神様から原作改変GOサインが出たのでシナリオぶっ壊します   作:星を見るパイ

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5.最強の拒絶タイプ(インキャ)

「アスカ...」

 

アスカの自室

その中央にあるベットに山ができている

 

アスカは3号機に乗った瞬間にエントリープラグごと排出されたため、使徒の影響を受けることなく無事だった

 

ただ、救出された時から少し落ち込んでいて、2号機の封印解除が認められなかったこと、シンジ君が居なくなったことがトドメとなったのか、学校にも行かなくなり、引きこもってしまった

 

「アスカ、ご飯、置いておくわね...」

 

ベットの横にある机に皿を置く

 

プラスチックのトレー

 

コンビニのレトルト食品だ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「来たか、ゼルエ...第10の使徒。」

 

サキ...違う、第4の使徒と同じ進行ルート

 

いい加減名前で呼ぶ癖やめないとな...

 

無数のリボン状の触手、怪光線、多重ATフィールドでの防御と攻撃への転用など...

単純な戦闘力で言えばコイツより強い使徒は存在しない

 

それが最強の拒絶タイプ、第10の使徒だ

 

本部と住人のみなさんには悪いけど、第3新東京市は見殺しにする

エヴァ一機でアイツに勝てるわけないのでね

 

 

 

 

ドガァァァァン!!!

 

 

 

 

第3新東京市が紫色に輝き、迎撃設備の高層ビルが倒れていく

 

離れた位置に待機している4号機の装甲を衝撃波が叩く

 

「...ここまで届くか、化け物め。」

 

コレに巻き込まれたら五体満足では居られないだろうからかなり離れたつもりなんだが...それでも木が吹き飛ぶほどの衝撃波が届く距離だった

まあ、この程度の装甲の破損なら約束の時間までに治る

 

「覚悟を決める時間があるのは良いことだ。そうは思わないか、4号機。」

 

お前も覚悟決めろよ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

車両が揺れ動き、照明が赤く点滅する

 

この車両は本部行き、地下の奥深くよ?

 

「ここまで衝撃波が届くなんて...ただごとじゃないわ。」

 

『地表、全装甲システム融解!』

 

なっ!?

それがさっきの衝撃波の正体...!

なりふり構ってられないわね

 

右側の地上行きのレールに砲弾が通っていく

 

「総力戦よ!要塞都市全ての迎撃設備を突貫運用!わずかでもいい、食い止めて!」

 

砲弾を乗せた列車の奥からもう一つ走ってくる

 

それはエヴァをレールに乗せて運搬するための車両

一瞬見えた内部には赤い頭部が見えた

 

「エヴァ2号機!?何故ここに?」

 

『不明です!こちらからの出撃命令は、出ていません!』

 

何故?!アスカは命令無視なんてことしないし、まだユーロからの許可が降りるのを待っていた状態、封印解除は出来ていない

その封印を解いている...つまりユーロの人間が勝手に乗っている!?

 

警備部はなにをしてるの!?

 

『目標健在!』

 

『第二波攻撃、効果なし!』

 

...いや、人同士の思惑よりも今は使徒よ

 

本部司令室へと続く扉を開く

 

「エヴァの地上迎撃は間に合わないわ!ユーロと北米に協力を要請、2号機をジオフロントに配備して!零号機は?!」

 

「左腕を応急処置中、かろうじて出せます!」

 

使えるものは全部使うしかない

 

「完了次第、2号機の援護に回して!単独先行は危険だわ。」

 

「了解!」

 

あとは...

 

「初号機は?」

 

「現在、ダミーシステムで起動準備中。」

 

...シンジ君は、居ない

 

「作業、急いで。」

 

 

 

 

 

鳴り響く警報、それが何を意味しているか、ここにいる全員が理解している

 

「目標!ジオフロント内に侵入!」

「エヴァ2号機と会敵します!」

 

「2号機との通信は?」

「相互リンクがカットされています。こちらからは...」

 

シグナルで確認、2号機はちゃんと配備地点で待機してる

一体何が目的なのかしら...

 

「...第3新東京市南西にシグナル確認!エヴァ4号機です!」

 

センサーに反応せずにもうそんな近くまで!?

いや、それでもいい

 

「エヴァ4号機との通信は?」

「同じく、相互リンクがカットされています...。」

 

...パイロットの意思次第ね

誰でもいい。使徒を殲滅して

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「久しぶりだね。裏切り者の聖母(イスカリオテのマリア)ちゃん。」

 

『...前みたいにマリちゃんって呼んでくれないの〜?一本足の八咫烏(ヤタガラス)ちゃん?』

 

「そのセンス悪い名前嫌なんでマリちゃんって呼ぶよ。」

 

計画通り、2号機を強奪したみたいだね

アスカよりもマリの方を信用するか...なかなか罪な男だね。加治さんも

 

『さて、痴話喧嘩もここまで。コイツATフィールド強すぎて射撃が通らない。てかサラちんどこ?』

 

「いい感じのタイミングで行くからさ、気にせんといてー。」

 

今は第10の使徒が開けた穴を降下中

いくら活動限界を解決したエヴァ4号機でも空は"まだ"飛べない

 

『しゃーなし、ならこっちで勝手にやらせてもらおうか...にゃ!

 

穴が狭くなってきた

それでもエヴァが通れるぐらいには広いけど

 

『おぉぅりゃあぁぁ!!』

真下で巨大なATフィールドが発生する

 

マリが使徒に近接攻撃を仕掛けたあたりだろう

 

『ゼロ距離ならば!』

「言ったよね?そいつATフィールド複数出せるんよ。」

『なっ!?ここまでとは...』

 

ATフィールドが消え、使徒のあたりから赤い人形が飛んでいき、それを押すようにATフィールドが発生する

 

本来ならここでマリにATフィールドによる追撃を飛ばす

 

「それ構えながらこれが防げるかなぁ!」

 

起き上がった使徒の頭上に白い人形が落ちてくる

 

使徒は発射体勢を解き、2つのドリルをATフィールドで受け止める

 

「ラピッドボーラーを完全に受け切れるのかよ!」

 

仮面の口元あたりにATフィールドが溜まっていく

 

「私にもそれか!」

 

発生した衝撃波によって2号機と同じように吹き飛ばされる4号機

 

『いっててててっ...』

 

「クソッタレ...」

 

お互いに復帰し、2号機と4号機で使徒を挟むような立ち位置に立つ

 

『にゃろー、なんてやつ!』

 

「話した通りだろ?ただのエヴァで敵う相手じゃない。」

 

『どっこいしょ、そうだね...このままじゃ勝てなさそう...やるしかないね。』

 

「私も実際に使うのは初めてだ。気ィ引き締めろよ。」

 

『「モード反転、裏コード、ザ・ビースト!」』




次回、獣の狩り
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