覇王と寮
神野区での決戦から数日後、オールマイトと相澤は家庭訪問と称して各生徒の家へと訪問をしていた。
というのも、今回の事件から雄英高校の全寮制導入の説明とその同意を得るためである。
そして今現在、相澤はとある邸の前に来ている。
因みにオールマイトは別の生徒の家へ向かっている。
相澤
「御神、いるか」
その声に邸から出てきた御神がこう言う
御神
「相澤先生、家庭訪問ですよね
どうぞ入って下さい」
その声に相澤は
相澤
「あぁ、邪魔するぞ」
と言いながら邸に入る
案内され、応接間に座っていると
御神が「珈琲です、どうぞ」
と言いながら珈琲の入ったカップを置き、
対面に座る
「ありがとう」と言う相澤に
御神は「寮の件ですよね」と問う
それに相澤は「あぁ、そうだ」と肯定し、
「どうする」と問い返す
御神はその問いに「勿論入ります」と即答した
相澤は「分かった、ではまた寮でな」と言って帰った
数日後 寮前
寮の前で、皆がそれぞれに話す
御神
「凍華、許可は下りたか」
凍華
「うん、即決だった」
御神
「これでずっと凍華を愛でられる」
凍華
「嬉しいけど恥ずかしい」
緑谷
「二人とも許可下りたんだね」
御神
「俺は許可なんて要らんが」
凍華
「うん、80%は天君のお陰だけど」
御神
「俺か?」
凍華
「御神は当然行くだろうからお前も行って愛されてこいって父さんが即決した」
御神
「エンデヴァーさん…予想の斜め上の事言ってるんだが」
緑谷
「何と言うかすごいね…」
飯田
「君たち許可は下りたようだな」
御神
「そうだな」
凍華
「うん、苦労もなく」
緑谷
「僕はちょっと大変だったかも」
飯田
「俺は父がそのくらいが丁度よかろうと言ってね」
そんな会話をしていると、相澤が前に立ち
こう話す
相澤
「今回の神野に緑谷、切島、上鳴、耳郎、轟、飯田、八百万が爆豪を救出しに行った
本来何の手続きを踏まずに行った場合は
褒められたことではない
だがこいつらは御神を通して正規の手続きを踏んで行った。故にこれは素晴らしい事だ
これからも正規の手続きを踏んで信頼を積み重ねていって欲しい」
とそれに皆が「はい!!」と答え、
相澤の「じゃあ、入るぞ」と言う言葉で寮に入っていった
寮の中で相澤の説明があった後
御神が峰田に「てめぇ、分かってんな?」とドスのきいた声で釘を刺していた
それに峰田は
「sir yes sir!」と即答していた
その後、芦戸などによって部屋王と言う名の自室紹介が行われており、最後に御神の部屋を見ることとなった
御神
「見るのは良いがあんまり見て楽しいモンじゃねぇぞ?」と言いながら開けると皆が固まった
それもそのはず
部屋を四当分して右側は畳で布団と盆栽が幾つかあり
左奥は床が石で金床などの鍛冶道具が置かれている
そして、左手前には刀が五振り、太刀が二振り、大太刀が二振り飾ってあった
最初に戻ってきた芦戸が「御神盆栽やってんの?
と言うかここで鍛冶やんの!?」と問うと
御神が「盆栽は鍛冶の休憩にやってた、
鍛冶は少しは打たねぇと腕が鈍っちまうからな」
と答えた
続いて、尾白が「そっちの刀は?」と問うと
御神が「俺が打った奴は持ってきた
ちゃんと斬れるぞ?」
と答えた
結果は御神の部屋が優勝した
理由は金床があったのが面白かったからだそうだ
まぁ御神は凍華とイチャついていた故に聞いていないが