俺とイーリスは城の中まで来て次から次へと魔物たちを倒して通路確保していた。一人でここまで倒せたらかなり大手柄だよなと思いながら進めていた。
一人なのでそこまでは深追いはせずにゆっくりと進んでいると奥から人影が見えてきて誰かなと思っていると目の前に現れたのはとても信じられない人であった。
なんと和人であり俺はあまりにも驚きすぎて自分の体を何度も叩いたが変わりなく俺はすぐに声をかけるのだった。
「和っち!!久しぶり、どうしてお前がこんな場所にいるのだ。何が起きたら話をしてくれ、それよりもここは危険だから取り敢えずは俺のところに来てからゆっくりと話をしようではないか」
俺はそう言いながら近づくとイーリスが危ないと言った次の瞬間に俺は転移罠にハマって別の場所に移動をしてしまったのだ。
なるほどなるほど、親友の姿をして騙したのか・・・ハッハッハ・・・・殺す!!絶対に殺す!!たとえアンデットでも浄化をさせて殺す!!
もう会いたくても会えない親友に化けるとか絶対に許させることではない・・・さてとどうしてやろうかと思っていた時に俺はあることを思い出したのである。
それはこの世界とは違う人物を召喚する奴・・・つまりは召喚ガチャという存在があったのだ。一つの世界に一回しかできないけどある事を忘れていた。
せっかくだからここで召喚してみよう、そして狙いを定めるのはアニメキャラでもなくゲームキャラでもなくただ一人・・・・親友の和っちのみだ!!!
絶対に親友の和っちと冒険が出来たら滅茶苦茶に楽しくなりそうだし何よりも今は波紋を覚えているから親友の病を治す事ができるかも知れないから全力で自分の運に賭けた。
そうしてガチャを回してみると明らかに女性らしい色合いが出てきたのでハイ!ハズレと落ち込んで取り敢えず先に進む事にした。もしかしたら何処かのアニメヒロインやゲームのヒロインかもしれないけど何とかなるでしょう、かなりの魔物も倒したし。
親友ではないので結果も知らなくても良いかと思って先に進み始めた。それに冷静なればあることを思い出していた。
そう、ここにイーリスがいないのだ。この敵の本拠地でバラバラにされるのはとても良くない、各個撃破されてしまう恐れがあるので一刻も早く合流しなければならないとして走り出した。
どこに居るのだと必死にイーリス殿!と声を上げて呼んでみたが一向に返事が帰ってこずに困っているとここよと小さな声が聞こえてきたのでそちらに向かってみるとそこにはイーリスが疲れ様子を見せていたけどなんとか生きていることを確認できて良かったと思っていた。
しかし、何か変だなとも感じていたので何であろうなと感じていたので何か試す方法はないのであろうかと思っていた時にかなり昔に見ていたアニメを思い出した。
それは慎重勇者、この勇者強いくせに慎重過ぎると言うアニメでここで主人公は念には念を入れて聖水を出会った人にかけていたから俺もここは敵の本拠地だと言うことで真似をしてみることにした。
無論な事に聖水は持っていないので波紋で対応してらイーリスが波紋を受けて痛がっていたのである。
あれ?おかしい、普通の生物ならこれぐらいの波紋は何も痛がらないはずなのに痛がっているだと・・・でも見た目は完全にイーリスだし・・・まさか、誰かに憑依されてしまったのかと感じているとイーリスらしいものが声をかけてきた。
「くそ!味方の姿になっていれば油断をするだろうと思っていたが予想していたよりもかなり用心深いやつだな、お前は」
「イーリス殿はそんな事は言わない・・・お前、何者だ。イーリスはどうした!」
すると正体を明かしてきてイーリスに憑依したアンデットらしくこれで内側から攻撃をしてやろうと思っていたのにバレてしまっては仕方がないとして俺はこの場で消してやろうと待ち伏せをしていたアンデットたちが一気に現れ始めた。
なる程な俺はうまく誘導されてしまった訳かと思いながらも乗っ取られてしまったイーリスを助けないとなと考えながら俺は襲ってくるアンデットたちを倒し始めた。
いくらアンデット達が襲ってこようとも波紋の前では本当に無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄、無駄!!と言いながら攻撃をしていた。
そうすると劣勢な事になったアンデットたちはこの娘がどうなってもよいのかと言ってイーリス自身を首を絞めて脅してきたので俺は答えるのだった。
「マジですか!?そちらが始末をしてくれるのですか!?本当にありがとうございます!!さあ、一気に首を絞めて殺すがいい!!」
「いやいやいや、お前の仲間だろ!?助けようとしないのか」
「仲間だと・・・いい加減にしろ!!この女から色々と頑張っても罵声を浴びせてきて俺のことを散々に馬鹿にしてきた女精霊だぞ!むしろどうやって地獄に送り込んでやるのか考えていた所だ。そちらが勝手にやってくれるならその方が有り難いからな、さあ!頼むぞ」
この血も涙もない鬼がー!と叫ばれたけど人質みたいなことをしている奴らにだけは言われたくはないと言い返してから動かないならこちらが勝手に動いてイーリスごとお前を倒してやると波紋の呼吸を始めた。
向こうが流石に冗談だよなと苦笑いをしていたが俺は更に強めてアークリッチ並と戦うほどに強い波紋を作り出した。
この男!本気でこの体の本来の持ち主と一緒に私を殺すつもりだー!と叫び始めた。
何を言っているのだ?最初からそのつもりだと伝えてから波紋をイーリスに向かって投げ飛ばした。するとこの女と心中するのはゴメンだとしてイーリスに取り憑いていた悪霊が出て行き俺はゴメン、この波紋は悪霊に対しては逃さないようになっているだよねと説明をした。
するとそんな訳がないと言いながら見事に俺の波紋を受けてしまってもれなくこの世界からバイバイになってしまったのである。
良し!これで本当にイーリスを助けられたと思ってホッとしていた。ここでメンバーが欠けてしまうと作戦通りにうまく行かなくなってしまう可能性が高くなるので回避をしたかったからこれは本当に我ながら上出来だと内心で喜んでいた。
やはり敵を騙すには本当の事を一部は伝えないとならないよね。本当に俺に対して色々と言ってくるイーリスの事はあんまり好きではないと言うか嫌いかもしれないけど一応、共に旅をしている仲間だから助けられそうなら助けないとならないと考えている。
これで見捨ててあの世に向かった時に待ち構えている怪物(親または祖父)が怖すぎて話にならない。だから少しばかり嫌でも助ける、それが俺の決めた道だ。
まあ、こんな事は今回だけにして欲しいけどなと思うのだった。
好感度
イーリス→蝮(98)
蝮→イーリス(18)
裏話、このラストステージはマジで大変