彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大物芸術家や」   作:名無ナナシ

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第69話 爆発

 

第69話 爆発

 

彡(●)(●)「大学なんてクソや!」

彡(●)(●)「古くて時代遅れの上級役人、理解不能な官僚、愚かな木っ端役人!」

 

彡(●)(●)「こんなゴミどもを生み出す大学なんか全部消し飛べや!」

 

アドルフの顔色は死人のように青白く

口元からも血の気が引き、唇はほとんど真っ白

でも目は燃えるように輝いていた

ぞっとするくらい…

 

(;´・ω・` )「どうしたんだよ急に……」

(`・ω・´;)「君だって大学で色々と学んでるんじゃない…」

 

彡(●)(●)「あの連中はワイを認めずに放り出しおった…」

彡(◦)(◦)「ワイは大学から締め出されたんや…」

 

(´•ω•) .。oO(あっ…)

アドルフ、美大に行けてないんだ

なにか変だとは思ってたけど

いつからだろう…たしかに最近イライラしてたけど……

 

彡()()「なんであんな分けのわからん絵を描くアホを入学させて……」

彡(●)(●)「ワイが落とされなアカンねん!!」

 

(。゚ω゚) .。oO(え?どういうこと…)

もしかして美大の入学試験に落ちたの…

そんなはずは……

だって今まで学生として勉強していたじゃないか……

本当は受験に失敗して浪人していたの?

 

(。゚ω゚) .。oO(え?どういうこと…)

だってクララおばさんがまだ生きていた頃…

クララおばさんはボクに手紙を見せながら

アドルフは大学で勉強を頑張っているって

苦しみながらもあんなに喜んでいたじゃないか……

 

(。゚ω゚) .。oO(嘘……だったの……?)

 

頭が混乱してとっさに疑問が口を出ていた

 

(。゚ω゚)「それで、これからどうするんだい?」

彡(•)(•)「どうするんだい、と言ったか?」

 

(´・ω・`)……

 

( ´-ω-` ) .。oO(ボクは本当にバカだ)

自分のことばかりに浮かれて、まったくアドルフを気にかけていなかった

きっと、この質問も彼は何度も何度も自問自答しただろう

悩む時間は嫌なほどあったんだ

アドルフはウィーンでずっと一人、孤独だったんだから…

 

(;´・ω・` ) .。oO(そして……)

誰にも打ち明けることも出来ずに

一人で必死に何とかしようとしていたんだ

 

アドルフはボクが音楽の道に進めるよう

気にかけ、応援してくれていた……

職人気質で頑固な父を説得してくれたのもアドルフだ

 

( ;´-ω-` ) .。oO(それに引き換え……)

ボクはなにも彼の力になれなかった

そして今もどうすればいいのか分からない

 

その後も、アドルフはずっと「どうする」「どうする」と呟いたまま

しばらくすると、一人、本を読みだした

 

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