俺は向かってくる方角にそして時刻を見て少なくても敵にはそれなりに知識がある奴がいると感じていた。
何で敵にはそれなりの指揮官がいるのに味方は誰もいないのですか!?本当に人類はどうしてここまで生き残ったのか教えてほしいですよ。
こう見えてと言うか歴史が大好きなのでそれもしっかりと知りたいですよと心の底では嘆いていた。
まあ、そこは置いといて話は戻るが知識があると判断したその理由としては1つ目は襲撃してくる時間であるが朝日が登る前で一番奇襲が上手く行く時間である為にそしてもう一つはこの地形である。
ここは草が生い茂っておりゴブリンは勿論のこと他の魔物たちも隠れながら港町まで一気に近づけるとして悪くない選択をしていた。
実際に港町の兵士たちには気がつかれていないことを考えると敵の指揮官は少なくても間違った事はほとんどしていない。
もし、間違いがあるとすれば敵にこの蝮がいた事ぐらいだと思いながら迎え撃つ支度をした。
それはこの地形は確かに隠れながら移動するには問題がないが実際に見つかって戦うとすればとても悪いのである。
もしここに待ち伏せをされてそのまま火計でもされたら一溜りもなく部隊は壊滅するだろう。相手はそこまでは考えていない・・・いや、考える必要がなかったと言うべきかもしれない。
こうして実際に迎え撃つのは俺一人だけだしこの世界の人たちだけなら相手の指揮官は何も間違った事はしていない。
本当に相手は運がなかったのだなと言うしかないのだ。そうしながら待ち伏せをしていると奥から物凄い数が草木に隠れながら進軍をしている足音が聞こえてきたのであった。
だいぶ引き寄せられたとして俺は陰陽術でその場一帯に炎を出して火計を繰り出した。すると魔物たちが急に現れた火を見て慌てて統率が取れなくなったのだ。
やはり獣の群れと言うべきかすぐに乱れ始めたので遠くから波紋を浴びた弓矢で魔物たちを攻撃を始めた。
「やはりこの世界に置いては我が兵法並びに厨二病は世界一ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!何者にも勝るものはないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!食らうがいい!魔物たちよ。波紋をたっぷりと溜め込んだ弓矢を一発一発がお前らの魂を浄化させるのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ヒャッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!では受けるが良いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!波紋オーバーアロー!!」
楽しくなりながら叫んでから波紋を浴びせた弓矢で魔物たちを射撃して次から次へと倒して敵の戦力を減らしていた。火計でもそれなりに倒せているので予想ぐらいには倒しているがこちらはそうは言っても一人だけなので限界があった。
接近もされてきたので弓をしまって剣を抜いて応戦を始めた、最初は押していたが敵は数の暴力で反撃をしてきて疲れてきて波紋の呼吸も乱れやすくなってきたのでそろそろ潮時だとして引き上げた。
こうして俺が戦っている間にも火災で何かおかしいと警備をしている兵士たちも異変に気がつくだろうし時間稼ぎに敵の戦力を減らせたとして目的は果たしたとして港町まで退却をした。
すると兵士たちも流石に気がついたらしく戦闘準備をしていた、街の人たちも奥の方に避難させており俺はまずは第一段階は成功だなと考えているとリュカちゃんたちがどうしたのですかとこちらも戦闘準備をして向かってきてくれていたので説明をした。
「リュカちゃんにクレレちゃん、イーリス殿、ミリアさん。実はこの港町に向かって魔物の大群が押し寄せていると式神から報告を受けて俺は少しでも時間稼ぎと戦力を減らすために一人で応戦をしてきた。敵の戦力の4割程度は削ったがそれでも大群なことには変わりはない。ここはすまないがみんなの力を借りないとこの難局は乗り越えられない。頼みますよ」
そうして俺は疲れていたので後ろに下がって休んでいると俺が昨日設置した罠が作動して魔物たちを撃破していたのだ。
良かった、無駄にならなくて。それにしてもやはり戦いは備え過ぎのほうが良いなと感じていた。
それにしても戦力をそれなりに減らしていたのにかなり苦戦をしているな、これはあの時に戦力を削っていなかったら間違いなく街の中まで入られていたなと思いながらしていると兵士達が城壁を突破されたぞと叫び声が聞こえてきた。
あの〜俺はそれなりに戦力を削りましたよ。しかも奇襲される所を伝えた上に時間稼ぎをしましたよね!?
それなのに突破されたのですか、とても俺には信じられない情報であるがそう叫び声が聞こえてくるので本当なのであろうけどさ。
予想していたよりも味方が弱いとして俺はこのままではやばいと感じていると真正面の大門がオークの突撃で破壊されてしまったのだ。
それを見たオークが人間共を皆殺しにしろー!と中に入ってこようとしていた。ここを抜けられると兵士達、そしてその背後には住民たちがいるのでここだけはと思いで門で防衛する為に俺は疲れた体を無理やり叩くように前線に出た。
リュカちゃんはしっかりと戦ってくれてきたが他の者たちはすぐに疲れてしまって長くは戦えない状態だった。
しまったな才能があっても体力がないから長続きはしないか・・・思っている以上に厄介な欠点が見つかったなと感じていた。
ボス戦で役に立つと思っていたが道中で体力を消費してしまっては意味がないとして今後の課題が残ってしまうな・・・・いや、今はそれよりも目の前のことを何とかしないとラスボスであるアークリッチに辿り着くことすらもできなくなるからな。
俺は必死になって応戦をしていたが後から応援に来た兵士たちが先に倒されそうになりこのままではと思っていた時に良い策を思いついて俺は兵士たちに後退して門の入り口で槍兵は全員で構えて弓兵は弓を放つ準備をしておいて下さいとお願いをした。
ここまで活躍している俺の言葉を流石に無視出来ないらしく今度は従ってくれたので後退をしてくれた。
そして俺はそれが完成するまで一人で足止めをしてやると思いで俺はとある技を繰り出したのである。
それはジョジョの奇妙な冒険に出てくるワムウが使う神雷嵐を発動させたのであった。これは確かに真正面しか攻撃出来ないが門のところで戦っているので事実上、問題なしとして使うのだった。
「食らうがいい、魔物たちよ!心より尊敬している戦士、ワムウが扱う奥義、神砂嵐!!」
神砂嵐、左回転と右回転でその間の真空状態で敵を殲滅する技!本来ならば腕が自在に操れる柱の男達しかできないが蝮は剣で代用したのである。
その為に本来の神砂嵐よりは威力は下がっているがそれでも魔物たちを倒すには十分な威力であった!
魔物たちは見たこともない新しい技に怯えて攻撃の手が怯んだ!その為に時間稼ぎに見事に成功したのである。
そうして後方で支度が終えた合図が来たので蝮は後ろに走って退却を始めた。それを見た魔物たちは一斉に蝮の後を追い始めた。
それは生き物として動物としての本能、自分より弱い生き物が背中を見せて逃げていたら当然な事に追いたくなる。
そう、生き物の本能だからだからこそ気がつけなかったのである。その者たちが死地に入り込んでしまっていた事に・・・。
「リュカちゃん!そして皆さん!!今です!!一斉に攻撃を繰り出してください!!」
蝮はそのまま地面に伏せると門の入り口で待ち構えていた兵士たちやリュカちゃんたちの攻撃を魔物たちは成すすべもなく攻撃を受けていた。
そう、蝮は戦いの中で真田家と徳川家が争った上田城の戦いを思い出していたのである。真田家が徳川家を誘導して城の入り口で待ち受けて一斉攻撃をして大打撃を与えたことを瞬時に思い出して実行に移したのであった。
当然な事に人間よりも知能がない魔物たちではどうすることも出来ずに戦いは人間側の勝利に終わり。その結果、リュカは伝説の再来と呼ばれてそして蝮はその聖騎士を支えている参謀として広く伝わるのだった。
裏話、このステージは意外と長くて苦労した。