
さて、どうしたものやら……。
フリード「……すまん。共に逝ってくれ。相棒。」
ハジメ「!」
だが、フリードはその申し出を断り、ここで死を選んだ。
しかし、それにしては何処か安らかで、困ったような表情をしていた。これは……ひょっとするといけるか?
ハジメ「"衝魂・縛放"。」
フリード「ガッ!?」
サッとフリードに近づき、魂魄魔法を発動してみる。
すると、先程まで狂気を宿していたフリードの瞳に光が戻ったのを確認できたので、因果律操作でフリードと白竜の肉体を元に戻してやった。
フリード「これは……私は何を……!?」
ハジメ「目は覚めたか?それならさっさと立ち去れ。俺も忙しいんだ。」
そう言って俺は、呆然とするフリードに背を向け、中央の島に移動した。
前作とは違い、敵対関係はそのままに洗脳は解除してみました。
投稿した自分が言うのもなんですが、あっちはあっちで色々とキャラ崩壊しまくっていたのでw
後、各キャラの見せ場もできるだけ作っておきたいなぁ、と思ったからです。
もしもfateとのトリプルをやるとして、どんな女性サーヴァントと組ませたい?(モルガン・トネリコは本編で準レギュラーなので除く))
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アルトリア(青王)
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モードレッド
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玉藻の前
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スカサハ
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レディ・アヴァロン
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宮本武蔵
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沖田総司(オルタ含む)
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伊吹童子
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ティアマト
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ミスクレーン
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魔王信長
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ククルカン
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ジャンヌ(オルタ・メタ含む)
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ネロ
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アルテラ
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源氏鯖(頼光・義経・巴)
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河上彦斎
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いっそのことカルデア入り
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その他(活動報告欄で入力)
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それって、貴方の癖ですよね?