さてと無事に九死に一生を得た事だし俺達は遠くに向かっていたのだ。そこは前にリュカちゃんがお姉さんと一緒に大きな街に買い物に向かった事もある街に向かい始めていた。
今のこの世界の情勢とかも知りたいし何よりも敵が多いのでギルドとかにもこの事を伝えて応援要請をしたいと考えていた。
敵の本隊がまだどんな物か分からないので極力体力の消費は避けたいと考えているから。それにそこまで大きな街ならば滅ぼされている可能性も低いわけだ。
いや、滅ぼされていたらかなりやばいけどリュカちゃんの話だとこの辺で一番大きな街だから安全だろと思いながら進んでいた。
その間にもこの前にイーリスから波紋や陰陽術を教えてほしいと言われたので教える事にしたのだけど正直に言うけど波紋は使えることは使えるけどそこまで威力は強くはない。
まあ、リュカちゃんが波紋の才能があったからそこまで落ち込まなくても良いからねと必死に慰めていた。その代わりに陰陽術は才能があり少なくてもリュカちゃんよりもあった。
何だか意外とバランスが取れているなと感じていた。それにしても意外と距離があるなと思いながら進んでいるとリュカちゃんが何かに気がついたのである。
この辺の人通りがないと言ってきたのだ、昔に来た時はこの辺になると人とすれ違うと言うのに未だに人がいないのはおかしいと。
そんな不気味な事は言わないでくれよ、こちらまで嫌な予感してきたじゃないかと思っていたが口には出さずに歩いていた。
すると街らしい建物が見えてきたがどう見えても廃墟に近い状態になっていて最悪な展開が予想されてしまった。
近づいてみたがやはり廃墟になっていたしかもリュカちゃんから聞いていた通りに廃墟になっているが間違いなくこの世界で見てきた中で一番大きな街だったのであろうなと規模や城壁など残されていた。
それだけにこれだけの街が陥落するなどしていると思うとこの世界は予想していたよりも厳しい世界なのかもしれないと感じながら進んでいた。
廃墟の中には既に魔物たちが棲んでおりそれらを倒しながら進んでいた。ここが街だった頃にはかなり栄えていたのであろうなと思わせるほどに広く大きな建物も残されていた。
そうして進むとやはりアンデットが現れてきて俺とリュカちゃんは波紋で倒しながら進んでいた。誰もいないですねとリュカちゃんが寂しそうに話してきたので答えることにした。
「そうだな、この街が滅びてからある程度に経過をしているのを見て生存者は絶望的だろうな。でも他の人たちが俺たちみたいにこの街ならと思ってくる人はいるかも知れないからそんな人達を助けることに集中しよう」
「そうですよね、私も頑張りますね、蝮さん。そう言えば蝮さんってどうしてこんな世界に来たのですか?この世界は特に変わった事なんてないのに」
「さあ、分からないな何でこの世界に来たのか。でもこれも運命だったのかもしれない。波紋や陰陽術などこの世界に伝えるためにもしかしたらこの世界に来たのかもしれない」
リュカがすると蝮さんは救世主かもしれませんねと言われた。
俺が?そんなことをする性格ではないからと伝えているとイーリスがそう言えば元の世界ではどんな感じで暮らしていたのかしらと聞かれてきたので別に大したことはないよと伝えた。
するとリュカちゃんも気になったらしく話さないのならないのかと思いながら話をした。
「元の世界では普通に社会人という社畜をしていて毎日を生きるのに必死だったな。それでも親友と呼べる人がいたから楽しく暮らせていたな・・・まあ、もうその世界に戻る事はできないし戻った所で親友はもう亡くなっているだろうから未練はないけどな」
「そのごめんなさい、何か暗い話になると思わなかったので気軽く話をしてと言ってしまって」
「別に構わないよ、話すと決めたのは俺だしな。それよりも何かいるな」
そう言って廃墟の建物に何かいるなと見ているとイーリスがあれはゲイザー!?と言って俺はもしかしてあの魅了とか石化とかしてくる奴かと言うとイーリスは珍しく知っているのねと言われた。
そうかそうか、ならば俺があれを相手にするから先に進んでくれと伝えると一人で大丈夫ですかとリュカちゃんに聞かれたが安心してくれ、ゲイザー一体に遅れを取らないからと伝えるとリュカちゃんは分かりましたと言って先に進んだ。
そうしてリュカちゃんたちが遠くに行ってから俺はゲイザーに向かって行った。何故、リュカちゃんを先に進ませたのかと言うと・・・・あのゲイザーを式神にしたいから!!
だってゲイザーだよ!エロゲーではかなりお世話になったモンスターであり俺がどうして陰陽術を習得したのか。
一つはドラゴンみたいな滅茶苦茶に格好良いドラゴンを式神にしたこと。そしてもう一つはゲイザーやエロい攻撃をするモンスターを式神にして万が一にヒロインたちと敵対しても少しでも楽しめるようにエロい攻撃をするモンスターを手に入れたいと思っていたのだ。
だからこそ、いきなりゲイザーと言う当たりモンスターと出会えて最高にハイ!と言うやつだ。
そうしてまずは倒さない程度に弱めて攻撃をしていた、体に波紋を纏って戦っていたので石化されずに戦いを出来ていた。
そうして弱まった所を俺は見過ごさずに御札を取り出して我の式神になるが良いと言ってゲイザーに向かって御札投げてから御札が点滅して成功するのかと思っていると静かになったので俺はゲイザー、ゲットだぜ!と喜んでいた。
クックックック、今から楽しみになってきたな。何?リュカちゃんにはやらないのかって?いや、あんなに性格が良い子にはやらないから。それにやるとしたらリュカちゃんのお姉さんが良い感じかなと思うけどそこはリュカちゃんに免じてやるつもりはない。
だからこのゲイザーが活躍するのはこの世界が終わった後になるなと思っていると遠くから激しい戦いの音が聞こえてきたのでもしかして何かやばいものと遭遇してしまったのかリュカちゃんと思って俺はリュカちゃんの元に急いで向かった。
すると向かった先でリュカちゃんは死神らしい存在と対峙していた。俺はすぐに助けに向かおうとしたがここで俺は足を止めた。
俺はいつまでもこの世界にいる訳ではない、いつかはリュカちゃんが一人で立ち向かわないとならない時が必ずやってくる。
そんな日に備えて今回の戦いは傍観する事にした、無論なことに本当に危なくなったら参加をするがな・・・さてと捕まえたゲイザーでも出して見ますかと出した。
するとゲイザーが何となく考えていることが伝わってきてある情報を手にするのだった。
それは敵拠点の情報でありしかもしっかりと情報など持っていたので滅茶苦茶に助かっている。敵の情報は何よりも嬉しいからな、そうやって俺はゲイザーから敵の情報を集めてある事が判明をした。
敵の大将はアークリッチという存在だと言う事に。
裏話その7、ここに登場するボスは思っているよりも強い。