彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大物芸術家や」 作:名無ナナシ
第73話 理想社会
彡(-)(-)「こんなボロいアパートも、貧民も、腐った体制もいずれ無くなる」
彡(゚)(゚)「いづれ起こる『革命の嵐』が『理想国家』を誕生させるんや!」
彡(^)(^)「社会改革や!!」
彡(-)(-)「それで新しい時代が到来し、劣悪な環境は一掃されるんや…」
彡(-)(-)「ワイの独学が完了する頃にそれはやってくる…」
彡(゚)(゚)「その時には正規の資格なんていらん!」
彡(゚)(゚)/「実際の能力だけがものをいう素晴らしい時代が到来するんや!!」
彡(•)(•)「そんときになったら覚えとれや クソ教授ども」
彡(●)(●)「ワイの出世を阻んだことを絶対に後悔させたる!」
(´・ω・`)……
アドルフは示そうとしていた
大学に行くよりも行かない方が自分は進歩することを
(´・ω・`) .。oO(ボクは思う)
教授たちはあっさりアドルフの入学を拒否したけど
それは間違っていたと
アドルフを迎え入れていれば
彼はきっとどの学生よりも情熱的に勉強に励んだだろう
でも皮肉なことに、アドルフを入学させなかったことによって
彼により強力な勉強意欲とエネルギーを与えることになったことを
叡智を持つ教授たちは予想すらできなかったに違いない
第74話 副業
(´・ω・`; )「うーん、でもその独学の期間中どうやって生活するんだい?」
(´-ω-` ; )「かなりの時間がかかるとおもうんだけど」
彡(゚)(゚)「そんなことは遺族年金と孤児年金が切れてから考えるで」
(;´・ω・` )……
社会を批判するのに社会制度は利用する
この矛盾をアドルフはどう考えているんだろう…
質問しても怒られるだけだから聞かないけど…
彡(゚)(゚)「お前はええな 若い婦人に課外レッスンして金稼げるんやから」
(´・ω・`)「あれはボクの実力じゃないよ」
(´・ω・`)「教授に紹介されただけ 運がよかっただけさ」
(´•ω•)「それに、前から不思議だったんだけど…」
(´・ω・`)「アドルフは副業をしないの?」
(`・ω・´)「君ほどの才能があればいくらでもお金を稼げるだろうに」
彡(゚)(゚)「ほう…というと?」
(´・ω・`)「たとえば、アドルフはスケッチができるじゃん」
(`・ω・´)「新聞社や出版社でイラストレーターの仕事を探すのはどうだい」
彡(-)(-)「うーん…」
彡(゚)(゚)「ワイに対する期待は嬉しいけどなクビチェク」
彡(゚)(゚)「報道関係ならスケッチより写真の方がええやろ」
彡(-)(-)「いくら優秀なイラストレーターでもカメラほど早くは書けん」
(`・ω・´)「じゃ、演劇の批評は?」
(´・ω・`)「君はもうその仕事をしてるようなもんじゃん」
(´ᴖωᴖ`)「君の批評を聞くウィーン市民はたくさんいると思うよ!」
(;´・ω・` )「もちろん、過激な発言なんかには気を使う必要はあるけどね」
彡(-)(-)「うーん…ウィーン市民にはドイツ系のオペラだけやダメやな…」
彡(゚)(゚)「イタリアやロシアの知識も必要やろ」
彡(-)(-)「芸術は、特定の民族から生まれても……」
彡(゚)(゚)「民族的な境界には束縛されんのやから」
(´・ω・`)……
アドルフの言うことはもっともだけど
とりあえずやってみればいいのに……