彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大物芸術家や」 作:名無ナナシ
第120話 あの頃は!
案内され少し歩いた
すると突然ガチャっと、とある一室のドアが開き
質素なフィールドグリーンの上着を着た見知った男が出てきた
彡(゚)(゚)「ん?」
彡(^)(^)「お、クビツェクやんけ!」
(。゚ω゚) .。oO(ええええええええええ)
アドルフが出てくるの!!??
てっきり僕が部屋に入っていくものとばかり!??!?
彡(^)(^)「いや~ホンマ 久しぶりやな~!」
ガシッ!
(。゚ω゚)つ⊂(^)(^)ミ
と彼は僕の右手を両手でしっかりと握りしめ
昔と同じ明るく大きな目で見つめてきた
(。゚ω゚) .。oO(あっわわわわわわわ)
(。゚ω゚)「お、お久しぶりです総統閣下…」
(。゚ω゚)「この度は急に押し掛けてしまい申し分ありません」
(;´・ω・` )「今日のお日柄もよく…えと…」
彡(゚)(゚)……
彡(^)(^)「上出来や、クビツェク! 」
彡(゚)(゚)「ついにお前も他の連中と同じことを言うようになったな」
(´ᴖωᴖ`;)「あ、あはは…は…」
彡(゚)(゚)「まあええ、ついて来いや!」
(゚)(゚)ミ(‘・ω・`; )三三3 (´<_`)三3
とアドルフは前を歩いていった
チーン 上に参ります
(´・ω・`) .。oO(え?)
エレベーターに乗るの?
ボクとアドルフと偉そうな人……の三人
シーン
(;´・ω・` ) .。oO(き、気まずい……)
なにか話した方が……
いや、ダメだ。ちゃんとしないと
チーン 三階です
テクテク…ガチャ
( ´_ゝ`)「どうぞお入りください」
物腰の柔らかい彼に促され、とある一室に通された
( ´_ゝ`)「ではごゆるりと」
ガチャ
(。゚ω゚) .。oO(え、アドルフと二人っきり!!!)
(´・ω・`)いや、まあ別にいいんだけど……
第121話 ふたりとも
通された場所は、バルコニーからリンツが一望できる部屋だった
彡(゚)(゚)「クビツェク、お前は本当にあの頃のままや」
彡(゚)(゚)「お前がどこにいても、ワイならすぐに見分けられたで」
彡(-)(-)「お前は何も変わっとらん」
彡(゚)(゚)「ただ年をとっただけや!」
彡(^)(^)「こうして再会できてホンマ嬉しいで!」
(;´・ω・` )「あ、ありがとうございます」
彡(゚)(゚)……
彡(゚)(゚)「スマンな 本当は会いに行きたかったんやが…」
彡(-)(-)「今のワイにプライベートはないんや……」
彡(-)(-)「普通の人みたいに振る舞うこともできないんや……」
(´・ω・`) .。oO(なに言ってんだい)
もとから普通ではないし
アドルフこそ昔とまったく変わらないじゃないか
( ;´-ω-` ) .。oO(……なんて言えないや)
(;´・ω・` )「はい、理解できています」
彡(゚)(゚)「……見ろや、ドナウ川に架かるあの橋を」
彡(゚)(゚)「まだ架かっとるで 昔と変わらんボロいままやな!」
(;´・ω・` )「そうですね」
彡(゚)(゚)「ワイは断言するで! あの橋をあのままにはせん」
彡(゚)(゚)「橋だけやない、リンツの街そのものを根底から変えたる!!」
彡(-)(-)「でもな……街を作り変える前に……」
彡(゚)(゚)「ワイはまたお前とあのボロ橋を渡ってブラブラ歩きたいんや」
彡(-)(-)「だがそれは無理や…… ワイが現れれば、皆がついてまわる」
彡(゚)(゚)「しかしなクビツェク、信じてくれや 」
彡(゚)(゚)「ワイは故郷にたくさんのことをしてやるつもりや」
(´・ω・` )「あ、あの頃の計画ですね」
彡(^)(^)「せや! 覚えとったか!!」
彡(•)(•)「お前はワイの計画を実現不可能やと疑っとったが……」
彡(^)(^)「今こそあれを実現するで!」
彡(^)(^)「まずはどでかいオーケストラからや!」
アドルフは青春時代に企てたすべての計画を再び披露した
まるであの頃から三十年ではなく
せいぜい三年しか経っていないかのようだった