血を必要としない吸血鬼、ダンジョンにて配信者と遭遇す 作:博壱
ほのぼの回を書くと途端に文字数が減るのは何でだろうねぇ?
「…見つけたぞ!!」
ラドゥはボス空間の手前に降り立った
{おぉ!}
{ようやく見つかったか!}
{長かったな}
{そりゃあ広いうえにほぼ景色変わらないんだから}
{30分ぐらいか? 見つけるのにかかった時間は}
{それぐらいじゃね?}
「熊か…肉だな」
{確かに肉だけどさぁ!!}
{何でこの階層に来てから肉の事しか考えてないんだよ!!}
{腹でも減ってるんじゃないか?}
{にしても肉の執着すっごいよ?}
「さぁ!
【第八階層ボス部屋空間】
「グガァァアアア!!!」
「はっはっは! 威勢の良い肉だなぁ!!!」
{やっぱり肉なんだな}
{このダンジョンの八階層にいる魔物全部が肉に見えるんじゃない?}
{肉ばっか言ってるしありそうだな}
{瞬殺かなぁ?}
「鮮度を保つためにも一撃で終わらせようか!」
ラドゥは早々にワイルドベアに近づき、刀で首を一刀の元切断した
{早すぎ!}
{文字通りの瞬殺やね}
{鮮度を保つ為という謎理論で瞬殺されたワイルドベアさんカワイソス}
{もう慣れたわ}
「今日はこの辺りでやめにしようか、次は飯だからまた見に来てくれ」
{は〜い}
{飯回楽しみやわ}
{また来るよ〜}
ラドゥは配信を終了し、ダンジョンを後にした
【ラドゥ宅】
「今回も大量だったな、この調子ならしばらくは退屈しないだろうな」
あの後ラドゥはギルドへ行き、素材等を換金してもらって自宅へと帰ってきていた
「にしても我の家は何というか…うむ…」
(少し殺風景というか家具が少ないな、買いにでも行くか?)
「……よし、買いに行くか!」
ラドゥは家具や生活に必要な物を探しに家を出た
【ショッピングモール】
(来たは良いが何を買うべきか…)
「とりあえずタンス、テーブルに椅子、テレビに他何かいる物あるか? まぁひとまず買うとするか」
〜数分後〜
「粗方買ってASに入れたは良いが他に必要なものがわからないな…」
その時、ラドゥへ女性が走り寄ってくる
「あっあの!」
「ん? 我に何の用だ小娘?」
「お兄さんって最近話題になってるラドゥっていう名前の人ですか?」
「まぁそうだが…それがどうかしたのか?」
「やっぱり本物だ! 握手してください!!」
急にラドゥの前へと現れた女性は相手がラドゥだと判明すると途端に笑顔になり、握手を求めてきた
「? まぁ良いが……これでいいか?」
ラドゥは若干困惑しながらも手を差し出し、女性と握手をする
「わぁ! ありがとうございます! では!!」
女性はお礼を言うと颯爽と去っていった
「…何だったのだ? 今のは」
(まぁ必要な物は粗方買えているから今日は帰るとするか、にしてもあれは謎であるな…)
ラドゥは少し困惑しながらも帰路へと着いた
【???サイド】
その時、少し離れた場所にて、その様子を眺めている一人の男がいた
「へぇ〜、あれが最近噂されてるラドゥなんか…意外やな、ああいう庶民的な買い物もするもんなんやね。各階異ダンジョンに潜ってるっていう話やし、明日にでも行って声かけてみようかね?」
??はラドゥを観察しながら計画を立てていく
「あぁ! 明日が楽しみや!」
【ラドゥサイド:自然公園】
「ふと気になったからここに寄ったが…静かでいいな、ここは」
ラドゥはショッピングモールから家へ飛んでいる最中、ふと見つけた自然公園に訪れていた
「ダンジョンのような空気感や気配、景色も良いがここのような小鳥の囀りが聴こえるぐらいにのどかでのんびり出来る場所ってのも悪く無いのだろうな」
ラドゥは近くにあったベンチに座り、自然の中で癒されていた
〜数分後〜
「…ん? あれ? ラドゥさんじゃないですか!」
「む? あぁ、リーシェか」
「どうしたんですか? こんな所に」
「我は家具買いに行った帰りにふと気になったのでな、寄ってみた所だ。そう言うリーシェは何故ここにいるのだ?」
「私は週に一回、この公園を軽くジョギングしているんです! 自然豊かで走ってて心地よいので!!」
「そうなのか、我の横に座るか? 空いているぞ」
「そうですね…せっかくですし休憩がてらお隣失礼しますね」
「…そう言えばリーシェよ」
「何ですか?」
「レベルはどれくらいになったのだ?」
「あっ! 聞いてくださいよラドゥさん! 私、この前Lv19になったんですよ!」
「そうだったのか、Lvは上がりやすいのか? この前聞いた時は12だったはずだが…」
「私はあの後も配信時や配信外でもダンジョンに潜ってましたから!」
「我は自身のレベルはわからんが今度九階層に行くつもりだ」
「そうなんですね! 私は少し七階層で詰まってますね…」
「そうなのか? 燃やせば良いのではないか?」
「私は火魔法の適性が無かったので…風なら合ったんですけどね」
「魔法にも適性があるのだな、我は関係無いと思うが」
「後は森なので迷子になってボス部屋空間を見つけれないってところですねー」
「あれは我は簡単だったな」
「そうなんですか!? 何かコツとかはありますか?」
「いや? 我は翼があるから飛べば解決するからな。森の中から開けた場所を探すのは造作もない」
「あ…そうでした、ラドゥさんは飛べるんでしたね……」
「まぁ後は迷子になるのであれば木などに印を付けておくのも悪くないと思うぞ」
「わかりました! 今度試してみます!」
「そうした方がいいな」
その後もしばらく談笑し………
「それにしてもここはのどかで良いですね〜」
「そうだな…この様な時間は時々作ろうか、心地良いな」
「私もそうしようかな〜……っとラドゥさん、そろそろジョギングの続きに行きますね!」
「そうか、ならまた」
「はい!」
リーシェはジョギングを再開し、また走って行った
「我もそろそろ帰るとするか」
ラドゥも翼を広げ、その場から飛び上がって家へと帰った
ギルドにランク制度があった方がいいかどうかのアンケートを10話から取っています。
締切は12話が投稿される前日か当日となります
ギルドにLv(レベル)の他にランクなどの表記があった方がいいですか?
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あった方がいい
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無い方がいい