俺はリュカちゃんの成長を見届けて現れるととても嬉しそうにして喜んでいたので本当によく頑張ったなと褒めていた。
本当にあんなに弱々しい雰囲気を出していた女の子がここまで立派な波紋使いになれた事は本当に嬉しく思っている。
俺達は助け出した人たちと一緒に廃墟の街で比較的に家などが残っている場所で避難して結界を張り魔物谷を寄せ付けないようにして休みながらこれからの事を考えていた。
「皆様、お疲れの所大変申し訳ありませんが今後の事を話し合いたいと思っています。まず一つは避難民たちをどうするかですが選択肢としてはまずは滅ぼされていない街に向かうか。二つ目はいっその事この場所を再建させるかの二つです」
そう、正直に言ってここから他の街に移り住むにはかなり時間がかかるし出来る事ならば後者を選んでほしいなと考えていた。
無論なことにまだ廃墟の街にはまだ魔物たちがいるからそれらを倒してから破邪の結界を作れば下手な場所よりも安全になり住みやすくなると説明した。
それにここまで来るのにもやっとの思いできた者たちばかりなのでもう体力にも限界があるとして動ける程の体力はなくなっていた。
つまり自動的に後者になり俺とリュカちゃん、そしてイーリスとの詳しい計画を練っていた。
「リュカちゃんにイーリス。二人にはとても大切な話があるのだ、実はこのゲイザーを捕まえて式神にさせてからある情報が手に入ったのだ。それはここより北にある鉱山に敵の前哨基地があると言うのだ。俺はそこを今すぐにでも破壊をしないとこの辺の被害は収まらないと考えている。しかし、ここにいる人々を見捨てるわけには行かない、そこでだ別行動をしないか?」
それを聞いてリュカちゃんやイーリスは別行動?と頭をかしげてきたので説明をするのだった。
「まず、リュカちゃんとイーリス殿にはこの地に残ってもらいリュカちゃんは魔物討伐、そしてイーリス殿には破邪の結界を作ってもらいたい。そうすればこの街は蘇っていつかはまたかつての様に賑わいを見せてくれるようになってくれるはずだ。その為には安全を確保するためにも二人には残ってもらいたいのだ」
それを説明するとリュカちゃんやイーリスは分かりましたけど蝮さんはどうするつもりなのですかと聞かれたので俺は無論なことにこの前哨基地を破壊に向かうと伝えるとリュカちゃんがそれはあまりにも危険すぎますよと反対してきた。
しかし、前哨基地を叩かないといつまでも被害はなくならないしそれにそこにはリュカちゃんのお姉さんがいるかも知れないから向かうにはかなり価値はあると伝えるとリュカちゃんは分かりました、この辺の魔物討伐が終わり次第にそちらに向かいますと言ってくれた。
それは助かると素直に伝えた、ここまで強くなってくれるなら普通に戦力として期待できるとしてこちらもお願いをした。
俺は分からないけどこの世界は何処かアニメまたはゲームの世界でこの子が主人公なのだろうなと感じていた。
日に日に強くなり精神的にも強く成長して一人の聖騎士としてそして波紋使いとして成長しているから。
このまま成長を続ければそのうちにこの子の方が強くなるだろうな、俺も決して弱くはないのだけど間違いなくこのリュカちゃんが強いのだ。
それも信じられないぐらいに早いスピードで最初は本当に足手まといと思っていたのに恐らく俺でも苦労するだろうボスを倒してしまったのだ。
もう、俺と同等の力はあると思ってよいだろう、こんな中学生または高校生ぐらいの女の子に実力で負けて良いのかと思うかもしれないが俺だってそれなりに強いからな平均的にステータスを振っているから言うけど約280ぐらいだからな。
天才クラスで英雄クラスの一歩手前な程の実力を持っているからな。まあ、このリュカちゃんはきっと英雄クラスになれるほどに強くなってしまう可能性が高いのですけどね。
そうなれば・・・あれ?もしかして後半になってしまうと俺っていらない子?
だって俺の強さには経験値とかそんなシステムはないので本当に書いてきた文字数によるものだから一応、この話も終わった後に書けばそれなりに能力は上昇するかもしれないけどそれでも間に合わなくない?
・・・まあ、足手まといにはならない程度なら良いな・・・マジで。
そんな事を考えていたのだけどいつまでもこの世界にとどまるわけではないとしてそれはそれで良いのかもしれないなと感じていた。
俺はあくまでこの世界からすれば部外者でありリュカちゃんはこの世界に生きている人間でありその世界の人が何とかしないとならないので俺がそこまで深くやる必要はないのかもしれない。
そうも考えながら翌日になり俺とリュカちゃんは早速、別行動を取り始めることにしたのであった。俺は情報が正しければ鉱山跡に敵の前哨基地があるので向かっていた。
その道中で盗賊集団にも襲われたがこの世界の人間が滅茶苦茶に弱いのかあっという間に倒してしまった。ここまで弱いとよくぞここまで人間たちが生き残れたなと感心をしてしまう程に弱かった。
その者たちからも最近は多くの魔物たちが鉱山跡地に入っていくところを目撃したらしくどうやら情報は本当だったなとして今後は悪さをするのではないのだぞと言って廃墟から念の為にと貰い受けたお金を渡して俺はそのまま鉱山跡地の入り口に来ていた。
するとここからとても邪悪な気配を感じてやはりなと思わせる程であり俺は覚悟を決めてこの中に入り始めた。
中に入ると今までの比にならない程に魔物がいる上にしかも魔物たちがしっかりと配置されており間違いなく指揮官クラスの魔物がいる事だけは理解できていた。
それもかなり理に適っている配置をしており侮れないなと思いながら進んでいた。本当にここまで来るとどうして人間が滅ぼされなかったのか気になるぐらいに魔物たちと人間の間には戦力差があった。
そうもしながら奥に進んでいると広々とした場所に出てきてもし俺ならこの辺に指揮官クラスがお出ましになると思うのだけどなと考えていると目の前に黒い騎士の格好をした人物が現れたのである。
早速幹部クラスのお出ましかなと思っていると黒い騎士が話を始めた。
「お前だな?最近、聖騎士と一緒にいる不思議な力、波紋を使いそして聖騎士にも教えていると言われている呪い師は」
「それはどうも、俺ですよ。それよりも敵の幹部クラスですかな、貴方は」
「幹部?・・・我は違うぞ。我はこの魔物たちを支配しているアークリッチだ。我、直々に殺す為にきた」
あらら、敵の幹部ではなくて総大将さんでしたか。そうなると少しばかりやばいかもな、敵の総大将がいるという事は間違いなくまだ幹部クラスもいるのであろうなと思っていると黒い騎士がせっかくだから貴様には絶望を味わってから死なせてやると言ってアークリッチが合図を送ると奥から幹部らしい者たちが現れた。
うん〜、これはかなり劣勢な状況に追い込まれてしまったなと感じながらここからの脱出方法を考え始めるのだった。
裏話その9、このステージはなれないと落下してダメージが大変な事になる。