Re.ありふれない錬成師で最高最善の魔王、世界最強を超越する 作:天元突破クローズエボルハザード
まぁ、
トネリコ「良かったのですか?あのまま放っておいて。」
ハジメ「別にあの程度であれば、どうとでもできる。それに、もう噴火の心配もないしな。」
再び島の中央にたどり着いた俺達は、漆黒の建造物を改めて見る。
一見扉など無い唯の長方体に見えるが、壁の一部に毎度お馴染みの七大迷宮を示す文様が刻まれている場所があった。
その前に立つと、スッと音もなく壁がスライドした。全員でその中に入ると、再びスッと音もなく閉まった。
部屋の中には複雑にして精緻な魔法陣と、仕掛けらしき壁があった。早速、魔法陣の中へと全員で踏み込む。
すると、【オルクス大迷宮】の時と同じ様に、記憶が勝手に溢れ出し迷宮攻略の軌跡が脳内を駆け巡る。
そしてマグマ蛇を全て討伐したところで攻略を認められた様で、全員の脳内に直接神代魔法が刻み込まれていった。
ハジメ「成程、ここで空間に関する魔法か……まぁ、妥当な所だろうな。」
幸利「妥当?……あぁ、そういうことか。」
先程戦ったフリードの魔法でもわかったが、【グリューエン大火山】における神代魔法は"空間魔法"のようだ。
便利な魔法を手に入れられたなと思い、魔法陣の輝きが収まっていくのを見届けていると、カコンと音を立てて壁の一部が開き、更に正面の壁に輝く文字が浮き出始めた。
『人の未来が自由な意思の下にあらん事を切に願う。──ナイズ・グリューエン』
ハジメ「……シンプルだなぁ。」
そう呟いて周囲を見渡せば、【グリューエン大火山】の創設者の住処にしてはかなり殺風景な部屋だと思った。
オルクスの住処の様な生活感がまるで無い。本当に魔法陣しかないようだ。
ユエ「……身辺整理でもしたみたい。」
シア「ナイズさんは魔法以外、何も残さなかったみたいですね。」
ハジメ「オスカーの日記にも書いてあった通り、寡黙な男だったようだな。」
そう言いながら、拳サイズに開いた壁の所に行き、中に入っていた攻略の証を取り出した。
今回の攻略の証は、今まで手に入れた証と少々趣が異なる意匠を凝らしたサークル状のペンダントだ。
そしていつものようにウォッチを収集して、今回のグリューエン大迷宮での目的は全部達成した。
ティオ「それで、ご主人様よ。どうやって脱出するのじゃ?やはり、先程の円盤で行くのか?」
ハジメ「いや、それだと遅いし俺が送っていく。丁度最適な能力もあったしな。」
そう言って、オーロラカーテンを出現させる。空間魔法を習得したおかげで、この能力が更に使いやすくなった。
魔力さえあれば、一度行った場所まで行けるようになり、おかげでグッと移動速度が速まった。
ハジメ「さぁ、香織とミュウも待っている事だし……帰ろうか!」
その言葉と共に、俺達はオーロラカーテンをくぐり、アンカジへと帰還するのであった。
まだそこまで時間はかかっていないことだし、香織との時間も取れそうかな?
フリード「……何者だったんだ、あの男は。」
それが、硬直から抜け出したフリードが、最初に発した言葉だった。
洗脳されていたとはいえ、自分の力も従えた魔物も、赤子の手を捻るようにあしらってみせたハジメの力に、フリードは大迷宮で味わった以上の恐怖を覚えた。
白竜「クルゥ……。」
フリード「!そうだな、先ずは同胞達の元へと戻らねば……。」
しかし、いつまでも火山の中にいる訳にもいかないので、フリードは相棒の白竜"ウラノス"の背に乗り、大迷宮を後にするのであった。
だがこの時、既にこの世界の運命が変わり始めていたことを、誰も知る由もなかった。
フリードが既に洗脳を解かれていた事で本来の歴史とは違う何かが今、起こり始めようとしていた。
ハジメ「ただいまー。」
香織「わわっ!?ハジメ君!?」
オーロラカーテンでアンカジまで帰ってきた俺達は、取り敢えず落ち着いた場所へと向かい、大火山での出来事を香織やランズィ公達に説明することとなった。
香織「魔人族の将軍……神代魔法の使い手って話だけど、強かったの?」
シア「まぁ、魔法は厄介そうでしたけど……ハジメさんの敵ではありませんでした。」
ティオ「うむ、連れていた魔物の大軍もあっさり破られた上、折角苦労して手にした神代魔法もいとも容易く攻略されておったからのぅ。
今回ばかりは、相手が悪かったのじゃ。」
ハジメ「いや、今回は奴が空間魔法をそこまで習熟してなかったのも勝因の一つだ。
もし万全の態勢で向かわれていたら、多少の苦戦は強いられていた可能性はあっただろう。」
ユエ「……ん、それでもハジメは勝つ。最強だから。」
トネリコ「ですね、神代魔法の過半数を既に手にしていますし。」
幸利「そこに魔王の力とフィジカルギフテッドと……チート通り越して歩くゲームオーバーだろ。」
【グリューエン大火山】での出来事を聞いた香織は、呆気に取られた顔で背凭れに体を預けた。
まぁ、そりゃあそうなるか。
静因石確保の序のつもりが、まさか神代魔法の使い手と戦うことになるとはだれが予想できただろうか。
尤も、俺は俺以外の誰にも負けるつもりは毛頭ないが。相手が運命だろうが神だろうが、踏み潰すまでだ。
ハジメ「取り敢えず目下の目的だった静因石の確保と、大火山の神代魔法取得には成功した。
後はオアシスや作物、土壌の浄化だけなんだが……それを解決するアテが次の迷宮にありそうだ。」
香織「本当!?じゃあ、急いで取りに行かないとね。」
ハジメ「あぁ、次の神代魔法は"再生"に関する魔法だ。香織には絶対に覚えてもらいたい。
この先の大迷宮攻略でも、きっと役に立つからな。」
香織「ハジメ君……!わかった、残りの患者さんの治療も頑張ってくる!」
そう言って香織は立ち上がり、患者の治療へと戻って行った。
まぁ、先に渡しておいた大量の静因石も液状化させて、症状の度合いに合わせて量を調整しておいたので、粉末状のストックもあるし、今頃処置を受ける患者達一人一人の元へと届けられている頃だろう。
衰弱してしまった人達も、これで徐々に回復する筈だ。
その後、宮殿で領主の娘であるアイリー公女殿下(14歳)に構われているミュウとも合流し、改めて事情説明が行われた。
それと今後の復興の為にも、流通を促進させておいた方が良いだろうと、"宝物庫"の試作品を幾つか提供し、商人達のやる気を引き出せるようにしておいた。
後は、香織の治療の手伝いをしたくらいか。クローズドラゴンにもよく頑張ってもらったものだ。
あぁ、そういえばミュウは海人族なのだが、"神の使徒"たる香織の連れである事と、少し関われば分かってしまうその愛らしさに、アンカジの宮殿にいる者達はこぞってノックアウトされていたらしく、特にアイリー公女殿下に至っては、病み上がりで外出禁止となっている事もあり、ミュウを構い倒している様だ。
そうして、処置が必要な患者も片付き、アンカジの医療班だけでもどうにかできそうなレベルにまで落ち着いた頃、ランズィ公や熱っぽい眼差しで香織を見つめるビィズに見送られながら、砂塵をものともせず響き渡る盛大な感謝や俺達を称える人々の声を背に、俺達はアンカジを出発した。
目指すは西の果ての海底遺跡、そしてその手前にある【海上の町エリセン】だ。
次回、1話挟んで海底遺跡編です。
最近、switchにハマって更に忙しくなってしまったのが悩みです。
マリパ、ギャラクシー、マスターデュエルが楽しすぎる……。
もしもfateとのトリプルをやるとして、どんな女性サーヴァントと組ませたい?(モルガン・トネリコは本編で準レギュラーなので除く))
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アルトリア(青王)
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モードレッド
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玉藻の前
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スカサハ
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レディ・アヴァロン
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宮本武蔵
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沖田総司(オルタ含む)
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伊吹童子
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源氏鯖(頼光・義経・巴)
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河上彦斎
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いっそのことカルデア入り
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その他(活動報告欄で入力)
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それって、貴方の癖ですよね?