ここはキヴォトス中央空港、外の世界とキヴォトスの玄関口。ここを解することで外の世界に行くことができる。俺がここで何をしているかというと。
「久しいな上信!」
「本当に来たのかよジジイ…」
今日はミカに話した週末、俺の祖父を迎える日である。
「そんな冷たいこと言うな上信!せっかくイギリスから何時間もかけてきてやったんだからな!」
この目の前にいる四十代前後のイケオジは御年七十五歳、大学教授兼考古学者のジョベニア・ジョースター、俺の祖父だ。
「父さんと母さんは?」
「あやつらは今日も今日とていちゃついておる。40代にもなって元気なものよ。」
「あんたも大概元気だろ。波紋で若い体維持してるんだから。」
「俺はあと20年は生きるぞ!」
「ほんと元気だな。」
ジョベニア・ジョースター、彼はあのアメリカの不動産王ジョセフ・ジョースターの従兄弟である。その証拠に俺達の肩には星型のアザがある。
「時に上信、彼女の一人や二人は作ったか?」
「…」
俺はゴミを見るような目で自分の祖父を見る。
「なんだ、まだ女嫌いを直しとらんのか!」
「俺の女嫌いは女に囲まれて直るほど簡単じゃないんだよ。」
「うーむ…相当根深いのう…」
ジョベニアは顎に手を当てて考え込む。
「ん?まさか上信!友達が一人もおらんとは言うまいな!そんなこと言ったらおじいちゃん悲しいぞ!」
「いるわ!ボッチじゃねぇよ!」
俺は大きな声で反論する。クソ…いつもこうだ、この人といると調子が狂う…。
「ほら、早く行くぞ。こんなところで立ち話なんて疲れるからな。」
「もうちっと俺をおじいちゃんと思って優しくしてくれてもいいと思うんだが…」
「あんたの見た目でおじいちゃんはないだろジジイ。」
俺達は電車に乗り俺の部屋に向かう。
「ほー、流石キヴォトス!外の世界とは科学力が違うのお!」
「年甲斐もなくはしゃぐなジジイ。」
若い姿と言っても四十代前後のおっさんが周りをキョロキョロ見ているのはなんだか恥ずかしい。しかもそれが俺の祖父となると。トリニティについてもジジイは周りを見まくる。
「ここがトリニティ!はじめたきたがイギリスとよく似た街並みじゃな!」
「まぁ、The お嬢様が通う自治区だからな。」
そのまま俺達は部屋に向かう。
「ん?じいさん俺の部屋はこっちだぞ?」
「いや、その前に寄るとこがあってな。」
「?」
そう言ってま祖父がどんどんトリニティ総合学園の方に向かう。
「そっちは学校…」
「知っとる。」
「は?」
俺は訳が分からずついていくとだんだんなんだかやな予感がしてくる。
「おいジジイ!そこはうちの生徒会メンバーがいる部屋だぞ!?」
「分かっとるわい!ここに用事があってきたんじゃ!」
えぇ?まじぃ?
「そこの君。」
「はいなんでしょうか?」
「ティーパーティーの方々に会いたいのだが。」
「えっと…アポはありますか?」
「ジョベニア・ジョースターだ。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」
俺は何が何だかわからない。なぜ祖父がティーパーティーにアポを取れているのか、なぜ会う必要があるのか。
「確認が取れました。ジョースター博士此度はお越しいただきありがとうございます。こちらへどうぞ」
そう言ってまトリニティの生徒についていく。
コンコンコン
「ナギサ様、ジョースター博士がお越しになりました。」
「分かりました。入ってください。」
「それでは…。」
そう言って、トリニティの生徒は俺に少し微笑むとそのまま戻っていく。
「それでは…失礼する。」
じいさんは扉を開けて入室する。そこには2人の少女がいる。桐藤ナギサ、聖園ミカ。2人のホストがお茶をして話し合いをしている。
「お待ちしておりました、ジョースター博士そして…?上信くんどうしてここに?ようやくティーパーティーの特別ホスト枠に入る気になったのですか?」
「!上信来てくれたんだ!」
「え、いや…」
「なんじゃ上信、女嫌いとか言っておきながらこんなべっぴんさんと仲が良いとは!お前も隅に置けないのう!で、どっちが本命なんじゃ?」
こ、このジジイ!お前は女子か!何いきなり恋話咲かせようとしてるんだよ!
「「それはもちろん私です。(だよ!)」」
「「は?」」
「ミカさん何を言ってるんですか?上信くんは私のことが気になってるに決まってます。」
「あはは☆何言ってるのナギちゃん!私が一番上信と付き合いが長いんだから私に決まってるじゃん!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
く、空気が震えてる!まずい…非常にまずい!
「とりあえず落ち着け!」
「おっと、失礼しました。お客様の目の前で。」
「上信は私が本命だよね?」
「今はいいだろその話は!」
「上信、彼女ができたらまず俺に教えろよ?」
「いい加減にしろ!」
とりあえず一息ついた。
「改めてティーパーティーのホスト、桐藤ナギサと申します。」
「私は聖園ミカ!よろしくね博士!」
「私はジョベニア・ジョースター。イギリスで大学教授兼考古学者をしている。」
「…。そういえばなんでここに来たんだ?」
俺はじいさんに聞く。
「彼には今日からしばらくトリニティの遺跡で調査をしてもらうんです。」
「え?」
俺はじいさんの方を向く。
「手なわけだ上信、俺しばらくキヴォトスに滞在するから。」
「はぁぁぁぁ!?」
俺の驚きの声は響き渡る
「うるさいぞ上信!」
「うるさくもなるだろ!聞いてないぞ!」
「言ってないもん。」
「言えよ!」
俺とじいさんは口喧嘩をはじめてしまう。
「まぁまぁ…、そういえば先ほどから気になっていましたが上信くん、ジョースター博士とどういう関係なんですか?やけに親しげに話されていますが…」
「あ?こいつは俺の祖父。じいさんだ。」
「へぇ、上信くんのお祖父様…。?お祖父様!?」
「どう考えても40代くらいにしか見えないよ!」
「俺はこれでも75歳だぜ?」
「75!?」
まぁ、そんな反応にもなるだろう。俺も初めてじいさんに会ったときそんな感じだったもん。
「あぁ…上信が言ってた家族ってその人のことだったんだ。」
「あぁ、1日だけの滞在だと思ったらまさかこれからも暫く滞在するとは思わなかった…。」
「安心しろ、お前の部屋じゃなくてしばらくホテルとってあるから」
「心配してるのはそこじゃねぇよ!」
ここは銃社会キヴォトス…さすがのじいさんも…いや大丈夫だな、じいさんのスタンド能力を考えれば大丈夫だ。
「はぁまぁいい。話は終わっただろ?そろそろ行こうぜじいさん。」
「そうだな、じゃあ今後とも宜しくナギサさん。」
「よろしくお願いしますジョースター博士。」
軽く挨拶を済ませて部屋をあとにする。
「はぁ…まさかじいさんが滞在するなんて…」
「嫌か?」
「嫌というより驚きだよ。まぁ…心配はしてない。」
「おい!俺は一般人だぞ!心配してくれてもいいじゃあないか!」
「あんたのスタンド能力を考えればどうってことないだろ!」
「ま、確かにな。」
俺達はそのまま再び部屋に向かっていると。
ドガァァン!
爆音が響き渡る。
「な、なんだ!?」
「まじかよ…」
今の音近い…てことは近くで戦いが起こってるのか?銃撃の音は次第に近づいてくる。…?地面の下から何か…この音は…まさか…
ドゴォォン!
「はー!はっはっはっ!」
なんでこんな時に面倒事が起こるんだよ!
キヴォトス中央空港は独自の建物です。この空港を解すと外の世界にいけます。上信君の世界には承太郎達は普通に存在します杜王町もあります。ですが基本的にはそっちには干渉しないししません。ちなみに顔見知りではあります。上信君は仗助の一個上です。家系図はエリナがジョジー二世ともう一人双子として男の子を産んだ設定です。