俺はリュカちゃんたちを逃がすためにこのアークリッチを何としても足止めをしなかればならないとして捨て身の突撃をして遠くに突き飛ばした。
こう見えて他人を逃がすためにこのような捨て身の突撃は何度も繰り返してきたので見事に成功してリュカちゃんたちをこの場から逃がす事に成功した。
いたた、かなり痛いけど向こうもそれなりに聞いているはずだとして見てみると予想していたよりもピンピンしていると驚いていた。
何で中ボスクラスはあんまり強くないのにラスボスみたいな奴は滅茶苦茶に強いのですか!?俺の能力的にこれぐらいあれば大丈夫ですよと言わているよりも少しばかり下なだけなのにと考えているとその程度で我に挑むとはやはり愚かな人間だなと言って気迫を見せてきた。
やべー、背後にリュカちゃんたちがいなければ今すぐにでも逃げ出したいぐらいにやばいですけど。
明らかにコイツを倒すのにレベルと言うか能力が足りていないですよね。絶対に力不足ですよねと思いながらもこちらにはアンデットに特攻の波紋があるのだ。
相手も氷属性を使ってくる相手にも見えないので波紋は効くはずだとして俺はまずは相手に攻撃を通すために布石を配置を始めた。
すると小細工など我には通じないとして周りの布石たちを長い剣で破壊してしまったのである。流石、この世界のラスボス的な存在なだけな簡単に倒されてくれないかと考えていると次は我の番だなと言ってから攻撃を繰り出してきた。
当たれば間違いなくかなりの痛恨の一撃だろうなと分かるぐらいの威力を出しながら俺を斬り殺そうとしていた。
でもこれを止めることができたら反撃と言うか会心の一撃を与えるチャンスが到来する。その為にも相手の行動パターンを把握しておかないとならないとして避けて攻撃のすきを伺っているとその瞬間が訪れて来たのである。
今なら避ける事もできなくて波紋を流せるとして俺は全力の波紋でアークリッチに波紋をぶつけたのである。アンデットだからすぐにでも溶け始めると思っていたのに痛いな、やはり波紋使いは舐めてはならないかとなんと生きているのだ。
あり得ない!普通はアンデットが波紋を食らったら普通には溶けて消えてしまうのにこのアークリッチは痛みこそはしているが体が溶けている様子もなくまだ戦えそうであった。
波紋も決して弱くはなくむしろ強力な波紋を流し込んだのにどうしてだと思っていたらやはりなと言って俺を掴んで投げ飛ばしたのである。
俺は吹き飛ばされてかなりダメージを負ってしまった、洞窟の岩に腕が突き刺されて血が多く出血をしていた。
波紋で何とかして応急手当だけはしたけど本格的に治療をしないとならないほどに深い傷であった。
やばいな、相手は逃してくれる様子はないし完全にここで俺を仕留めるつもりだし本当になんとかしないとここで死ぬなと冷静になりながら辺りを見ていた。
その時に蝮は過去のある事を思い出したのである、それをすれば上手く逃げ切れるかとしれないと考えた。
それはジョジョの奇妙な冒険の二部に出でくる波紋で壁にくっつけて移動をしている映像を思い出したのである。これならば上手くすれば逃げ切れるかもしれないと感じて俺は必死に行動を移し始めたのであった。
だって失敗すれば間違いなく死ぬのだからさ、滅茶苦茶に必死になった。
俺は待たしてもアークリッチに対して突撃をして攻撃を繰り出した。しかし、同じでは通じないぞと言って反撃をしてきて俺はそれを防ぐ事に成功したが吹き飛ばされてそのまま滝壺に落ちたのである。
普通なら絶体絶命のピンチであるが俺はここしかないとして先程の戦いで出来た氷の柱に向ってくっつける波紋を流して飛び移ろうとしていた。
波紋の力が弱くなれば俺の負けで落下して死ぬとして全力で波紋を流し込んでいた。それでも急激な落下にまだ完全に引っ付いておらず物凄い勢いで落ちていた。
止まってくれー!と心の中で叫びながら必死に波紋で氷の柱にくっつけていた地面がすぐそこまで見えてきたとして全力の波紋を流し込むとようやく止まってくれてそのまま疲れて地面に転がった。
かなりの深さまで落ちたのか上が見えなくなっておりその為にアークリッチが一人で呟くのだった。
「この高さから落ちれば生き物など死ぬはずだ、死体を確認することもない。それよりも早く我が野望の邪竜を復活させてこの世界を皆殺しにする為の計画を推し進めなければならないからな。聖騎士よ、それまでせいぜい足掻くが良い。どうにもならない程の絶望をもうすぐに味わってもらうからな、この世界と共に・・・ハッハッハッハ」
俺は地面に転がりながらアークリッチの話を聞いていた。邪竜?そして世界を滅亡させる・・・色々とアークリッチの目的やその方法まで分かったことは良い収穫であるが・・・・死ぬかと思った。
俺は波紋の呼吸ができない程に疲れが溜まっていた。間違いなくこの世界に来て一番の危機だったと言えるほどに死ぬかと覚悟をされてしまった。
けれども俺は生きているが俺はリュカちゃんや俺、イーリスだけではまだ戦力不足だと感じていた。強くなることは大前提としてまだ人材が足りないと思っていた。
俺はもうすぐに邪竜が復活をするかもしれないからなと思いながら体力を回復させていた。そうしてアークリッチがこの辺からいなくなった事を確認をしてから波紋で氷の柱を登り始めた。
全くもこれをやっているとジョセフ・ジョースターがやっていたあの塔の修行が過酷なものだったのだなと感じるほどに大変であった。
アニメではそんなにやばい修行なのかと思ってみていたこともあったけど実際にやってみると死ぬほどにきつい修行なのですけど!?
しかもあれでしょう、こことは違ってトラップもあるとか真面目にリサリサ先生、鬼畜過ぎませんか。
そう思い出しながら俺は必死に氷の柱を登り続けてそしてしばらくしてようやく登りきり終わったと疲れたけどここで休んでいる暇はないとして重たい体を無理やり動かしてこの辺で一番栄えている港町に向かい始めた。
そこに向かえばきっとリュカちゃんたちもそこにいるだろうと考えて歩き出したのであった。
それから数日後に目的の港町に到着してホッとして街の入り口で座って休んでいるとちょうどリュカちゃんたちと再会を果たすのだった。
どうやら無事に生き延びたらしく俺の努力は無駄ではなかった事だけが今回の収穫かなと思いながら俺は再会したリュカちゃんたちと話し合いをするのであった。
裏話その12、この世界の人間って弱すぎない!?