後藤ひとり(ぼっち)との甘い生活   作:どこかの超電磁砲

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前編、後編で分けます。これが終わり次第喜多ちゃん達出す予定。


とびっきりの最強(父)対最強(彼氏) 

 

 

「君が…小田切隼人君だね」

 

「はい……」

 

「うちのひとりと付き合ってるんだってね?」

 

「(まさかのお義父さん登場かよ……)」

 

 

オス、ウキウキでひとりと待ち合わせしてデートに行く予定だった小田切隼人だ。今俺は窮地に立たされている……何せ目の前にはひとりのお義父さんがいるのだ。いずれは挨拶に伺おうと考えていたが、いくら何でも展開が早すぎる!

 

 

「ごめんね隼人君…お父さんが付いてくるなんて思わなくて……うぅ」

 

「ごめんねひとり。だけど、父さんや母さんはこの1週間尾行していた……ついに掴んだ。ひとりを誑かす男を」

 

「お言葉ですがお義父さん……俺は真剣にひとりを愛していますし誑かしてもいません。真剣なんです!」

 

「君にお義父さんと呼ばれる筋合いはないよ……うちのひとりは何かと心配が多いんだ……傍らに不良の男がいるなら尚更だ!」

 

「お父さん!隼人君は!『ひとりは黙っててくれ』お父さん……」

 

 

なんだ……この今にもヒロインを取り合うギャルゲー的な展開は!?まあ、俺の外見に問題があるのは承知だ…けどな、はいそうですかと諦め切れないのが恋愛だろうが……

 

 

「ひとりは俺に全てをくれた……だからこそ譲れない!」

 

「隼人君……」

 

「今時の若者にしては大したものだ。だが大事な娘は任せられない……」

 

 

お義父さん……一見弱く見えるが……なんだ、この強者感は!ドラ◯ンボー◯的に言うとベ◯ータと対等した時の◯空の気持ちが分かる……この人は強い。

 

 

「君にひとりを幸せに出来やしない!第一、ひとりに何かいやらしい事したくて近づいたんじゃないのか!?」

 

「なわけないだろ!俺はひとりとはその……一線は超えてません!そういうのはまだ早いですからね!」

 

「ひとりは臆病でコミュ障で人見知りなんだ!ひとりの優しさに漬け込んで何かしようとしているのは分かっている!」

 

「お義父さん……どうしたら分かってくれるんだ……」

 

 

このままじゃデートが出来ない。そしてこのお義父さんに認めてもらえなければ最悪別れだってあり得る。尚更引けない……

 

「お義父さん…なら勝負しませんか」

 

「何だって?」

 

「俺の特技で勝負してください。負けた方が言う事を聞くのはどうでしょうか?」

 

「なるほど……いい提案だ。だが隼人君…特技は何があるんだい?」

 

「特技はバイクっす」

 

「バイクか……なら峠を攻めようじゃないか。僕は元々車で走り屋をしていた。どうかな?」

 

「隼人君!お父さんもやめてよ!」

 

「ひとり……俺と君の恋愛を認めてもらう為には戦う事は仕方ない。お義父さん……バイクで意思を貫き通します」

 

「いいだろ。ならば、僕のハチロクを抜いてみせろ」

 

「やってやりますよ……ひとりの為に……俺達の為に」

 

 

後日にお義父さんとのレースが決まる。相手は車だが身軽なバイクに勝ち目はある。ひとりが今にも泣きそうな表情だ……必ず勝たなきゃならないな!

 

 

 

 

 

 

 

 






次回チョメチョメD的なレースな模様
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