俺達は最後の戦いだとして全力で封印から解かれた邪竜を倒そうと攻撃を始めたが邪竜はあまりにも巨体で全然、ダメージがあんまり入っている様子もなかった。
それでもここを突破されると世界は終わりは間違いなしなので絶対に通すわけには行かないとして全力で応戦をしていた。
そんな必死の攻撃で僅かであるが確実にダメージを与えて続けていた。この調子だと思っていると邪竜は大きな咆哮をして怒り始めた。
滅茶苦茶に大きいから迫力あるなと思いながら戦いを続けていた。けれどもこのまま戦っても勝てないとしてこうなればこの邪竜を封印するのではなくこの空間に閉じ込めるしかないと考えた。
ついでにアークリッチたちも一緒に閉じ込めたら最高じゃないかと考えた俺は戦いながらリュカちゃんたちにこの事を伝えるとそれは可能なのですかと聞かれたので俺は考えが正しければなと言うとイーリスはならそれでやりましょうと言って俺達は撤退戦を始めた。
でもそれをやるには・・・まあ、世界が終わってしまうより遥かにマシだなと考えながら撤退戦をしながら出口に進んでいた。
その時にリュカちゃんがこの戦いが終わったら私の村にでも遊びに来てください、約束ですよと言われたので俺はそうだな機会があればそうするよ、約束だと返答をした。
絶対に守れない約束をするのだった、俺はそんな事をしながら走っているとようやくデグチヤらしい場所に辿り着いて良しと思っていた。
その時にリュカちゃんとイーリスから具体的にここからどうするつもりなのと言われたので俺は二人は先に戻っておいて欲しいとお願いをした。
そうしてリュカちゃんは先に戻ろうとした時にイーリスが待ってと言ってリュカちゃんを呼び止めたのである。
「リュカ、待って!彼はここで死ぬつもりよ。私は分かるの、かつて私など妖精を助けてくれた人と全くも同じ目をしている。貴方、もしかしてあの邪竜と共にこの世界に残るつもりなの!?それは駄目よ!一緒に帰りましょう」
その言葉を聞いてリュカちゃんはえ!?と困惑な表情をしていたので俺は答えるのだった。
「リュカちゃん、イーリス殿。世の中は完全な幸せなど存在しないのです、幸せと言うのは・・・難しい事ですが誰かの犠牲の元にあると思っています。ここは俺が何とかして食い止めてこのゲートを封印しますので二人はどうか元の世界に戻って下さい」
「嫌です!私は蝮さんの事が今でも頼りになる人だと思っていますしそれに私の・・・」
「リュカちゃん、君の人生はこれからだ。これから色んな人と出会って行き、本当にリュカちゃんの事を大切にしてくれる人と結ばれなさい。俺はそんなリュカちゃんの明るい未来と世界の未来のために死んでいくのだ、笑顔で見送ってくれ」
そんな事ではできませんと泣きながら言われてしまったけどもうこうするしかリュカちゃんの住んでいる世界を救うにはこれしかないと考えていた。
あの世界でこの邪竜に対抗など不可能に近いと言えるだろう。それに訓練をしていたと言われている先代聖騎士でさえ、封印が限界だったのだ。
先代聖騎士が味方になってくれたところでと思う事もありならば確実に助かる道をやるしかないと俺は残る事にしたのだ。
それに俺だって死ぬつもりはない、俺の考えが正しいとするとこの辺にきっとこの世界に来る前の変な空間に繋がる場所があるような気がしていた。
だからこそ俺はそこから逃げるつもりなのであるがそうなってもリュカちゃんたちとは二度と出会えなくなる事には変わりはないのだけど。
もう時間もない、リュカちゃんとイーリス殿は急いで下さいとお願いをしたが二人とも嫌がっていたので少しばかり無理矢理になってしまうが神経に対する波紋を流し込んで一時的にリュカちゃんとイーリスを麻痺をさせて俺はゲートの中に入れ込むのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
蝮さん、私は貴方を犠牲にしてまで生きたくはありませんと私は必死に自分の思いを伝えていた。ここに残ってしまえば確実に死しかないのだから。
その為にイーリスちゃんも私と同じようにして必死になって蝮さんを説得をしていた。敵の数は圧倒的な上に邪竜、そしてアークリッチにクロスガーナと言うサキュバスもいたのではいくら強い蝮さんでも助からないと馬鹿な私でも理解はできていた。
だからこそ一緒に逃げてまた再起を図りましょうとお願いしても蝮さんは考えが変わらずにいた。
その時に奥から邪竜と多くの魔物たちが押し寄せてきた、その数は少なくても数千程はいると理解をしてしまった。
その瞬間、蝮さんが私とイーリスちゃんに対しては波紋を流し込んできて私とイーリスちゃんは麻痺状態になってしまった。そして優しい表情をして蝮さんは私達に最後の声を掛けてきたのだった。
「リュカちゃん、それにイーリス殿。これでお別れでございますな、どうか二人とも幸せな人生を歩んでください。これが蝮からの最後のお願いで御座いますから」
そう言いながら蝮さんは優しく私達をゲートの中に入れ込んだのである。
「ま、蝮さんーー!!嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
泣き叫びながら私とイーリスちゃんは元の世界に戻ってきてすぐに戻ろうとしたけどその瞬間にゲートは閉じてしまったのだ。
私は蝮さん、蝮さんーーー!!と泣き叫びながら空を見上げていた。空はアークリッチの魔力も無くなり島にはとても綺麗な青空が広がっていたのに不思議な事に雨が降っていた。
その雨は防ぐことも出来ずにただ私の無力に嘆く事しか出来なかったのである。
それから私達は世界を救った英雄としてみんなから讃えられていたけど一番、側にいてほしい人はそこにはいなかった。
それから世界は平和に進みイーリスちゃんの活躍もあり妖精と人間たちとの共存の道も進み始めていた。
けれども私達のこの平和は蝮さんが与えてくれたものだからこそ決して無駄にしません。いつか、どこで再会するのかは分かりませんけどその時には必ずお礼と私の気持ちを伝えます。
だからさよならとは言いません、また会いましょう。蝮さん。
好感度
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クレレ(88)
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裏話、緋弾のアリア199ラッキートリガー付きのやつで42000円使い、50500円になって滅茶苦茶に嬉しいです!←どうでも良い事