蝮の奇妙な冒険   作:人中の蝮

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第9話、蝮、リュカに戦いの心得を教える

そうしてアンデット達がリッチの方角からどんどん現れてリュカちゃんが怯えていたがそんな姿をして俺はリュカちゃんに声をかけるのだった。

 

 

「リュカちゃんにイーリス殿は俺の後ろに下がっていてください。まずは俺が相手になりますのでだから今から戦いの心得を教え始めるね。戦いの心得を覚えておけばどんな状況になろうとも打開策が生まれてくるからな」

 

「そうなのですか・・・でもこんなに多くのグールやあの強そうなアンデットは・・・蝮さんが強くても一人では難しいですよ」

 

「まあ、まずは落ち着いて聞いてくれ。戦いの心得その1、彼を知り己を知れば百戦あらうからず・・・まあ、相手も知って己も知れば負けることはないという意味だ。まず、俺が敵ならば背後にある撤退できる道を封鎖をするだろう」

 

 

そう言うとリッチは魔法を発動させて半壊している建物を破壊して後ろの道を封鎖させた。それを見て本当に起きたとリュカちゃんやイーリスが驚いてみていた。

 

 

そう、どんな時にも地形を利用することを忘れない事、地の利を得たなら不利な状況を覆す方法は見つかるからどんな時も地の利を得るように立ち回りをしなければならない。

 

 

そう地の利の大切さを説明していたら空気が読めないグール達が襲い掛かってきたので俺は落ちていた木材の破片をブーメランのように投げ始めた。

 

 

「食らうがいい、グール共。我が波紋を!波紋ブーメラン!!」

 

 

そう言って迫りくるグール達を次から次へと倒して行くとリッチがこうなれば我がお前を殺してやるぞと言ってきたのでここでリュカちゃんに話を始めた。

 

 

「リュカちゃん、急に聞くけど蚊という虫を知っているかな?人間の血を吸ってくるあの蚊は果敢に人間に戦いを挑んでくるが勇気と言えるか?いや、言えない。ならば勇気とは何だ!勇気とは恐怖を我が物にすること!!恐怖を認めてそれに打ち勝つこと!!!」

 

 

そう言いながら俺はリッチの魔法攻撃を受け止めて話してから波紋で体をまといながら言葉を続けた。

 

 

「勇気とは生命の素晴らしさ!この者たちは力が強くても勇気はない!蚊と同類よ!!波紋オーバードライブ!!」

 

 

そう言ってからリッチに対してトドメの一撃をして一気に倒すのだった。それを見ていたイーリスがあれ程のアンデットを一撃で倒すなんてと言っているとこの男は強いとグールの中でも知性が高いやつが逃げ出したのであった。

 

 

それを見て俺は背後にいるリュカちゃんに伝えるのだった。

 

「リュカちゃん、君に試練を与えよう。その聖騎士の力を使わずに波紋だけであの逃げたグールを倒してきなさい。もし聖騎士の力を使えば俺は二度と波紋を教えたりしない」

 

 

そう宣言をするとそれを聞いていたイーリスが貴方、正気なのですかと言われながら怒ってきたがこれは重大なことだからイーリス殿は黙っていて下さいと強く言葉を返した。

 

 

するとリュカちゃんは悩んだ末に分かりました、私、頑張っていきますと言って変身を解いてからあのグールを追撃を始めた。

 

 

無論なことに万が一には俺が駆けつける範囲でリュカちゃんについて行って様子を確認していた。どうやらしっかりと地形を利用して探しているようで何よりだと思いながら見ているとイーリスが俺に話しかけてきた。

 

 

「何であんなに無茶なことをさせるの、下手にすれば死んでしまうかも知れないのに貴方はそれで良いの?あの子が死んだらこの世界は終わりになってしまうのかも知れないのよ!?」

 

「別に良くはないがこれからの戦いはもっと激しい物になってくるこれぐらいの試練を突破できない者についてこられてもそれは死人が増えてしまうだけだ。だから試しているのだ、俺はあの子がお姉ちゃんを救う為に戦う勇気があるのかとこの先も戦う資格があるのかを今、試しているのだ」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

私はリュカ、どこにでも居る普通の村人だったけどある日に妖精さんのイーリスちゃんから聖騎士の力を神様からの贈り物を届けてもらって私は聖騎士として頑張っていこうとした時に村にたまたま来ていた蝮さんという男の人と一緒にお姉ちゃんを救う旅に出た。

 

 

そして今は蝮さんから試練として一人で聖騎士の力を借りずにグールを倒してこいと言われてしまった。私が一人では難しいと思うけどこれも強くなる為として頑張ることにしました。

 

 

私は急に攻撃をされない為にも色々と見渡しが良い場所からグールを探していた。けれども見つからないので私は別の場所に移動しようとした時に急に半壊した建物の隙間からグールの手が伸びてきて私は驚きのあまりに声を上げてしまった。

 

すぐに波紋で何とかしようとしたけど波紋の呼吸が怯えたせいで乱れて弱かったので倒せずにまるで熱い物を触った様にグールの手は引いただけであった。

 

 

波紋の呼吸を整えないと今度は驚かないように恐怖に打ち勝つために私はお姉ちゃんのことを思い出していた。

 

 

お姉ちゃんとの大切な思い出をそんな日々が私のせいで無くなってしまうかもしれないそんなの嫌だ、私は私は必ず、勝つのと強い気持ちが入りなにか変わったような気がして進んでいたらまたグールに手を掴み取られたが今度は逃さないとして波紋を流しグールの手を溶かした。

 

 

するとグールは作戦を変えたのか全くも隠れてしまった。きっと私が気が付かれない場所から不意打ちをするつもりなのかなと考えて私は蝮さんの言葉をを思い出していた。

 

 

彼を知り己を知れば勝てるともし、私がグールで隠れるならと辺りを探すとここしかないとして私は壁に向かって今の全力の波紋を流し込んだ。

 

すると壁の反対側で隠れていたグールに伝わりグールの悲鳴が上がりそのまま消えていった・・・私、やったの?私が聖騎士の力を借りずに私の力でグールを倒せたと蝮さんに嬉しくなって報告をすると蝮さんから言われるのだった。

 

 

「よくぞ、試練を乗り越えてくれた。これで君も波紋使いに一歩近づいたな。この調子で強くなり必ずリュカちゃんのお姉さんを助け出そう」

 

 

私ははい!と元気よく返事を返すと本当に元気がいいなリュカちゃんはと言われながら頭を撫でてくれた。何かと良いなと思っているとイーリスちゃんがほら、終わったから次に進むわよと言ってきた。

 

確かにお姉ちゃんを助けないとならないからと私は蝮さんから波紋の修行をしてもらいながらゴブリンの砦に向かうのだった。

 

 

・・・蝮さんって意外と格好いいのかもしれないと密かに思う私でした。(好感度57→77に変化)




裏話その4、ゲームでリュカちゃんの髪色は紫色または銀髪に設定をしている。
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