彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大物芸術家や」 作:名無ナナシ
第19話 ダメ!絶対!!①
二週間後
彡(-)(-)「クビツェク ワイは決めたで」
(´・ω・`)「長かったね やっと諦める気になったんだ」
彡(•)(•)「そんな訳ないやろ」
彡(-)(-)「ワイは…ワイは…」
彡(⦿)(⦿)「彼女と駆け落ちするで…!」
(。゚ω゚)「え!誘拐!?」
アドルフは極めて詳細に誘拐計画…愛の逃避行計画を練っていた
なんと!ボクの役割も決まっていた
ボクがステファニーの母と話して気を引いている隙に……
彼がステファニーを強奪するというのだ
はた迷惑にもほどがある…
でも、アドルフの計画には明らかな穴があった
(;´・ω・` )「ねえ アドルフ…」
彡(゚)(゚)「なんや!」
( ;´-ω-` )「その後 君たち二人はどこで暮らすんだい?」
彡()()「う……」
彡(-)(-)
アドルフが黙った
(´・ω・`) .。oO(あれ?)
もしかして初めてアドルフを論破したかも
第20話 ダメ!絶対!!②
それからもアドルフはステファニーへ熱い視線を送っていた
だが、その日は彼女の機嫌が悪かったようだ
J(„❛へ❛„) 彡(⦿)(⦿)(・ω・`)
ステファニーは明らか煙たそうにそっぽを向いた
彡(◦)(◦)!?
アドルフは絶望の淵へと追いやられた
彡;(゚)(゚)「もう耐えられへん! 終わりにするで!」
彡;(゚)(゚)「橋からドナウ川に飛び込んだる」
彡(●)(●)「勿論、ステファニーも一緒に死ななアカン!」
(;´・ω・` )「えぇ…」
それから三週間。アドルフの頭にはその計画しかなかった
非力なボクは恐る恐る彼を見守るしかできなかった
第21話 至福
一九〇六年六月
ボクとアドルフは教会の前で
花馬車行列という催しを見ていた
⚘┌┘✞└┐⚘ 彡(-)(-)(・ω・`)
(´・ω・`)「アドルフが言ってた通り…」
(`・ω・´)「自然も芸術の一つだね」
(´・ω・`)「花と音楽がよくマッチしてる」
彡(-)(-)「せやな…」
アドルフはあの日から傷心したままだ
(´・ω・`)「花の投げ入れが始まったよ!」
彡(-)(-)「せやな…」
(。゚ω゚)「あっ、見てアドルフ! ステファニーだよ!」
彡(゚)(゚)「ファ!?」
(´・ω・`)「ステファニーが花馬車に乗っているよ」
彡(⦿)(⦿)「ほ、ホンマや!!」
ステファニーは赤いヒナゲシ、白いマーガレットに囲まれて
最高に魅力的だった
アドルフはじっとステファニーを見つめている
すると、彼女は無邪気に微笑み
花を一本。アドルフに贈った
⚘┌┘✞└┐⚘ J(„❛ꇴ❛„)っ ✿(⦿)(⦿)ミ(・ω・`)
そのときのアドルフの顔はとても幸せそうだった
(´・ω・`).。oO(よかったね、アドルフ)
一事はどうなるかと思ったけど
何も起きなくて本当にホッとしたよ
祭り後
彡(-)(-)「やっぱり……やっぱりそうやったんや」
彡(⦿)(⦿)「彼女はワイのことが好きなんや!」
( ;´-ω-` )「はぁ~」
第22話 失恋
アドルフは社会規範を何よりも嫌っていた
でも、好きな人
ステファニーと接する際には誰よりも社会のルールを厳守した
彡(-)(-)「結局 ワイは未だに自己紹介すらできておらん…」
アドルフはルールを守ることにより……
一つの事実から自らを守っていたのかもしれない
彡(゚)(゚)「ワイの片思い…なんやろか…」
アドルフの熱意が彼女に伝わることはなかった
彡(;)(;)「ワイの努力は無駄やったんやろか…」
彡(;)(;)「ワイが考えた二人で暮らす家も…理想も…」
(´・ω・`)……
(´・ω・` )っ㌧「女の人は逃げても芸術は逃げないよ」
(`・ω・´)「芸術はいつだってボクらの手の中さ」
彡(゚)(゚)……
彡(-)(-)「…せやな」
彡(^)(^)「いいこと言うやんけ クビチェク」