親友が入院していると言われている病院に辿り着いてから俺は係の人に尋ねてから親友がいる病室に向かった。
そこではいつも見たいほどではないにせよ元気そうな姿をしている親友がそこにいた。なので俺が参上したとしてジョジョの二部で使われていた柱の男が登場BGMを流しながら現れると親友は相変わらずに面白いのとをするなと笑われた。
しかし、医者の話だと容態は日に日に悪くなって行くというのだ。そんな話を信じたくないと思うが医者の話を無視なんてできるはずも無く親友に声をかけた。
「久しぶり!元気そうと言ってもよいか。何か食べたいものがあるなら遠慮なく言ってくれよな」
「いいや、別に特にないかな。それにこれはこれで良かったと思っている。今のこの世界で生きていても良いことなんてないから潮時として諦めている。強いて言うのであればお前と過ごせる時間が本当に限られてしまった事が唯一の心残りだ」
そう笑顔で言っていたが余命宣告をされたのにどうしてこんなに笑っていられるのだらうか。
俺には理解が出来なかったがそんなことを考えている暇があるなら親友との楽しい時間を作ったほうが良いとして病室から出る元気があるかと聞くと勿論だと答えてくれたので俺と親友は病院の外に出た。
外に出ると近くに大きな公園があったのでそこにあるベンチで座り話を始めていた。いつも通りに大したこともない話をしていると親友が真剣な話を始めてきたのであった。
「なあ、蝮。お前は自分と出会って良かった?こんなに昔から病弱でいつ死ぬのか分からないと言われていた自分と友でいた事に苦労はやはりしていたのか」
「あのな、和っちと出会えて嫌だったことなんて一度もないからな。それに和っちがいたから俺はこうして生きられている。そんな恩は今でも忘れていないから」
「はぁ〜、確か中学の頃だろ。自分はあんまり覚えていないのだけどそうやったのか」
「ハッハッハ、和っちは覚えていないかもしれないけど恩を受けた俺は今でも覚えているよ。そのおかげでここにいると言ってもまちがっていなからな」
そう、親友には命の恩人とも言える事をしてもらっていたのである。それは中学時代は本当にお金もなく1日一食は当たり前で食べられない日もあったぐらいでそんな時に親友が俺の為にご飯を買ってきてくれてそれを貰っていた。
当時の俺は泣きながら親友に感謝をしていた、そしていつかは恩を返すと言っていたが親友は友達が苦しんでいるのだから助けるのは当然だろと今でもその言葉を忘れていない。
だから何が起きても俺は親友の味方になると決意をした、そんな深い絆があるのに出会って良かったと言うな。
俺は間違いなく出会えて良かったと言える、そんなことを言うとそうかと言って親友が嬉しそうにしながら言ってきた。
「そうか、なら自分もそう言うのであれば昔から自分は一人であり誰にも仲間扱いをされていなかった。同級生からはいじめも受けていた。それなのに周りをすべてを敵にしてもお前だけは味方でいてくれた。その嬉しさは今でも自分は覚えているよ」
そうか、親友を泣かした相手を全員ボコボコにしたぐらいでその人数が1クラス分以上いたから学校で大問題扱いをされたな。
その事は今でも覚えているよ、でもお陰様で和っちのいじめが無くなって心の底から良かったと思ってあるよと伝えると親友がその代わりにお前がいじめの対象になったのにと言われた。
まあ、嫌いな奴らからそんな事をされたら反撃をするだけだったから別に何も思っていなかったけどな。強いて言うのであれば先生に怒られる回数が多くなったことぐらいかな。後、やり過ぎると警察も来る事になったからそこだけはかなり厄介だったけど。
でも親友がそのおかげで平和に過ごせるのであればかなり良い犠牲だったなと俺自身は納得していたけどな。
こうして心の底から信頼できる友がいるのだ、そんな日々も決して悪いことばかりではないと言うと親友はそうかもなと話してから空を見上げた。
「なあ、こうして話せるのも後僅かになってしまっただよな・・・自分は良いよ。こうして一人で寂しい思いをせずに死ねるのだからでも残されたお前のことを考えると死せないと思って・・・蝮、ごめんな。昔に共に長生きしようと約束したのによ」
「その何だ、人はいつかは死ぬ。それはどんな英雄でも変わらない事であり別に謝ることではない、それよりも次に会えるのか保証がないから先に伝えておくが俺は和っちと出会えて本当に良かったと思っているよ」
そう言うと親友は嬉しいことを言ってくれるなと言ってから暗い話ばかりではつまらないから明るい話をしようと言ってまた何時もの明るい話をしながら公園の近くのファミレスに立ち寄って食事をするのだった。
そうして時間もだいぶ夕暮れになりそろそろ病室に帰るなと言ってから親友がおそらくこうして外に出るのは今日が最後になると思うからと言って俺は親友に付き添いをして病院の入り口まで同行するのだった。
そうしてまた会えることを祈っていると言って親友は病院の中に入って行った。俺はそれを見届けてから病院を後にした。
これが俺と親友である和っちとの最期の別れになってしまうのだった。
その日の帰り道、やはり今の政治体制がかなり悪いせいで治安が悪化して俺の前に闇バイトであろう集団を発見してしまった。
見つけてしまった以上は見過ごすことなど出来ないとして止めに向かうのだった。やれやれだぜと思いながら向かうとまさしく今、強盗しようとしている者たちに声をかけるのだった。
「やめるなら今が最後のチャンスだぜ、これ以上をすればお前たちも闇バイトとして警察に逮捕されるぜ」
「うるさい!そんなことは分かっているが生きる為だ。これをしなければ俺たちは明日を迎えられないだ、生きる為なら仕方がないだろ、飯を食って普通に寝る。俺達はそんな事すら今の政府に奪われたのだ。これぐらい奪っても何も罪はないはずだ」
なるほどお前たちの言い分は分かった、確かにそのことは分かるがならやるなら政治家それもこの体制を作り出した政治家の家にでも侵入したらどうだ。
それならば俺は見ていないふりをするつもりだがここはそんな政治家とは関係もない人の家だ。やるならその政治家の家にしておけ、襲う相手を間違えるな。
するとそうなればすぐに捕まるだろと言ってから俺を口封じにしようとしてきてやれやれだぜと思いながら迎え撃った。
生憎なことにこう見えて俺は祖父が実はその極道でその人から戦い方を教えてもらっていたので相手が5人でも平気で倒したのだった。
その後にそのリーダー格の人に迫って許して下さいと言われたので俺は言葉を返した。
「NO、NO、NO、NO、NO」
「もしかして左腕でトドメを」
「NO、NO、NO、NO、NO」
「なら右腕で!!」
「NO、NO、NO、NO、NO」
「も、もしかしてオラオラですか」
「NO、NO、NO、NO、NO、NO」
「・・・無駄無駄無駄無駄ですか」
「Yes!Yes!Yes!Yes!Yes!Yes!!!」
そうして俺は拳で闇バイトの実行役のリーダー格に対して無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄と言いながら攻撃をしていた。
そうして最後に無駄!!!と言って殴り飛ばして確保したのであった。するとたとえ俺たちが捕まっても第二の俺達みたいな奴らがそのうちに襲うさと言って警察に連行されていった。
確かにあの闇バイトたちが言う事にも一理ある、大元を直さなければいつまでもこうした闇バイトによる事件はなくなることは無いだろう。
国民の貧しさにより発生しているこれは政治家たちが何とかしなければならないのに一向に改善させるどころかむしろ悪化をさせようとしていた。
・・・俺はこの国の未来の為にそしてこれから産まれてくる子供たちのためにもこの命を魂を燃やしこの国の癌、すなわち不正を働いている政治家たちを取り除かなければならない。
でもしないと国はいつか崩壊する・・・俺は亡き母や祖父の事を思い出していた。
もし、子どもたちが危機になっならその命を燃やしても救えと・・・天国かまたは地獄にいるかは分からないがお袋、爺さん、あんた達の遺言を果たす時が来たようだなと俺は覚悟を決めて支度を始めるのだった。