更に言うなら、空役が三森すずこさんと、いろいろとスゴイことになってますねコレ。
それでは今回もどうぞ。
「……いい天気だ」
空を見上げればそこにあるのは晴れ渡る澄み切った青色。そして流れてくるは肌を優しく包む穏やかな風。実に心地よく、正しく最高のダンス日和である。本日はオープンキャンパス当日。そして彼女達μ'sが9人になって初めてのライブが披露される日だ。そんな日だけに、今日という日がこんなにいい天気に恵まれたことに俺自身嬉しく感じている。
そんな晴天の空の下で俺はというと……。
「
「はい、一旦3人で集まってから音ノ木坂に向かおうと思います」
「うん、そっか」
神田明神の石段をゆっくり下りながら、隣を歩く穂乃果の妹である雪穂ちゃんにこれからの予定を聞いていた。それに雪穂ちゃんだけではない。彼女の隣には絵里を少し幼くしたような、それでいてどこかことりに似た癒しオーラを纏った少女が並んで石段を下りていた。
「ごめんね
「いいえ。μ'sのみんなの練習が見れただけでも嬉しいです。それに、お姉ちゃんが言ってた指導してる人にも会えましたし」
「そう言ってもらえると嬉しいね」
彼女の名は絢瀬亜里沙。絵里の妹だ。雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんはこの後音ノ木坂学院のオープンキャンパスに参加するのだが、その前に今日の朝のμ'sの練習風景を見に来たらしい。まあ、二人とも身内がいるしな。
朝の練習が終わってから学校が解放されるまでしばらく時間があるため、俺たちはこうしてゆっくり談笑しながら歩いていたわけだ。因みにμ'sのみんなは練習が終わってすぐに学校へと向かっている。絵里と希なんて生徒会で何かと準備があるようだしな。
「でも、こうして本当に9人も集まったと思うと、何だか不思議な感じですよね」
ふと雪穂ちゃんが零した台詞に、俺達は立ち止まって顔を見合わせる。不思議……か。でも、それもそうかも知れない。
「……かもな。確かに9人全員、性格も好みも、育ってきた環境も違う。ましてや、それぞれの過去なんてそうそう知ってるもんでもない」
「海未さんはちょっとお姉ちゃんと似てるかも」
「まあ多少はな。でもやっぱりみんな違ってるんだよ。なのに全員が同じ場所を目指して、同じ夢を見てる。それってさ、やっぱ当たり前の奇跡だと思うんだよね」
「当たり前の……奇跡?」
亜里沙ちゃんが俺の言葉を復唱して首を傾げる。とは言え、自分でもいろんな考えが混ざってしまった故に出てしまった造語なために、俺自身その説明に少々困ってしまう。勢いに任せて思ってることを口に出すもんじゃないな、うん。取り敢えず何とか見繕わないとな。
「あぁ~……まあ、アレだよ。人同士が集って同じ目的に向かうのは『当たり前』の事じゃん。今の俺達だって、この階段を下りようとしている。でもさ、それって案外難しいことだと思うんだ」
「難しい……ですか?」
「うん。人間ってちょっとした事で意見が食い違ったり、別行動したりしちゃうじゃん。俺だってこのまま引き返して階段を駆け上っちゃう可能性だってあるしね。『一致団結』なんてみんな当たり前に使ってるけど、意外と熟せないものなんだよ」
「それは分かりますけど……」
「でもさ、彼女たちμ'sみたいに、それぞれの好きな事を、一つになって共に駆け抜けていける人達もいる。そういうのってさ、とてもスゴイことだと思うんだよ。それこそ『奇跡』みたいなものだよ。みんなが『当たり前』だと思ってるそれこそ、実はスゴイ『奇跡』。だから……」
「だから、当たり前の奇跡……」
「そういう事」
よかったぁ……自分でも滅茶苦茶な単語を口にしたと思ったけど、何とか説明できた……。亜里沙ちゃんは納得したような表情を浮かべ、雪穂ちゃんは小さく「凄いなぁ葛木さんは」と呟いているけど、実際のところギリギリだったりする。取り敢えずこの話題もまとめに入らせてもらうとしよう。
「俺さ、μ'sってのは、9人のそれぞれの世界が集まった一つの物語だと思うんだよな」
「9人の……9つの世界……」
亜里沙ちゃんはその言葉を聞いて何かを思い出すように顔を俯かせていた。そして──
「何だかユグドラシルみたいですね。μ'sって」
「ユグドラシル?」
「北欧神話に出てくる巨大な樹のことだよ。『9つの世界』を内包している、っていうな」
亜里沙ちゃんの言葉に首を傾げる雪穂ちゃん。そんな彼女に俺が軽く説明を加えてやる。
ユグドラシルというのは北欧神話の根幹を司る大樹──いわゆる世界樹のことである。
まず、北欧神話には「9つの世界」が存在する。
アース神族の世界『アースガルズ』
エルフ(妖精)の世界『アルフヘイム』
ヴァン神族の世界『ヴァナヘイム』
小人の世界『ニダヴェリーニ』
人間の世界『ミズガルズ』
巨人の世界『ヨトゥンヘイム』
黒い妖精の世界『スヴァルトアルフヘイム』
炎とスルトの世界『ムスベルヘイム』
そして……死の世界『ヘルヘイム』
これらの9つの世界を内包した存在こそ、『ユグドラシル』──9つの世界を繋ぐ1つの大樹だ。
北欧神話はこの9つの世界の物語からなる神話だ。そしてその9つの世界が集まるユグドラシルこそ、正に物語の土台といえる場所である。
「しかし亜里沙ちゃんもよく知ってたね、そんな名前」
「えへへ……小さい頃はよくおばあちゃんに呼み聞かせしてもらってたから」
「北欧神話をね……」
「うん、もちろんスラヴ神話も」
そう嬉しそうに答える亜里沙ちゃん。確か絵里の祖母はロシア人って言ってたっけ。どこの地域かは分からないけど、場合によれば孫にスラヴ系やそのお隣の北欧系の神話を読み聞かせしててもおかしくはないだろうな。
それに、亜里沙ちゃんの言う事もよく分かる。彼女はμ'sという9人の世界、9つの物語、それらが集ったその場所は、さながらかのユグドラシルのようだと言ったのだ。本当、よく思いついたものだ。
「なる程な……μ'sはユグドラシル……か。いいな、その考え方」
「えへへ……ありがとうございますっ」
俺の賛辞に照れながらも嬉しそうに笑顔を振りまく亜里沙ちゃん。うん、さっき絵里と似てるって思ったけど、案外そうでもないかもな。この子は絵里とはまた違った魅力を持った子だ。この笑顔を見てそう感じた。
「さて、今日はここでお別れかな」
「あれ? 葛木さんは見に行かないんですか? μ'sのライブ」
階段も降りきったことだし、そろそろ解散するかと思っていた矢先、雪穂ちゃんからそんな疑問が飛んでくる。
「あぁ~、俺も見に行きたいんだけどさ、ほら、俺って別に誰かの保護者って訳でもないじゃん。それなのに女子校のオープンキャンパスに参加するってのは、ちょっと危ないと思うし」
「そう……ですか……」
まあ、結局のところこれに起因するわけである。彼女たちの生のライブを見れないのは残念だが、どうせ撮ったビデオを後で見るのだからそこまで残念がっているわけでもない。それに、どうしても見たいなら
しかし残念そうな表情を浮かべる亜里沙ちゃんを見てるとこちらまで申し訳ない気持ちになる。ごめんな、と俺が言葉を発しかけた時、俺たちの会話に入り込むように女性の声が聞こえてきた。
「それなら、貴方が彼女たちの保護者ってことでいいんじゃないかしら?」
「え?」
すぐさまその声の主に視線を向けるが、その人の容姿に軽く驚いてしまう。
「え……っと……(ことり……)?」
灰色のスーツを見に纏っているが、その眼や髪型、纏っている雰囲気がまるでことりそっくりだったのだ。ただ幾つか違うところを上げるとすれば、その大人びた体系や謎のサイドテールが無いことくらいだろうか。とすればこの人は……。
「葛木鉱芽さん、ですよね。初めまして、南ことりの母です」
「ぁ、初めまして。葛木鉱芽です」
そう告げてお辞儀する相手──ことりの母に、俺もすぐにお辞儀を返す。え? でも、ことりの母ってことは……。
「え、でも貴女って確か、音ノ木坂の……」
「ええ、理事長よ」
「「えぇっ!?」」
ことり母の発言に軽く跳びあがってしまう雪穂ちゃんと亜里沙ちゃん。っていうか理事長がこんな時間にここで何してんだよ。もうすぐ学校説明会が始まるんじゃないのかよっ?
「少し時間に余裕があったから、娘の様子を見に来たの。だけど、もう学校に行ってしまったようね」
「ええ、今しがた……それで、あの、すいません。どうして俺が葛木だと?」
「もちろん娘から聞いたというのもあるけど、実はさっきの話、少し聞かせてもらったから」
「ああ、そうでしたか」
なる程、取り敢えずはこれで色々と疑問は晴れた。さっきの話の文脈的に俺が「葛木」だというのは分かるよな。
しかし、この人が俺に対してどういう印象を持っているかが問題だ。自分の学校の生徒が、それも自分の娘までが、こんな見ず知らずの男の手で指導されていると聞かされて、この人は一体どういう感情を抱いたのか。少なからず不安が込み上げてくる。
「でも、ちょっと安心したかな」
「はい?」
「あの子を疑ってたわけじゃないけど、是非貴方を自分の目で直接見ておきたかったの」
「それで……御目に適いましたか?」
「ええ、そうね。思ってたよりも、ね」
そう言って首を軽く傾げて笑顔を向けてくることり母。そこに悪意なんてさらさら無く、ただ相手を受け入れてくれる優しい笑みだった。どうやら俺は彼女の御目に適ったようだ。はぁ、よかったよかった。
「それでさっきの提案だけど、どうかしら?」
「さっきのって?」
「オープンキャンパスよ。貴方が彼女たちの保護者の立場になるって話よ。そうすれば、貴方もあの子たちの活躍が見れるでしょう?」
ことり母の提案に軽く目を合わせる俺たち。雪穂ちゃんはどうしていいのか迷っている様子。だけど亜里沙ちゃんは期待に満ちた表情を浮かべている。う~ん……。
「もし心配なら、こっちで入校許可証の腕輪を発行するわよ?」
アンタ本当に理事長かよ? しかし、そこまで厚意を貰っておいて無下にするわけにもいかないだろう。どの道願ってもないことだったし、是非行かせてもらうとしよう。
「二人はそれでいい?」
「私は大丈夫ですけど」
「亜里沙も賛成ですっ!」
「ふぅ、じゃあ今日のところはそうさせてもらいます」
俺がその答えを告げると、ことり母は満足気にほほ笑む。やっぱこの人も俺に見てほしかったんじゃないだろうか? 理事長という立場以上に母親としての想いもその言動から多少なりと見えてくる。
「分かりました。私は先に学校に行ってますから、もし許可証が欲しければ守衛所に取りにきてくださいね。話は通しておきますから」
「はい、ありがとうございます」
「ふふっ。じゃあ、気を付けていらっしゃい」
朗らかに笑みを浮かべたことり母は、こちらへ手を振りながら音ノ木坂へ続く道を歩いていった。しっかりしてそうだけど、何だかんだでことりみたいに茶目っ気のある人だな、と俺は内心ほくそ笑む。
「じゃ、今日だけはどちらかの『お兄ちゃん』って事でいいかな?」
「えっと、私は……」
「じゃあ、鉱芽さんは亜里沙のお兄ちゃんでっ!」
雪穂ちゃんが返答に困る中、亜里沙ちゃんは迷わず、それもどこか嬉しそうに立候補してきた。そのキラキラした瞳が眩しくて、つい本当の妹のように頭を撫でまわしたくなる気持ちに囚われそうになる。しかし、まさかそんな嬉しそうにするとは。もしかして兄や弟とかが欲しかったりしたのかな?
「ぅしっ、そんなら今日はよろしくな、妹の亜里沙ちゃん」
「はいっ、お兄ちゃん」
「もう、亜里沙ったら」
彼女の隣で軽く溜息を吐く雪穂ちゃんに内心同情しながらも、俺は今のこの面白可笑しな関係を楽しみながら、彼女達の友達との待ち合わせとやらに向かうことにした。
────────────────
学校説明会も無事に終わり、今はそれぞれの部活紹介の時間だ。そして今から行われるのは、私の──いいえ、私たちμ'sのライブ。私達が9人になって初めて行われる記念すべきライブ……って、一番新参の私が言うのもおかしいかな。
でも私は特に緊張なんてしていなかった。これなら昔のバレエのコンクールの時の方がずっと緊張していたわ。でも、もしかすると他のみんなも大して緊張はしていないのかもしれない。ううん、多分μ'sの誰も緊張なんてしていないわ。だって、今から行われるライブは確かに大事なものであるけど、同時に自分たちが楽しむ場でもあるから。だからみんな、緊張というよりも早く踊りたくてうずうずしているといった様子だ。
「よしっ、行こう!」
「「「おぉーっ!!」」」
高坂さんの掛け声と共にみんなも声を轟かせ、一斉にステージ上に広がっていく。今日の天気は快晴、絶好のライブ日和。そんな青空の元で行われる私たちのライブは、きっと今までの私の人生の中でも大きなものになる予感がしていた。
でも、だからこそ……あの人に……鉱芽に見てもらいたかった。カメラの録画ではない、その目で直接、変わっていく私を見てほしかった。しかし残念なことに、昨日の彼は見にこれないかもしれないと言っていた。彼を安心させたくてつい「まかせて」なんて言っちゃったけど、本当はすっごく彼に見てほしかった。
でも今日の観客の中に彼はいない。そう思っていた。
だけど──
「……えっ……?」
人工芝に立つ観客の中に、まず亜里沙とその友達たちが目に入った。彼女達は以前から何度も見にいくと宣言していたから、いることも分かっていたし直ぐに見つけられた。でも……でもまさか……。
「(鉱芽……っ)」
亜里沙のすぐ隣に、彼が──葛木鉱芽が、私の大好きな人が立っていた。私たちの驚く視線に気付いたのか、彼は右腕に巻かれた『入校許可』の腕章を見せながらピースサインを返してくる。そんな軽いノリの彼がやはり愛しくて、また一層胸の鼓動が高まってしまう。
でも、いつまでも喜んではいられない。
だってここは……ここからは、私たちのステージだから!
「皆さんこんにちは! 私たちは、音ノ木坂学院のスクールアイドル『
高坂さんがみんなを代表して、高らかに声をあげる。そしてこの役目はもちろん、彼女にしかできないことだ。
「私たちは、この音ノ木坂学院が大好きです!」
彼女は最初に私にスクールアイドルを始めるといった時から、一度もめげる事も曲げる事もなく、今日まで真っ直ぐ自分の道を突き進んできた。そんな彼女だからこそ、私はμ'sにいてもいいと、共に成長していけると思った。
「この学校だからこのメンバーと出会い、この9人が揃ったんだと思います」
そして、このμ'sにいられるから……。
「これからやる曲は、私たちが9人になって初めてできた曲です」
彼女たちや鉱芽のおかげでここにいられるから……。
「私たちの、スタートの曲です!」
私は今、こんなにも……楽しい!
「「「聞いてください!」」」
だから見ていて……鉱芽!
『僕らのLIVE 君とのLIFE』
鉱芽もμ'sも、出会いは最悪だった。あの頃の私は自分の殻に閉じこもって、意固地になって、相手の本気に見向きもしようとしないで、ただ自分の成すべきことしか見えていなかった。
──確かな今よりも 新しい夢つかまえたい──
でも、最後には分かり合うことができた。彼女たちの本気、鉱芽の抱く想い、私の周りにいたみんなの言葉。それらに触れて、私はようやく自分と向き合うことができた。自分の行く先が、彼女たちμ'sと同じだと気が付くことができた。
──胸にえがく場所は同じ──
それからはみんなと一丸となって練習した。当初は一杯一杯だった彼女たちも、次第に熟せるようになっていき、その成長ぶりに私まで微笑ましくなった。もちろんそこに鉱芽の協力も欠かせない。そんなところでも、今まで挫けることがなかった彼女たちの力強さを感じられて、私もまだまだ頑張らなければと感じた。
──熱いままで羽ばたいてく──
練習後にみんなと一緒に食べにいったりもした。あんな風に大人数で食べにいった経験なんてそう無かったからつい戸惑ってしまったっけ。そうそう、そこでハンバーガーも初めて食べたの。最初は躊躇してしまったけど、目の前で美味しそうに頬張る彼女たちを見ていたら自然と食べたくなって、そして私も一口含んだ。そしたらとても美味しくって、凄く感動したのを今でも覚えているっ。
本当、私の周りでは知らないことばかりね。でも、こんな風に彼女たちといることで、そして鉱芽といることで新しいことに沢山出会える。それがとても新鮮で楽しいっ。
そしていつの間にか、絆が生まれた。共に過ごしている間に、私たちは一つになっていた。一つになる事ができた! 私は変われたのかな? ううん、きっと変われた。そう断言できる。そしてそれはもちろん、みんなのおかげ。そして、鉱芽のおかげ。だから……。
──ゆずらない瞳がだいすき──
だからこそみんなが、鉱芽が、そして今の自分が……
「ダイスキ!」
────────────────
「で、できた……っ」
鳴りやまない拍手の中、ライブを終えた穂乃果の小さい呟きが聞こえてくる。
この様子だと観客の熱気もしばらく冷めることはないだろう。それ程までに皆、μ'sのライブに心動かされていた。心から感動していた。曲やダンスの内容を知っていた俺でさえ感動してしまったのだから、皆の感動が如何なものかは計り知れない。
やりきった。彼女達を見て正にそう思えた。
そしてそれは絵里も同じで……。
「……ぁは!」
絵里は俺にではなくこの晴れ渡る空を見上げ、そして精一杯の笑顔を見せた。その笑みこそ、かつてバレエをしていた時のような純粋で眩しく、そして全力で楽しんでいる輝かしい笑顔だった。そしてそれこそ、俺がずっと見たかった彼女の笑顔だった。
「(ようやく見せてくれたな……絵里)」
『心から笑える自分になる』
昨日宣告したその言葉通りに変わる事のできた絵里。俺が望んだ表情を見せてくれた絵里。そんな彼女に感極まってしまい、送る拍手を更に大きなものにする。
「やっぱ最高だよ……μ'sは!」
今の彼女達を見て、このチームは最高だと胸を張って言える。おこがましいことかも知れないが、彼女たちμ'sがとても誇らしく感じられた。
変わる事の出来た絵里、そして彼女を変えるにまで至ったμ'sに、俺は最後まで気持ちを込めた激励を送り続けた。
そんな彼女達を包み込む空は、どこまでも青く澄み渡っていた。
これでようやく、アニメでいうところの「絵里加入編」が終わりました。本当に長かったですね。しかしここで今一度、絵里登場回から読み直してもらうとまた面白い発見があるかもしれませんよ? 主に鉱芽に対する態度とか。
これから私自身更に忙しくなってきますので、なかなか更新できない日々が続くと思われます。それでも地道に更新は続けていきますので、どうか本作をこれからも応援よろしくお願いします。
それでは、次回もご期待ください。
そしてこの話の次と言えば……(・8・)?