彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大物芸術家や」   作:名無ナナシ

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第82話 音楽家アドルフ

 

第82話 音楽家アドルフ

 

ある日の劇場帰り

夜の公園をボクとアドルフは歩いていた

 

(´・ω・`)「あ!アドルフ見て!」

(´^ω^`)「噴水がライトアップされていてとても綺麗だね」

 

彡(゚)(゚)「ホンマやな……」

 

噴水は夜の闇に照らされて夢のように浮かび上がっていた

水しぶきは絶え間なく吹き上がり

燃えるような赤色、明るい黄色、澄み渡る青色に輝いていた

まるでこの世のモノとは思えない神秘的な世界を表現していた

 

彡(゚)(゚)「これは使えるで……」

 

あくる日

 

ガチャ

(´・ω・`)「ただいまー」

 

彡(゚)(゚)「おかえりやで」

 

(。゚ω゚)「うわっ!なんだいこれ?」

ピアノの上に電灯が置かれていた

 

彡(゚)(゚)「ちょっとした実験で、音と色を融合させようと思ってな」

(´・ω・`)「どういうこと?」

 

彡(゚)(゚)「オペラについて考えとる内に思いついたんや……」

彡(゚)(゚)「言葉は音楽を表現するには複雑すぎるってな」

 

(´・ω・`)「なにを言っているんだい?」

(´・ω・`)「音に合わせて歌うなんて当たり前のことじゃないか」

 

彡(゚)(゚)「まあ、ええから見とけ」

アドルフはピアノを弾くと同時に、手に持っていたボタンを押した

すると、ピアノの上に乗っていた照明器具が点灯した

そして、音を鳴らしてはボタンを操作し、照明を点けては消したりした

 

彡(゚)(゚)「どうや?」

(;´・ω・` )「どうって言われても……点滅してるねとしか……」

 

彡(゚)(゚)「今は一つの色しかないが、それぞれの音に色を割り当てたら」

彡(゚)(゚)「オペラになると思わんか?」

 

(´・ω・`)「あのさ……楽器や歌の練習が嫌だからって」

(´・ω・`)「そんな小手先の技術に逃げるのはよくないよ」

 

彡(●)(●)「誰が逃げとるや!!」

彡(●)(●)「ワイは新しいオペラの発見をやな!!」

 

(´・ω・`)「だって、音と色の融合なんて、どの音楽家もやってないよ」

(´・ω・`)「アドルフの案がいいものなら……とっくに誰かがやっているよ」

 

彡;(゚)(゚)「そんなはずはない……これは新発見や!」

( ;´-ω-` )「そんなに言うなら、しばらくやってみなよ……」

 

後日

彡;(゚)(゚)「あー電線が細かくて手もとが……ん?」

 

ビリビリ

彡()()「電気を触ると……体は……痺れるん…やな……」

 

(´・ω・`)「もう……死なないでよ」

新聞でも読もう……ふむふむ

 

『ロシア人作曲家!音と色を合わせた色彩的音楽を発表!!』

 

(;´・ω・` ) .。oO(……アレ?)

コレってアドルフの案と同じだよね……

 

( ˘ω˘ ; ) .。oO(あちゃー)

アドルフの発想は間違ってなかったんだ

自分の知識を過信して、うぬぼれちゃってたな……

 

(;´・ω・` ) .。oO(どうしよう、アドルフに…正直に伝える?)

 

彡()()「ビクン……ビクン……」

 

( ˘ω˘ ; ) .。oO(怒られたら嫌だし……黙っておこう)

 

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