そうして俺は京の都でその時を待ちながら町で病や怪我で困っている人達を波紋で治療して周っていた。
医者でも手に負えないものを治すのでお礼ですとお金など渡してくるけど俺はそんなものの為に頑張っているわけではありませんからと言ってからその十分の1だけ受け取って残りはその人達に返した。
そんな事を続けていると天から仙人が現れて我々を救ってくださっていると何か変な事を始めようとしていませんかと思いながらも続けていた。
いや、波紋はこの様な目的で作られたと言われているからな。むしろ当然の事をしているだけだよな、だからこそそこまで褒められているのは別になと感じてしまっていた。
なんせ元々は親友の病を治したくて波紋を使いたいと思い始めたからな。だからこそ人は違うけどやりたいことはこんな事だから別に俺が偉いとか思っていないと言うのが本音だ。
まあ、でも他人にそんな事は伝えていないから安心をしてほしい。でも一番の本音はこの波紋の治療法で親友にさせてやりたかったと今でもそう感じてしまう。
それだけに無関係な人をこんなに多くも救えているのに大切な親友は助ける事ができなかったかと考えてるとお金なんて要らない、そんなもの貰っても虚しくなってしまうだけだから。
でも生きるには必要最低限は必要という事で少しだけ貰って待ち受けていた。
そんな生活をしていると三好軍が武装をして都に迫ってきていると噂が流れてきて人々は怯えながら荷物など隠し始めたが三好軍の目的は分かっている。
剣豪将軍の殺害だ!それだと理解をしているので俺は二条御所の前に立ち塞がるようにして待ち受けていた。
するとしばらくして三好軍が到来したのであった。さてと無事に一騎当千スキルが発動したのか体が軽くなって来たのでこれならば大軍が相手でも勝てるなと思っていると三好軍がそこで何をしていると聞かれたので答えた。
「何って決まっているでしょう。お前たちを迎え撃つためにここに待っていただよ、それとお前たちに先に伝えておくけどこんな事をするということはつまりは殺されても文句はないという事だよな」
そう言うとお前一人で殺せるなら好きにしろと笑われていたのでそうか、言質をとったからな殺されても文句は言うなよと言ってから俺は陰陽術を発動して周りの草木を一気に生やしてから三好軍に向かって伸ばしてからすぐに陰陽術で出した草を今度は火に変えて一気に火の海にされた。
貴様ー!陰陽術を使うとはと驚きな声が上がりながらも殺してやると一部の武士たちが火の海を突き抜けてこちらまで迫ってきた。
やはり根性があるやつだとこれだけでは倒せないかと思いながら今度は波紋を使って迫ってきた武士たちの神経に攻撃をして麻痺をさせた。
そして動けなくなった所を陰陽術でとどめを刺したのである。そんな事をやって半分近く倒されると三好軍は崩壊を始めた。
無理もない一人の人間にここまでの数を殺されたらそれは逃げたくなっても無理もないが俺は知っているからなお前たちがここまで来るのに略奪をしてきた事もならば命を略奪されても文句は言えないよな・・・それも食事のためならば・・・ね。
俺は邪竜が封印されている御札を取り出して邪竜を召喚すると目の前の奴らを食えと命令すると邪竜は三好軍を死体も含めて全部、一気に平らげてしまった。
流石、これだけ巨大だと一気に終わるなと思いながら見ていた。この後死体処理もしておかないと衛生上に問題が発生するのでそれを防ぐためにもこうして死体も含めて食べてもらった。
それにしてもやはり食欲旺盛だなこの邪竜はと思って食事が終えたらしいのでまた元に戻ってと言ってから御札にしまい込んだ。
さてとこれで少なくても第一軍は壊滅できたけどおそらく将軍には向かう程にやって来ることを考えるとまた来る可能性があるからそれならば先に俺が会いに行って止めさせてもらおう。
もし拒否でも来た時は証拠隠滅する為にまた邪竜にでも食べてもらいましょうと考えがまとまって俺は三好家の本拠地に移動を始めた。
一騎当千のスキルがなくても英雄クラスに入りかけの実力ならばあっという間に着いてからすぐに城の中に侵入して中に入った。
波紋で足音を立てずに城の本丸に入り三好家の当主の目の前に。降り立つと曲者が現れたぞであえであえ!と叫ばれてしまって多くの武士たちが集まってきたのでまた一騎当千のスキルが発動して強くなっていた気がしたけど気にせずに要件を伝えるのだった。
「曲者ではありません、俺は蝮と言います。三好家のお館様に対してお願い事がありまして参上致しました。どうか足利将軍家に対して害をなさるのはお止めになってください。将軍家に対してそのような行為をすれば未来永劫、三好家は将軍殺しとして汚名を被ることになると思います」
「黙れ!ここまで来て何をお願いをすると思いきや足利将軍家に対してこれ以上の事をするなだとふざけている、貴様こそ立場が分かっていないようだな。既に将軍家に対しては大軍勢を差し向けた、その数はおよそ4万、お前がいくら努力しようが既にその4万の大軍勢が将軍家を滅ぼしているわ!」
・・・もしかしてその4万って先程の軍勢のことかなと思っていると三好家の草が現れて三好家のお館様に何か伝えると三好家のお館様が全滅だと・・・と驚いていた。
やはり先程の軍勢のことだったのだなと感じていた。その前に4万の大軍勢だったのと驚いて聞いていると草が驚きながらこちらを見てこの男ですと怯えながら指を指してきた。
すると周りの者たちが驚愕の表情をしてこちらを見てきたので説得するなら今かなと思って話を続けた。
「そんな訳でお願いをしたいのですよ、そうすれば素直にここから立ち去りますから。どうでしょうか?」
優しく出来る限りに向こうにも利益になるように伝えたのだけどそんな馬鹿みたいな話を信じられるかと言われて一斉に襲ってきたのでだめでしたかと溜息を付きながら俺はまた邪竜を取り出して城ごと食っていいよと言ってから邪竜は城ごと喰い出した。
あまりの大きさに絶望して悲鳴を上がっているけどこれも君たちが選んだ道だ。恨むならその時に判断しなかった君たちを恨んでくれ。
特に今は戦国の世、生きるのも死ぬのも自己責任だからな。俺の底力を見破れなかった時点でもう終わっていたな、来世では精々そんな事にならないように気をつけるだよ。
そうして俺は結局、畿内最大勢力を持っていた三好家を完膚なきに叩いてしまって勢力として崩壊して大和の国で松永久秀が独立して堺の町を中心に本願寺が支配して三好家の残党は阿波の国に逃げてしまった。
それでも阿波、讃岐、淡路の国は混迷を極めており衰退は免れないだろうな。
そして京の都はなんとせっかく助けたのに足利将軍家は都を捨てて外国に逃亡してしまったので京の都はどうなるのと思っていたらみんなからの推薦でなんと俺がこの地の守護になる事になってしまった。
・・・うん?おかしくないですか!?俺は普通にしていただけで三好家に対しては確かにやばいことはしましたけどそれは向こうが俺の言う事を完全に無視をしたからだけで別に国とか欲しくてことを起こした訳ではない。
そんな事を思っても責任がある立場になってしまった以上はしっかりとやらないなとなと治めることにしたのだった。
裏話、この作品の一番の好みなヒロインは採点お姉さんです。