「これで少なくてもリュカちゃんたちは助かった!!これで恐れるものはなくなった最後の最後まで戦いに付き合ってやろうぞ!この蝮逃げたり隠れたりはしないぞ!波紋オーバードライブ!!!」
そうして俺は迫りくる魔物たちに対して波紋そして陰陽術などで攻撃をして応戦をして戦っていた。もう一人なので味方などいないので気にせずに目の前の敵に集中して戦えていた、そこだけは不幸中の幸いだったのかもしれない。
数は数え切れないほどであるが何故かと信じられないぐらいに体が軽かったのである。もしかしてこれがあのユニークスキル、逆境を越えし者の力なのかと思いながら戦っていた。
邪竜の攻撃をしてきたが先ほどみたいに速く感じられずに避けて反撃をしていた。本当にユニークスキルが強すぎてこれは確かに危険な時以外は発動しないほうが良いなと感じていた。
それを見ていたクロスガーナが俺の事を見ながら話をしているのが聞こえてきた。
「へえ〜、私を召喚するだけに思っていたよりも強いじゃない。これだけの大群を相手にして今だに戦い続けられるのは凄いことよ」
「何をそんなに呑気な事を言っている!我の野望を台無しにさせた男はまだ殺せないのか!!」
「そんな事を言わないの、相手は下手な神様よりもに強いのだから油断せずに行かないと・・・・負けるわよ、アークリッチ」
「はあ!?こんな大群の魔物たち、そして邪竜もいるのにこちらが負けると言うのか!?」
それを聞いたクロスガーナはため息をついてそんなに戦局が見えない男なのねと飽きられていた。その一方で蝮に対してはかなりの邪魔者だと感じていた。
この男を生かしておいては後々に私の計画の邪魔者になると感じていた。しかし、相手の底がまだ見えてこない以上は下手な事をすれば私まで負けてしまうかも知れないと警戒を立てていた。
ならば今回はあくまで敵の実力を見てから次に確実に殺す様にしていけば良いと考えて見ていた。
あの波紋、陰陽術など中々に器用に使いそして神砂嵐とか見たこともない技も使ってくるのでまだ何か隠しているなと感じていた。
できる事ならばその技とか能力も見せてほしいなと感じながら見ていた。
その頃、蝮は全力で戦って活路を開いて突破をしていた。目指すのは他の世界に繋がる出口と思いながら戦い続けているとまるで逃がすかと言うばかりに邪竜が最後の最後まで蝮を追ってきていたのだった。
おいー!そんなに俺に対して恨みとかないよね、まだ初対面クラスぐらいしか出会っていないよねと思いながら逃げていた。
それでも追撃してきたので仕方がないとして反撃をしていた。その時にたくさんの魔物たちがまたしても迫ってきたので対応しようとした時に邪竜が余程にお腹が空いていたのか遂に魔物たちを食べ始めたのである。
やばい!と思ったけど逆に言えばこの邪竜はお腹が空いていたから食べているだけなんだよな。少なくても私欲だけで色々と不正をしていた政治家たちよりは好意に持てている。
なら俺は邪竜に対して語りかけた。
「邪竜!俺に着いてくるか!!大人しく俺の式神になればお前が満足に食べられるように俺がなんとかしてみせるから。他に危害を加えないとそれを承諾してくれるならここから共に出よう!!」
それを言うと邪竜は魔物たちを食べ終えてから静かになりこちらを見ていたので承諾として俺は邪竜に向かって御札を投げると本当に簡単に式神にする事に成功してしまったのである。
余程にここがもう嫌なのであろうな、なら次の世界でもしも多くが食べられそうな時があればこの子を取り出して食事でもさせてあげるかと思いながら進み始めるのだった。
そうしてしばらくするとこの世界に来た時と同じ扉を見つけて開いてみるとそこは間違いなくこの世界に来る前にいた。
ここから入れば終わるのだなと思いながら振り返るとリュカちゃんとの思い出を思い出しながら俺はでは元気でなと思いながら扉の中に入るのだった。
それを遠くから見ていた者たちがいた、それはアークリッチとクロスガーナの2名だった。
「あの男、あの邪竜を完全に我が物にしただと!?」
「あら〜、警戒は必要な人物だと思っていたけどこれは更に警戒をしないとならないわね」
「そんなことを言っている場合ではない、次の体の宿主はあの男に決めたぞ。あの男の体を奪えば簡単に世界など滅ぼせる事が可能になるぞ!!」
「はいはい、貴方はそれで良いよね。私はそれどころではないのに」
(それにしても見たこともない異なる世界に移動する手段にあそこまでの能力を持っている上にあの邪竜まで仲間に加えたのか・・・本当に困る相手になりそうね・・・蝮)
そして思えばこれが俺とアークリッチとの永き因縁の始まりだったのかもしれないなと感じていた。
そう、ジョジョの奇妙な冒険で例えるならジョナサン・ジョースターとディオみたいな関係みたいな感じと言えるかもしれない。
こうして出会ってしまった二人の物語は幕を開けるのだった。いつ終わるか分からない二人の奇妙な物語はこうして始まるのであった。
To be continued>>>>
次回から第二章に入ります。(ROUNDABOUTを聞きながらお待ちください)