3人の小田切隼人が出会った。それぞれの隼人達の彼女であるひとり、ゆんゆん、凛は反応に困っていたが次第に3人は打ち解けていたのだが、またここで問題が発生する。
「ぼっちちゃん!?なんで隼人っちが3人も居るの!?」
「はわわわ!隼人君が3人!?」
「……」
「嘘……色々な隼人君が居るなんて聞いてないよ……」
密かに二人を尾行していた虹夏、郁代、リョウ、更にはきくりが目の前に居る3人の隼人にビックリしていた。隼人3は何かを感じたのか、虹夏と郁代に近付く。
「君達、アイドルをやってみないか?」
「えぇ!?あ、アイドル!?」
「わ、私達バンドやってて……」
「バンド系アイドル……うん。問題ないさ。特に虹夏ちゃんや郁代ちゃんにはアイドルの可能性を感じる。更にだ」
隼人3はリョウに視線を向ける。
「山田リョウちゃんだったかな?君はソロで輝ける才能がある。君はまさにダイヤの原石だ」
「……あんまり実感ないけど」
隼人3は虹夏達をスカウトしているが、傍から見れば3人の少女を口説くオッサンである。凛はそんな隼人3をジト目で呆れていた。
「あ、あの凛さん」
「どうしたの?ひとりちゃん」
「あの隼人君は何時もあんな感じなんですか?」
「うーん。プロデューサーの考えている事は分からないけど、ちゃんと真剣に私達の事は考えてるかな」
凛がひとりと話している頃、隼人2は錬金術を披露していた。きくりの要望に応えて酒を出していた。
「うわー!お酒がいっぱいだァァァ!ありがとうねぇ!」
「ふぉ!?酒臭いが、微かに感じるオッパイの感触…あだだだだ!?ゆんゆん!?」
「隼人君の馬鹿ァァァァァァ!」
隼人2はゆんゆんに頬を引っ張られていた。各方面でワチャワチャしていたが隼人2&ゆんゆん、隼人3&凛の身体が消えかけていた。
「あら?もう時間か……」
「まだ居たかったな……戻ろうよ、隼人君。めぐみん達が待ってる」
「だな。じゃあな隼人1、隼人3、そして皆。また会おうや」
隼人2とゆんゆんはそのまま光の粒子となり消えた。隼人3&凛は急いで外へ出て、シルバーの車 デロリアンへ乗り込む。
「あまり長く居ると俺達の存在が消える……凛」
「うん。またねひとりちゃん」
デロリアンはそのまま猛スピードで走り出し、炎に包まれて時空を超えた。
「な、なんだったでしょうか……夢なんですか?」
「いや……彼奴等は確かに居たさ。この出会いは絶対に忘れねぇよ」
「あの隼人3から名刺貰ったよ」
「アイドル……やってみたい気持ちはあったな〜」
隼人とひとりの傍らで隼人3の名刺を眺める虹夏と郁代。
「また会えるような気がする」
「どの隼人君も面白そうだったねぇ!」
リョウときくりも隼人2と隼人3の姿にトキメキを隠せない様子であった。こうしてそれぞれの世界へと帰還した隼人2と隼人3……だが
「な、なあ……ここって?」
「分かんないなー……あれ?隼人君があんな所にいるよ?」
「へ?」
「え?」
金髪のセミロングの美女 七海麻美を連れた隼人がそこには居た。
「俺がもう一人ぃぃぃぃぃぃ!?」
「デジャヴかよ……」
隼人4……まさかの降臨である。