隼人のバリオスとリョウ&ひとりのスカイウェイブはスピードを上げて山を超えてやがて海が見渡せる展望台近くまで辿り着いた。
「ぼっち、あとは任せた」
「はい……ありがとうございます、リョウさん」
ひとりはバイクから降りる。そして隼人の元へ駆け寄る。
「ひ、ひとり……」
「隼人君、お話しませんか?……私、ずっと謝りたかった。隼人君がそんな人じゃないくらい分かっていたのに……」
「違う!ひとりは悪くない!悪いのは俺だ!君を悲しませたのは事実だ!俺は君の隣にいる資格なんて!」
「そんなの関係ありません!!私は……隼人君と喧嘩して、初めて分かったんです。いつも居るのが当たり前じゃないって!」
「……だけど」
「私は…!隼人君が大好きです!だから戻って来てください!隼人君には特攻服より、制服が似合ってます」
そう言うとひとりは勇気を振り絞り、隼人に口付けをする。
「(おぉ、ぼっち大胆)」
「戻りましょ?喜多さんや虹夏ちゃんが待ってますから」
「ひとり……そうだな。なら鬼兵隊は解散するよ……山田、すまないな。今度何か奢るぜ」
「ならファミレスで爆食いする。それで今回の借りはチャラにする」
そこから3人はスピードを上げて下北沢へ戻る。そしてSTARRYへ戻る。郁代と虹夏が迎える。
「良かったァ!隼人君、心配したんだからね!」
「まあ良かったよ。おかえりなさい隼人っち」
「郁代、虹夏……ただいま」
隼人はそこから学校にも復帰して遅れた分の単位を取るために必死に勉強した。鬼兵隊は解散し、ひとりとの仲は回復し晴天の下の元、隼人はひとりの膝まくらを堪能していた。
「良かったです、隼人君がこうして戻って来てくれて」
「ああ。まあ、あの常夏コンビは今度ぶっ殺すがな。ひとり……いくら色々あったとはいえ済まなかった」
「もう終わった事ですからいいです。私は隼人君がいなきゃダメなんだって気付かされました……」
「そりゃ俺だって同じさ。ひとりがいなきゃ、グレちまう……俺達は互いに依存気味なのかもな」
「そうかもしれません。でも……隼人君に会えて良かったですよ。でないと、喜多さんや虹夏ちゃん、リョウさん、店長さん、PAさん、きくりさんにも会えなかった」
「そりゃ違うよひとり。皆に会えたのはひとりが勇気を振り絞ったお陰だ。俺は何もしてねーよ。ま、きくりさんの面倒はダルいけど」
「まあまあ。隼人君……この先も…ずっと側に居てくださいね」
「約束するよ。もうどんな事があっても絶対に忘れないさ。愛してるよ、ひとり」
「私もです。隼人君」
二人は残りの休み時間を使い、互いに話を続けた。
はい!これで1期は完結っす!次はアニメ2期が始まった辺りにまた再開します!それまでは完結扱いにします。