血を必要としない吸血鬼、ダンジョンにて配信者と遭遇す   作:博壱

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飲ませでハマチを釣りに行った翌日、腕を痛めました。博壱です、、
ラドゥにも釣りやらしてみようかなぁ?


14、初めてのコラボ 参

「・・・って事や」

 

「それはカッコいいが食らいたくは無いな」

 

「やろ? 彼奴のせいでウチのクランの庇護下にある連中も何十人とやられとんねん」

 

「そうか、なら気をつけないとな」

 

「あぁ後もう一つ、ロブスターの魔物…ロディウスは再生能力がバケモンや」

 

「それはどれくらいだ? まさか切断して飛ばした後にはもう直っているとか言わないよな?」

 

「そこまでやないけど、数分で治るで。しかも強度が上がった状態でな」

 

「なるほど、つまり短期決戦か」

 

「そう言う事や。せやからさっさと爪落として攻撃手段を減らして頭潰せっちゅう事や。わかったか?」

 

「わかったぞ、なら壱蒼にヘイトを任せても良いか?」

 

「ええよ、ヘイトは全部受け持ったる! その代わり早う殺ってな!」

 

「当然だ!」

 

「んじゃ行こか、この先や」

 

ロディウス

全体で5〜6mのあるロブスターの魔物で右の爪が大きくなっている。右の爪からは高圧縮された水によるレーザーや水弾を放つ事ができる。また、再生能力が高く、破損した体の部位を強化した状態で再生する事が可能

 

 

 

【第九階層ボス空間】

 

「やはりデカいな」

 

「せやな、んじゃさっき言った通りにやるで!」

 

「了解だ!」

 

ラドゥはロディウスの死角へ、壱蒼はロディウスに拳弾*1を撃ち込みヘイトを自身に向かせる

 

当然、それをただ食らってるだけではなく、ロディウスは壱蒼へ水弾をマシンガンのように撃っていた

 

(やっぱ元が硬い分攻撃も通りにくいなぁ、ラドゥ…一撃で仕留めんとめんどい事になるで…)

 

 

 

(こいつを一撃で葬るには強化(バフ)を増やさなければいけないな。やるか!)

 

ラドゥはロディウスを仕留める為に自身に身体強化・極、刀に攻撃強化・超を付与する

 

「ロディウスよ、いざ! 参る!!」

 

ラドゥは翼で飛び、ロディウスの首を狙う

 

「終わりだ! ……何!?」

ラドゥはロディウスの首を斬る瞬間、ロディウスは自身の巨大な爪を盾に首を守った

 

斬り落とし損ねたラドゥは壱蒼の元へと飛んだ

 

「…チッ! しくじった! ロディウスの爪が邪魔して首を半分までしか斬れなかった!!」

 

「あかんなぁ…あれは、首と首を守って斬り落とされた爪に硬質強化入ってもうたな」

 

「次は仕留める。…! 横へ飛べ! 壱蒼!」

 

「!」

ラドゥは勘から壱蒼へ横へ飛ぶように言う

とほぼ同時にラドゥ達がいた所へレーザーが通る

 

「ひぁ〜、あっぶな。ラドゥが言ってくれへんかったら撃ち抜かれとったわ」

 

「いや、そもそも我が一撃で仕留めきれなかったのが問題だ」

 

「とりあえずロディウスをどうするか考えながら応戦しよか」

 

「そうだ…な!!」

ラドゥはロディウスに血の斬撃を飛ばすが、爪で壊されてしまう

 

「そういや疑問やったんやけどさ、ラドゥの血で作ったやつってどういう仕組みなんや?」

 

「今聞くことか!? 答えはするがな」

「我が生み出す血の武器は掌や指先から魔力で血を作り出し、その作り出した血を操って武器の形にしたり、飛ばして攻撃するのだ。それと、我の血で生み出したモノは例外なくガラスのような物になる。耐久性は込めた魔力によるがな。だからさっきロディウスが爪で破壊した時にカラスが砕けたように見えただろう?」

 

「そう見えたな」

 

「まぁガラスみたいというだけでガラスではないから欠けたらすぐ砕けるーみたいな事にはならぬ」

 

「なるほどな。…で、さっきからバカスカ水弾やレーザーをひたすら避けてるけども何か解決策は見つかったんか?」

 

「我がもう一度斬りに行くぐらいしか思いつかん」

 

「なら先に爪を使えなくしよか」

 

「そうだな、またヘイトを頼むぞ?」

 

「任せんかい! …でもその前に俺も一撃だけ入れてええか? イラついてきたわ」

 

「なら先にやってくれ」

 

「わかった。速度&身体強化・極、行って戻ってくるわ」

 

そう言い残して壱蒼はロディウスへ瞬時に接近し、頭を地面へと叩きつけた

 

「…それができるのならば初めからそうすれば良かったのでは??」

 

「あれできても殺せはできんからな。後頼んだ」

 

「しっかりと油断なく仕留めてくる」

 

ラドゥはまた翼でロディウスの上まで飛んでいき、

 

「復活も早いのだな、我には関係無いが」

 

ロディウスが起き上がったと同時に両爪を切断し、さらに強化した状態で首を落とした

 

「いや〜しくじった時はどないしよか思うたけど何とかなって良かったなぁ!」

 

「せっかくだ、このロディウスを食べながらこの階層で手に入った素材等を分配するか」

 

「賛成や。いや〜楽しみやわ」

 

「なら準備するから用意してくれ」

 

「はいよ〜」

 

 

〜準備&調理中〜

 

 

「焼けたぞ」

 

「こっちも分配終わったけど、ロディウスの魔石とカルキャノンの魔石だけは一つずつしか無いからな」

 

「我はロディウスの魔石が欲しいかな」

 

「一応理由って聞いてもええか?」

 

「我は最近、魔石の収集癖が付いてな、我の印象に残った魔物(やつ)の魔石を収集して保管する事が趣味?となりつつあるのだ。だからロディウスの魔石が欲しいのだ」

 

「まぁ俺はいらんからな、ええよ。じゃあ代わりにカルキャノンの魔石は貰うで」

 

「決まりだな、さ! ロディウス食おうか!」

 

「おー!」

 

 

 

 

 

「もう無理や、入らへん。お腹いっぱいや〜」

 

「我も少し食い過ぎたか?」

 

{そりゃロディウス丸々一体を二人で食いきったらそうなるだろうな}

{魔物食って軽い味付けだけで結構な味するんか?}

{するんじゃね? ハマったら抜けられへんくなりそうやわ}

{今日はこれで終わりなんか?}

{流石にそうじゃない? …二人めっちゃ満足そうだしな}

 

「壱蒼よ、今回はこれで終わろうと思うのだがいいか?」

 

「ええと思うけど…少し休まして、食い過ぎて動けへん」

 

「なら待とうか、…我も横になるか」

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、大分マシにはなったわ。」

 

「そうか、なら〆るぞ」

 

「そうやな。って事でどうやったかな?」

 

「良かったらチャンネル登録して次回も待っていてくれ」

 

「それじゃあお互いに」

 

「まったな〜」

「また会おう!」

 

ラドゥと壱蒼は手を振りながら配信を終了し、転移陣からダンジョンを出る

 

 

「改めてありがとな、ラドゥ」

 

「こちらこそだ、また機会があれば他の二人も誘ってくれ」

 

「そうするわ。…あ、これ俺の連絡先な。なんか困った事とかあったら聞いてくれよ? 別に無くても雑談やったり付き合うからな〜」

 

「感謝する。ではな」

 

「あぁ、またな〜」

 

ラドゥと壱蒼は互いに別れを告げ、各々帰路へと向かった

*1
壱蒼が編み出したオリジナル。籠手に纏った魔力をエネルギー弾として射出する。直接拳で殴るよりは数段威力は下がるが遠距離攻撃を獲得した




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