壊れた少女が往く青春の物語   作:ホヘイム

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.....えぇぇっとなんといえばいいのか。
まぁそうですね。はい大変遅くなってしまい申し訳ございません!!!!

はい何かしら用事があった...というわけでも無くてですね。えぇ
ただ単にやる気が時空の彼方に消し飛んでいましてね...。




歩みは進む。新しい噺に、

瞼を開ける。

最初に視界に入ったのは今さっきまで見ていた空とは違って、いつもの見覚えのある天井だった。

 

「....さっきまで見てたのは昔の記憶か。」

 

二年前のことを夢に思い出していたようだ。私が全てを失ったあの日のことを。

 

「起きよう、学院に行く準備をしなくちゃ。」

 

あの日から約二年後、私は高校生になった。命の恩人が居るゲヘナではなく、百鬼夜行の生徒に。

 

「まぁ、いいや顔洗いに行こう。」

 

身体を起こし、顔を洗いに洗面台に向かう。だが身体を起こしたばかりだからか足取りがおぼつかなかった。

 

「おっとっと、転ぶところだった。」

 

転びそうになり、近くにあった机に手を載せて少し身体を預ける。

 

「はぁ、ケガすると面倒だからなぁ。」

 

そんなことを言い、再び洗面台に顔を洗いに向かう。

 

(最近身体が不調続きなんだよなぁ。)

 

そんなことを思いながらも洗面台の前まで来たので蛇口を捻る。そして水を掬い顔を洗う。

 

「.....パッ、これで眠気が覚めるのだぁ~。」

 

....そんなことを口に出しながら手の近くにあるはずのタオルを探す。

 

「むはぁ....顔がスッキリだぁ」

 

タオルを探すために動かしていた手にタオルが当たり、手に取るそして顔を拭く。

 

「それにしてもなんであの日の事なんて思い出したんだろ?」

 

なんで思い出したくない記憶を急に呼び覚ましたのか。よく分からない。

この体は馬鹿なのか。嫌なものは思い出す必要性なんかないはずなのに。

 

「はぁ、こんな事考えてたってどうしようもないんだ。.....朝ご飯は~食パンでいいか。」

 

今更どうしようもないことより、今動くべきことをしよう。

 

「縺雁燕縺ェ繧薙※テ怜屁縺薙s縺ェ霄ォ菴灘」翫l縺ヲ縺励∪繝ア!」

 

無意識に口から言葉が出た。

「あれ?今私何て言った?。なにを言葉に出した?」

 

(.....なんか変なこと言っちゃった?)

 

自分の言動に疑問を持ちながらも朝食の準備をする。食パンを取り出し、

 

「私の家には別に誰も入れないからねぇ。普通とはちょっと変わってるもの使っても大丈夫だよね。うん。」

 

そう言い自分で作った特製のジャムをパンに塗る。そしてジャムを塗ったパンを口に運びながら、時計を見る

 

「...う~ん、もうすぐ時間だよなぁ~」

 

もうすぐ家を出て、学院に向かわなければならない時間に近づいていた。

パンを咥えて、荷物をまとめる。

 

「はぁ~.......いってきます。」

 

私以外に誰も居ない部屋に家族を幻視しながら、普通の...だけど特別な言葉を呟き扉を開けて外に出ていく。

 

「学院まで20分くらいだから....まぁ大丈夫かな?」

 

私は時間を確認し、食べてるパンを咥えなおしてから玄関の前にある手すりに足を掛け、大きく跳ぶ。

手すりが軋む音が聞こえたが大丈夫だろう。それよりも着地点を探す。

 

「着地点~、あるかぁ?」

 

視界の端に百花繚乱の羽織を羽織っている生徒の姿が入った。

 

「......やべ、隠れなきゃだ。」

 

住宅の上。屋根に着地して、姿を隠す。そして少し頭を出しその百花繚乱の生徒がレンゲさんでないことの確認する。

 

(....よかったレンゲさんじゃない。あの人なぁ百花繚乱に入りなってしつこく言ってくるからな。)

 

パンを一口食べて安堵をする。そして、その場からまた大きく跳んで移動を始める。

 

「本当に百花繚乱の人たちには気を付けとかなきゃなんだよなぁ。私の何がいいんだか。」

 

毎回のことなのだが自分の何が良いのか疑問に思いながら跳びなおす。跳びなおした後に遠くに巨大な桜の木と百鬼夜行の生徒達が見えた。

 

「おぉぉ、やっぱり人がたくさんだぁ。」

 

パンを食べ進みながら学院に多くの生徒達が集まって来ているのを眺める。

 

「あ、イズナちゃんだ。」

 

遠くだったがその中に忍術研究部の『久田イズナ』がいるのを見つけた。そして、着地して最後の一口になったパンを食べて、再度跳ぶ。

が今回はイズナちゃん目掛けて、力を込めて跳んだ。

 

 

 

___________

「ふっふふ~ん、今日はどんな忍術の練習をしましょうか。」

 

______イィ

 

「ん?なにか聞こえたような?」

 

 

「_____イィズナちゃぁぁ~~~ん!!」

 

「んみゃあぁぁぁぁぁぁっ!!!!??」

「っと、あっはは。なんか可愛い叫び声だね。」

しっかり地面へと着地をして、イズナちゃんのそばに近寄る。

 

「そ、そそ、それはそうですよ!!?。急に空から飛んできましたからね!?コミチ殿!?」

 

「あははは、そりゃそうか。でもイズナちゃんの反応がいつも面白くてさ。」

 

「でもじゃありません!!?。」

 

「...そう?。」

 

「そう、そうなんです。コミチ殿!!」

 

「じゃ、控えるか」

 

「や、やめてはくれないのですかッ!?」

 

「....」ニコ

 

「....え?。」

 

「ん?。」ニコニコ

 

イズナちゃんと楽しいやり取りをしていると、なにやら騒ぎが起こったようで、様々な声が聞こえてきた。

 

「...うん?。」

 

「ややっ、なにやら問題が起こったようですね。」

 

 

騒ぎが起きている方を見ると少し前にも騒ぎを起こしていた魑魅一座が複数人いた。

 

「あぁ...あれは魍魎(すだま)一座だね。私に任せて~。」

 

魍魎(すだま)一座...!?だ、大丈夫なんですか?」

 

「大丈夫、大丈夫。」

 

心配してくれるイズナちゃんを横目に魍魎(すだま)一座の集団に近づいていく。黒い雷を身に纏いながら...。

 

「やぁ、魍魎(すだま)一座・路上流の頭、アラタさん。」

 

 

「....その声は....鳴芽美(ながみ)コミチ...さん?。」

 

「そうだよ?。鳴芽美(ながみ)コミチだよ。」

 

「あ、あぁ...あばばば。」

 

「...どうしたのさ。そんなに怖がって、私まだ何もやってないじゃん?。いやっ、まぁ結構前にお灸を据えたけど。それだけじゃんか。」

 

「あ、え...と、その......すみませんでした!!。」

 

「...おぉ、うん。まぁなんで謝られたのか分からないけど...もうこんなことしないなら私は気にしないよ。でも...百花繚乱の人たちが許してくれるかは分からないよ?。」

 

視界の端、百花繚乱の羽織を身に付けている生徒達が近付いてくるのを確認しながらそう言う。

 

「えっ、ちょそれはさすがに...!!。」

 

アラタさんが一座の人たちに声をかけて逃げようとし始めた。

「逃げるのは駄目だよ。」

 

身に纏った黒雷でアラタさんとその他の一座の人間にスタンガンの要領で電撃を食らわせる

 

「これでよし。じゃあイズナちゃん、百花繚乱の人に後は任せて行こうか。」

「えっあ、い、行っちゃっていいんですかね?。」

「他にも目撃してる人はいるし大丈夫でしょ。」

 

そんな事を話しながら私はイズナちゃんを連れて、百花繚乱の生徒達から逃げるように学院の教室に向かう。

 

 

______________________

 

「たしか教室そっちだったよね。イズナちゃん。」

「はい。そうですね!。」

「じゃ、私、教室違うから、またね。」

「では、頑張ってくださいね!。」

 

「...まぁ、うん。授業中眠らないように頑張るよ。」

 

会話を交わした後、それぞれの教室に行った。

 

 

 

 




黒い雷はキルアの神速(カンムル)みたいな感じで纏ってます。

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