後藤ひとり(ぼっち)との甘い生活   作:どこかの超電磁砲

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隼人、きくりはんメイン


イケナイ月

 

 

「いやー、隣にイケメン置いて飲む酒は美味いねー!」

 

「あの…きくりさん?」

 

「なぁに?」

 

「どんだけ呑むんだよ!?もう7軒目だぞ!?」

 

 

とある土曜日の夜……隼人は家でゲームをしていたのだが昼間にきくりから呼び出されて今、色々な居酒屋をハシゴしていた。

 

「いやー、なんだかんだ隼人君面倒見がいいからさー!こんな私の相手してくれるの隼人君だけだし?」

 

「はぁ……きくりさん、酒ばっかり飲んでると体調崩しますよ?」

 

「大丈夫大丈夫!こう見えても身体は強いよー!」

 

「酔っぱらいは皆そう言うんだよな……」

 

 

ハイボールなどを呑みながらきくりは隼人相手にマシンガントークを展開する。隼人はフライドポテトを食べながら、カルピスソーダを飲む。

 

「そう言えばさぁ、隼人君ってぼっちちゃんとHしたの?」

 

「ぶふぉ!?」

 

「あっはははは!噴水みたいに噴き出したねぇ?」

 

「アンタがそう言う事言うからだろ!?」

 

「まあまあ。でっ、実際どうなのー?」

 

きくりの質問に顔を赤くしつつ、隼人は口を開く。

 

「まだ一線は超えてないっすよ……その、ひとりを大切にしたいし、そういう事はまだ早いつーか……」

 

「うんうん!隼人君、ちゃんとぼっちちゃんの事考えてるのは偉いぞー!」

 

「まあ…うっす」

 

「でもさ……正直、ぼっちちゃんが羨ましいな。そんなに彼氏に大切に想ってもらえるの」

 

「え?」

 

「私こう見えてね、根暗なんだよ?酒飲んでるからそう見えないかもだけど」

 

 

きくりもまた根暗だった。初めて酒に手を出したのは初めてのライブの時。そこから酒を飲む事で自分をさらけ出せているのだときくりは語る。

 

「でも、きくりさん美人だしきっといい人出来ますよ?」

 

「ふぇ!?」

 

「きくりさん、酒飲んだらただの酔っぱらいで面倒くさいけど……音楽に対する情熱は本物っすよね?そこはやっぱりひとりと似てるなって……だから、本当の貴女を好きになってくれる人がいますよ絶対!」

 

「そ、そうかな……でもさぁ、隼人君みたいな子は居ないと思うなァ!だって男の子ってさ、女の子とH出来ればそれでいいみたいな子ばかりじゃないの?」

 

「それは一部のヤリ◯ンの考えですよ!?ちゃんと彼女の事を考えてる人だっていますよ……」

 

「うーん……でも私はァ、隼人君がいいなー」

 

「言っておきますが、俺はひとり一筋ですよ?」

 

「知ってるよー。時々ぼっちちゃん見る目がHなのも知ってるよー」

 

「ぐっ……は、反論出来ねぇ……」

 

「やっぱり隼人君面白いー!」

 

「酔っぱらいめ………」

 

そこからまたきくりの話を聞く隼人。やがて深夜……きくりは寝てしまい、隼人が仕方なくおんぶして店を出る。

 

「たく、なんで酔っぱらいの世話をしなくちゃいけないんだよ……全く」

 

「えっへへ……もう飲めないよ………」

 

「はぁ。早く彼氏を見つけてくれよなきくりさん」

 

 

隼人は彼女を背負い、夜道を歩いていく。

 

 

 





次回はすっ飛ばして学園祭!ちなみに学園祭編終わったらこの作品は完結扱いにします。二期が始まり次第再開予定です!
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