後藤ひとり(ぼっち)との甘い生活   作:どこかの超電磁砲

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オリ主プロフィール


小田切隼人(16) イメージcv 福山潤


容姿 髪が金髪の武藤カズキ(武装錬金)

身長 175cm

好きな物 ひとり、バイク、カレーライス

家族構成 父 小田切文太 母 小田切風音
妹 小田切星奈


本作の主人公。外見はパッと見不良ではあるが悪さなどはしておらず好青年で成績も普通。バイクとひとりをこよなく愛する青年。最近の悩みはひとりに対して欲情する事。




ピンクの誓い

 

 

「バンドの助っ人?」

 

「うん。今日初めて会った子に言われて……」

 

「まじか」

 

 

隼人とひとりはバイクで何時もの場所である海岸に来ていた。悩み事があると彼女に言われた隼人。ひとりから打ち明けられたのはとあるバンドの助っ人を頼まれたという件だ。

 

 

「わ、私コミュ障だから…!上手く出来るか不安で!」

 

「そっか。けどさ、ある意味チャンスじゃないのか?」

 

「え?」

 

「だって元々バンドをやりたかったんだろ?ならさ、それをチャンスに変えるんだよ!ひとりの特技を活かせるんだ……尚更だ」

 

「だ、だけど…『大丈夫だひとり!』は、隼人君!?」

 

 

不安なひとりに隼人は手を取る。

 

 

「大丈夫だ。お前なら出来る!俺は信じてる。だからその日は気合いを入れてステージに立つんだ!応援でもなんでも行ってやらっ!」

 

「隼人君……!」

 

「安心しろ。お前には俺がいるんだからな!」

 

「はい!わ、私……頑張ります……だから、ちゃんと見ていてください……私のギターを」

 

 

ひとりから手渡されたチケットを隼人は受け取る。そして翌日。下北沢へやって来た隼人はバイクを駐輪場に停めてひとりに指定されたライブハウス”STARRY”へ。

 

 

「(ひとり、大丈夫かな)」

 

 

客席で見守る隼人……やがてステージには金髪の女の子、青髪の女の子、ひとりが出てくる。緊張しているひとり…しかし隼人を見付けると少しだけ笑みを見せる。

 

 

「(隼人君……そうだ、ここで引いたら……折角来てくれた隼人君に申し訳ない……落ち着け、落ち着け後藤ひとり……私は出来る…出来る)」

 

「(ひとりちゃん、大丈夫かな)」

 

「(………)」

 

金髪の少女”虹夏”と青髪の少女”リョウ”はひとりを心配しつつ演奏を始める。ひとりは深呼吸して長い髪を後ろに束ねてポニーテールにすると演奏を始める。

 

 

「(今の私があるのは隼人君がいるから…!だから!)」

 

「ひとり……」

 

 

ひとりはギターを上手く演奏し、虹夏とリョウもそれに続き曲は盛り上がりを見せ、ギャラリーも盛り上がる。隼人はギターを一生懸命に演奏するひとりに見惚れている。

 

 

「(綺麗だ……ひとり……)」

 

「(届け!届け!隼人君に…届け!)」

 

 

やがてあっという間に演奏が終わり、拍手があちらこちらから聞こえる。

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ」

 

「大丈夫ひとりちゃん!?」

 

「はい……」

 

ひとりの視線の先――――隼人は拍手しながら泣いていた。それを見たひとりは安堵しながらなんとか場を乗り切る。無事サポートを終えたひとりは虹夏とリョウと別れて外へ出る。外では隼人が待っていた。

 

「お疲れさんひとり。もういいのか?」

 

「はい。わ、私が今日ここまでやれたのは隼人君のお陰です!ありがとうございます!」

 

「俺は何もしてないさ。ひとりが頑張った結果だろ?」

 

「隼人君……」

 

「本当に良かったよ。素敵なひとりを見れて俺は幸せだ」

 

「……ふふっ、大袈裟ですよ」

 

 

ひとりは隼人と手を繋ぎライブハウスを後にした。

 

 

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