うつ伏せで苦しそうに倒れるエリス。
俺は、その姿を見つめていた。
エリス、辛そうなエリス。
その光景から連想するのは、たった一つの殺意。
「龍神、殺してやる」
正真正銘最後の勝負。
最強を超えるために、俺はこの戦いに全てをぶつける。
─────────────────────────
「ルーデウス・グレイラット。あとは貴様だけだ」
「俺だけ?それはちげぇよ。俺は、俺には、まだロキシーもシルフィもエリスも…みんな居る」
俺は右拳に力を込めながら呟く。
枯渇気味の魔力。左肩からドクドクと流れる血液。
しかし、それらはもう感じない。
感じるのは殺意、それだけ。
俺の言葉。奴の返答は疑問だった。
「ロキシー……ロキシー・ミグルディアか?」
龍神の疑問。奴は戦闘中よりも表情を崩していた。
その顔は、何がなんだか分からないといった表情。困惑に満ちた表情。
奴の困惑。しかし俺は答えない。
何故なら、俺は知っているから。
ロキシーのことを知りたいのは俺とロキシーの子供を殺したいから。
龍神。奴は俺の不幸の元凶なのだから。
これ以上の会話は要らない。
俺は左肩に刺さった奴の刀を乱暴に引き抜き、自身の後方に力強く投げる。
「オルステッド。お前に、もう刀は無い」
「そんなことは百も承知だ。神刀、それが無くなっても貴様単体なら殺すことなど造作もない」
龍神の言葉。
瞬間、俺は奴に右腕を向けた。
右腕のガトリング砲。神級クラスのストーンキャノン。
勝てると言った最強。殺せると言った最強。
俺のストーンキャノン、受けれるものなら受けてみろ!!!
俺の決意。刹那、ぬるりと…
…何かが近づいてくる。
「撃ってこい」
「くっ…!」
予見眼に映るのは、奴の神速のような踏み込みと構え。
構えの正体は、最強の得意技『水神流』
俺の大きな殺気をまるで倍返しにするような、神級クラスのカウンター。
「流石に、これでは終わらんか」
龍神の言葉。
俺は奴の水神流の構えを予見眼に映し、右腕を下げた。
攻撃することを諦めバックステップ。
避けに全力を注ぐ。
遠くに居たはずの龍神。
一定の距離があったはずの最強。
奴は俺の殺気に乗って、一瞬で距離を詰めてきたんだ。
(危ない、ストーンキャノン。撃っていたら終わってた)
エリスが止めていた奴の動き。
それが今、全て俺だけに雪崩れ込む。
最強の全て、最強の水神流。奴の技に俺のストーンキャノンは…
封じられた。
ガン!
刹那、鳴ったのは爆音。
奴の右の手刀とパウロの剣がぶつかる。
俺は接近戦を予見し、壊れた盾に装着していたパウロの剣を握っていた。
俺を睨みつけるオルステッド。奴が言葉を落とす。
「左腕は機能を失ったか」
奴の言葉の真意。それは俺の行動にあった。
俺は、奴の攻撃を受けながら左腕をだらんと落とす。
最強による投剣、北神流によって破壊された左肩。
俺は奴を目前にして、左腕を使っていなかった。
奴の手刀とパウロの剣。
戦いは接近戦へ。
ガン!ガン!という速い複数の金属音。
オルステッドの手刀に対して俺は剣を合わせていく。
この一連の動き。瞬間、オルステッドが顔を顰める。
「接近戦。そうか、エリス・ボレアス・グレイラットより貴様の方が上か」
速い手刀を俺にぶつけ、言葉を溢すオルステッド。
この言葉通り、俺は予見眼で奴の攻撃を見て、なんとか回避していた。
エリスは俺と違って攻撃も考えていた。
だから一概に俺の方がすごいとは言えない。
でも、俺は戦ってきた。
迷宮、アトーフェ。そして、エリス。
愛する人との稽古、それに比べたら、お前なんて…
強くもなんともない。
俺の強気な思想。
その理由は、これだ。
「魔力も接近戦も強い。だが、終わりだな」
剣神流で攻め続けるオルステッド。
奴の手刀が俺の頬を掠る。
攻め続ける最強、受け続ける俺。
防戦一方の俺。倒される寸前の俺。
そんな光景。最悪の光景に俺は……笑った。
「貴様に、どれだけの水神流があろうと俺は殺せん」
この言葉の真意。
オルステッドは俺を勘違いしていた。
初手の水神流にカウンターを被せる『水神流潰し』
常に先を読む最上級の判断力。
そして、最強の剣神流を受け流す俺の剣技。
奴は油断も侮りもしない。
龍神は、最強は、全力で俺を殺しにくる。
故に引っかかる。
俺の作戦。クズな俺の作戦に。
〈俺は水神流の構えを取る〉
刹那の出来事、オルステッドが目を見開いた。
俺を『強い』と思っている龍神、俺を神級の威力を連発出来る『化け物』と思っている龍神。
だからこそ、俺の構えに…
俺の水神流に、最強は目を見開いたんだ。
「なんだ、それは……」
奴の弱点。
それは初見殺し。
俺の構えは何の変哲もない構え。
いや、ある意味異常だったのかもな。
俺の水神流。その構えは、あまりにも『下手』だったんだから。
ドン!!!
刹那、鳴った爆音。
意表を突かれたオルステッド。奴の胸を風魔術が飛ばす。
俺の修行した風魔術。
それは奴の身体を容易に吹き飛ばす。
奴の勘違いの正体は『過大評価』
己の右腕を飛ばした男、己の攻撃を捌き切る男。
それほどの男が下手な構えをするわけがないと、最強は勘違いしていた。
「ぬっ!」
風に吹き飛ばされるオルステッド。
奴に睨み付けられながら俺は距離を取ることに成功していた。
俺は、その姿を見て覚悟を決める。
覚悟の理由。それは風魔術を撃った右腕、自身の右腕が軋むのを俺は感じていたから。
もう、俺も限界だ。
これで最後だ。
離れる最強。俺は奴に右腕を向ける。
「最強、お前を殺すのは……俺だ」
ガトリング砲に魔力を込めて、最後の力を振り絞る。
未来を変えて、守る。その気持ちの全てを込めて、撃つ。
固めた最後の決意。聞こえてきたのは一つの声。
「本当に、最後まで後手に回されたな」
最強の言葉。
後ろに吹き飛ばされている奴の言葉。
あの体制では水神流は撃てない。
それは事実。
絶対にそうなのに。
俺の背中に走ったのは冷たい汗。
瞬間、その冷や汗を揺らすのは奴の咆哮。
「ガアアアアァァァオオオオアァァァァ!」
刹那、俺の身体が痺れる。
動けない、動かせない。
これは……声?
そうか、声。獣族の固有魔術。
奴の咆哮に金縛りに合う身体。
飛びそうになる意識と身体。
でも、それだけだ。
まだ、撃てる。
俺の予見眼は奴を見ている!
刹那、俺の予言眼から、奴の姿が…
…消えた。
ドガン!!!!!
大きな爆音。
次の瞬間、俺の予見眼が奴を捉える。
最強を捉えることに成功した予見眼、しかし、その代償はあまりにも大きかった。
「ぼおぇぇぇぇぇ!」
言葉にならない叫び声と同時。俺の口が血液と胃液でいっぱいになる。
痛いを超えて気持ち悪い。
そんな感情。あまりにも苦しい。
予見眼が捉えた代償。
それは奴の右手の手刀が俺の腹に刺さる光景。
雷のような常軌を逸した奴の手刀が俺の魔導鎧を壊している光景。
「まさか、重力魔術まで使うことになるとはな」
目を細めて言い放つ最強。
奴が俺を見つめている。
俺が見えなかった奴の攻撃。
重力魔術。それを使いこなす最強。本当に、本当に強い。
未だべちゃべちゃと落ちる俺の胃液。
俺は、そんな姿で奴の右手を握る。
「まさか、貴様……」
「はぁー、はぁー。捕まえたぁ……」
俺の腹にめり込む奴の手刀。
俺は、その手刀を右手で握る。
俺は日記を読んで知っていた。
この世に重力魔術があることを。
全ての魔術を使える最強。
老人のおかげ。俺は、奴の攻撃を読んでいた。
俺はアスファルトのように硬く、分厚く土魔術を生成する。
龍神が、自分が逃げられないように。自身の腹に奴の手刀を引っ付ける。
オルステッド。また勘違いしたな。
俺の『最後』は、まだ終わってねぇよ。
「……とてつもない執念だな。だが、甘い」
オルステッドの言葉。
刹那、奴の右手が光る。
「貴様の中から魔術を撃てば終わりだ」
俺の魔導鎧にめり込む手刀。
奴は、こう考えていた。
魔導鎧にめり込む手刀で魔術を放つ。そうすれば俺は鎧の中から魔術を受けることになる。
最強の魔術を受ける。それが意味するのは終わり。
それがオルステッドの考え。
しかし、その考えには一つ抜け穴がある。
ギュッ…
「左手……だと?」
「オルステッド。お前は、もう魔術は撃てない」
俺の言葉と同時。刹那、奴の魔術が弾ける。
右手から左手へ。俺は奴の手刀を掴む手を切り替える。
盾を破壊された左手。
機能を失ったと思われていた左手。
そんな左手には吸魔石が搭載されている。
(吸魔石。至近距離だけど反応して良かった)
安堵する俺。
目を見開くオルステッド。
困惑するオルステッド。
左腕は使えなかったんじゃない。
俺は左腕を使わなかったんだ。
刀に刺された左腕。
最強に刺された左腕。
そんな左腕は、ボロボロになりながらも、機能を失ってはいなかったんだ。
「ザノバと、クリフを舐めるなよ」
「……」
俺が呟くのは友人の名前。
最高でカッコいい友人。
そんな友人が、お前には居なくて俺には居た。
ただ、それだけの事実。
この事実を乗せて。
さぁ、終わりにしよう。
俺の『最後』を終わりにしよう。
瞬間、俺の右手の剣がバチバチと光る。
パウロの剣。相手が硬ければ硬いほど切れ味を増す剣。
そして、そこに惑わせるのは『雷』
闘気を無視出来る雷剣。俺は、それに全てを注ぎ込む。
「最強、終わりだ」
振り上げる剣、最強に近付いていく剣。
奴まで残り数ミリ。
俺は勝ちを確信していた。
「ルーデウス・グレイラット。本当に化け物だな」
奴の言葉。落ち着いた言葉。
奴は、最強は、死ぬ直前なのに、死ぬはずなのに。
何も動揺などしていなかった。
刹那、俺の身体を何かが走る。
奴の腰から何かが光る。
その光の正体は『神刀』
手刀とは比べ物にならない威力。そんな攻撃が、俺の胸を切り裂いた。
「……は???」
「やはり、拾っておいて正解だったな」
奴の言葉。
刹那、俺の魔術が崩れる。
アスファルトのような硬い魔術も、パウロの剣に纏わせた雷も、全てが無くなっていく。
そして、俺の守り。魔導鎧も跡形もなく崩れていく。
「な、んで、お前が、刀を……」
「もう、貴様を侮ることはない。貴様が投げた神刀、何処かで拾うべきだとは考えていた」
「どこかで拾うべき……まさか?」
俺の言葉に龍神は静かに頷いた。
目を見開く俺、とてつもなく驚く俺。
俺は、膝から崩れ落ちて最悪の気付きをしてしまった。
あの時、奴が重力魔術を使った時。
最強は俺への攻撃が最優先じゃなかったんだ。
俺の予見眼を逃れたことを好機と捉えた龍神。
奴は、刀を、神刀を拾いに行ってたんだ。
「ルーデウス・グレイラット、ヒトガミの使徒。今度こそ終わりか」
奴の言葉。
俺は声を絞り出す。
「……まだ、だ」
「四つん這いで吐血。貴様の手札は異常だったが、これ以上はありえん」
最強の言葉通り。
醜く吐血して、死にかけの虫のように這いつくばる俺。
四つん這いで、何も出来なくて。
前世から何も成長していない俺。
それでも俺は、クズな俺は声を絞り出した。
「守、る。守、るんだ……」
俺は負けられない。
コイツを、最強を殺さなきゃいけない。
だって、そうしないとダメなんだ。
みんなが、シルフィが、ロキシーが、アルスが、アイシャが、パウロが、ノルンが、ゼニスが、リーリャが、エリスが。
みんな、みんな龍神に殺されるんだ。
大きくなる己への自責の念。
瞬間、俺は右腕を振り上げた。
コツン…
「それは、なんだ?」
「……」
小さく拳を作って奴のつま先にぶつける。
その姿は本当に醜い。
先ほどまで神級を連発していたとは思えない拳。
弱い拳。俺は、それでも連発する。
コツン、コツン、コツン…
「これが、貴様の執念か」
「なんで、なんで殺すんだよ。ロキシーと俺の子供を、なんで殺すんだよ…」
俺の言葉。
次第に、俺の拳は止まって代わりに涙が溢れてくる。
せめて、最後は彼女みたいに、エリスみたいに力強く殴りたかったのに。
俺は、それすら出来ない。
エリス、エリス。
俺は、唇を噛み締めて考える。
死ぬ前に、愛しの人を思い浮かべる。
ツヤツヤな髪。
長くて、綺麗な髪。
そして、可愛くて凛々しい声。
絶対に聞き間違えない声。
「ルーデウス」
そう、こんな声。
エリスの声。
エリス、エリス…?
「ルーデウス。やっと完成したわ」
「エリス・ボレアス・グレイラット。それは、なんだ?」
俺のボヤける視界に映るのは赤い髪が揺れる光景。
口から血を溢す彼女。
肌を大きく焼く彼女。
そんな彼女の掌には…大きな、大きな炎の球体が浮かんでいた。
エリスの120%。
最後の最後。彼女の、狂犬の魔術が最強に牙を剥く。
─────────────────────────
とてつもない炎魔術。
エリス・グレイラットによる自傷を覚悟した上級魔術。
自傷覚悟の魔術、とてつもない威力の魔術。
彼女は、そんな魔術を完成させていた。
前兆はあった。
初めてルーデウスとオルステッドが戦った時、彼が龍神にボコボコにされた時、彼女は小さな小さな魔術を放とうとしていた。
小さなファイアーボール。
不発になった魔術、彼女は撃とうとしていたんだ。
そんな失敗。
彼女は学んでいた。
小さな魔術は、とてつもなく大きな魔術へ。
オルステッドが驚愕するほどの魔術へと変化する。
「本当に、このループは異常だな」
オルステッドの言葉。
彼の弱点、初見殺し。
彼は決めつけていたんだ。
彼女が、エリス・グレイラットが魔術を撃てるわけがないと。
そう決めつけていたんだ。
だから気付けなかった。
彼女のとてつもない魔術に。
完成された魔術は、もうディスタブマジックで邪魔することは許されない。
彼女の魔術。それを消すことは、もう出来ない。
この事実。
しかし、オルステッドは冷静だった。
「手が震えている。避けることは容易だな」
ルーデウスとの激闘でクタクタになっているオルステッドの脳。
そんな頭で彼は決断する。
膝を落として、力を込めて避ける。
最強の判断は、これだった。
バン!
「行かせ、ない」
「ルーデウス・グレイラット、それは……」
奴の避けるという作戦。
瞬間。それが防がれる。
ルーデウス・グレイラットが握っていたのは『鳳雅龍剣』
エリスの剣。それに炎を纏わせ彼が振り抜く。
ここに来て連携の再発。
オルステッドのふくらはぎ。それが、大きく一文字に斬り裂かれる。
「ルーデウス・グレイラット。最後の魔力。それを剣に纏わせたか」
困惑するオルステッド。
彼の判断。その全てが裏目に出る。
その光景を見つめるエリス。彼女が敵を捕捉した。
「私たちの、勝ちね」
刹那、オルステッド、最強が大きな炎に包まれた。
─────────────────────────
パチパチと焼ける森。
そこに二人の人影が映る。
その人物は人族じゃない。
人族ではなく龍族、最強と狂犬が佇んでいた。
「エリス・ボレアス・グレイラット。貴様が、これほどの魔術を放つとはな」
龍神の言葉。
そこには酷い火傷を負った人物が二人。
ボロボロのエリスと、肌が焼け焦げた龍神。
そんな龍神が刀をエリスの顎に向けていた。
「貴様は、ヒトガミの使徒……ではないな。ルーデウス・グレイラット。奴に、いや、ヒトガミに騙されていただけか」
龍神の言葉。
彼は大きく呼吸を乱していた。
泥沼と狂犬の戦い。
彼は間違いなく疲弊していた。
そんな光景。しかし関係ない。
戦いは終わったのだから。
厄介だった狂犬と泥沼。
彼らとの戦いは終わったのだから。
刀に力を込める龍神。
彼がエリスに問いかける。
「貴様をどうこうするつもりはない。教えろ。奴から、ルーデウス・グレイラットから何を言われた」
彼の言葉の真意は分からない。
エリスに魔術を教えたその手腕を聞きたいのか。
はたまた、ヒトガミの切り札の行動を知りたいのか。
それは誰にも分からない。
しかし、一つだけ分かることがある。
この戦場で、一つだけ分かる異変がある。
それは…
「ふふっ。龍神、終わりね」
ふふっ。という女の子の言葉。
異変、ルーデウスの相棒、エリス・グレイラットが笑っていたということ。
顔を上げるエリス、彼女の顔から溢れ出るのは大きな違和感。
エリス・ボレアス・グレイラットは命乞いをするような奴じゃない。
殺さないと言われて喜ぶような人物じゃない。
こんな思考。
瞬間、オルステッドの思考に全ての違和感が雪崩れ込んでくる。
ふくらはぎを斬ったルーデウス・グレイラット。
奴は、何故雷ではなく炎を剣に纏った?
いや、そもそも、何故パウロの剣を使わずに鳳雅龍剣を使った?
威力が高いから?鳳雅龍剣の方が振るうのが得意だから?
加速する違和感。
終着点は、たった一つ。
『鳳雅龍剣』何故、エリス・ボレアス・グレイラットから貰った?
それが意味する答えは一つ。
たった一つ。その魔術は、その炎は…
ルーデウス・グレイラットの物ではなかったんだ。
「エリス、ありがとう」
最強がニートに振り向く。
刹那、ルーデウスのストーンキャノンが…
…最強の頭を貫いた。
〈後書き〉
もしも、エリスが魔術を使えたらどうなるだろう。
オルステッドにダメージを入れられるほどの、竜聖闘気を貫くほどの魔術。
乱魔を使わせるほどの魔術。
そんなことが起きれば、きっと、いや必ず。
集中せずともルーデウスのストーンキャノンは容易に連打され、オルステッドを…龍神を貫くだろう。
『もしも、エリスがルーデウスと別れなかったら…第三話 最後の文より』
https://youtu.be/on2VsvDNiDU?si=fO_xRjVOY2Rb6q6d
次回、最終話
最終決戦 泥沼&狂犬VS龍神 勝者予想
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ヒトガミの敵にして最大の使徒 泥沼&狂犬
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世界最強 七大列強二位 龍神