神様から原作改変GOサインが出たのでシナリオぶっ壊します   作:星を見るパイ

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9.変化する日常

後ろから外気が入る

ベージュ色に赤色の飾りが入れられている服を着た集団がハンドガンを構え、こちらへと迫ってくる

 

「私個人に武装は無い...抵抗なんてできないよ。」

 

ネルフ本部の職員に対して答える

 

インテリアに座っている私を取り囲む

俺の両手を背中に回して手錠をはめる

 

手錠をはめる

 

手錠を...多くね?

 

結局5重で手錠をかけられた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

通されたのは地下の留置所らしきところ

 

檻を挟んでゲンドウと冬月と対面する

 

「初めまして、碇司令、冬月副司令。」

 

「早速だが本題だ。」

「4号機パイロットには我々と共に使徒を殲滅して貰いたい。」

 

「...護衛も無しに冬月先生まで連れてきたから何を話すかと思ったら...そんなこと?」

 

これでもエヴァを強奪、市街地や軍をそこそこ破壊した犯罪者

そんな相手に権力者2人だけで来るんだからどんな密談かと思ってたのに...ただ使徒を殲滅してくれってだけか

 

「エヴァパイロットならば、使徒殲滅の重要性は理解しているだろう?」

「現在零号機、初号機、2号機の全てが修理中。残念だが、今使徒が襲来すればサードインパクトを防ぐのは難しい。」

 

半分脅しだな

お前が協力しないと世界滅ぶぞって...14歳に乗せる荷じゃないだろ

まあ俺14+20いくつ歳なんですがね

 

「...バチカン条約はどうするつもり?また2号機を封印するの?」

 

「問題無い、4号機を我々で保有すると言わなければ良い。」

 

あくまでも俺が勝手に使徒殲滅してるって事にするのね

そうすれば日本が保有しているエヴァには含まれないから修理中の機体を封印せずに済む

つまり屁理屈だ

 

「報酬は?」

 

「他のパイロットと同じだ。」

 

「よっし乗った。」

 

どうせ使徒殲滅の手伝いはやるつもりだったし

正直断る理由ないんよな

色々聞いたのは気になったからと、答えてくれるかの確認

 

「処理が終わり次第、君をそこから解放しよう。」

 

そう言い残してゲンドウが退室し、殺風景な部屋に静寂が戻る

 

「...君は、何が目的だ?どこまでを知っている?」

 

冬月先生が退室せずに残っており、声をかけてきた

 

「別に?ただのしがないエヴァパイロットですよ。」

 

「君のような子は教え子にいなかったはずだがね。」

 

「………」

 

やっべ、癖で先生って呼んじまった

ちゃんと副司令って言うように意識してたはずなのに

 

「まあおおよそ、見当はついている。とやかく詰める気はない。」

「1つ忠告だ。ゼーレは君をかなり警戒している。背中には気をつけた方が良いぞ。」

 

「まああの老人どもに直接的な手は取れないでしょ。なんせ手が無いからね。」

 

「...もう1つ。口は硬い方が良いぞ。」

 

...?

 

あっ、ゼーレがモノリスなの知ってるのってあんま居ないよな...

冬月先生だからギリセーフだったけど危ねぇな

 

冬月先生が退室し、今度こそ静寂に包まれる

 

...暇だなぁ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「碇!心配したんだぞ!」

 

「シンジ!どこほっつき歩いとったんねん!」

 

「うわぁ!」

 

半壊した学校へと登校するとケンスケとトウジにもはやラリアットレベルで抱きしめられた

半壊していても学校があるのは全校生徒が減って無事な教室を使えば普通に授業ができるからとかいうかなり笑えない理由だ

 

「おはよう。」

 

「おはよう、綾波。」

 

あのとき零号機は回路や機体が熱で破損し、うまくシンクロできない状態だったらしい

そのため動かすことが出来なかったが、綾波は無事であり、真っ先に格納したことで大事には至らなかった

 

「碇くん、これ。」

 

包帯を巻いている左腕を隠すように右手で封がされた手紙を渡してくる

『碇君江』と書かれたそれには見覚えがあった

食事会の誘いの手紙だ

 

「これって...」

 

「今度こそ、みんなで...」

 

キーンーコーンーカーンーコーンー...

 

「...碇君、時間。」

 

「...うん。」

 

どこからともなく視線を感じたが始業時間なので後ろを見ることが出来ず、前の席であるアスカに睨まれた

...あと2人分の視線を後ろから感じる

 

「起立!」

 

いつのまにか先生が入ってきており、委員長の号令が響く

周りとワンテンポ遅れて立ち上がる

 

「礼!」

「着席!」

 

「今日は転校生が2人もいる。入ってきたまえ。」

 

いつも通りの授業が始まると思ったら転校生がいるらしい

しかも2人

 

扉が開いて入ってきたのは黒髪の女の子と白髪の男の子

 

「初めまして。私は浦波・サラ・エヴァーツ。よろしく。」

 

女の子の方が浦波さん

 

「僕は渚カヲル。今後ともよろしくね。」

 

もう1人の男の子が渚君...妙にこっちを見て微笑んでいるけど、多分気のせいだ

 

「席は好きにしてくれ。開いてるところならどこでもいい。」

 

浦波さんは後ろの廊下側の端っこ

渚君が...

 

「よろしくね。碇シンジ君。」

 

「よ、よろしく...。」

 

僕の右隣の席だ

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