ボーボボ達はイングランドのロンドンにあるキングズ・クロス駅に到着した。
「ここがイギリスか~!カレー屋さんあるかな~!」
「そりゃインドだよ!!」
白い服を着てカレーを食べようとする首領パッチ。
そんな彼の発言にツッコミをいれた少女はビュティ。
「ラリってんじゃねえええ!」
「ゴバアッ!」
「なんで俺まで!?」
首領パッチと天の助を吹き飛ばすボーボボ。
彼らはマルハーゲ帝国が行う『毛刈り』に対抗するべく、毛の自由と平和を守るために戦う毛の貴公子『ボーボボ』と旅をしている仲間たちである。
ボーボボ一行はホグワーツに向かうため列車に乗ろうとしていた。
そこで毛刈り隊イギリスブロック基地の隊長である『ヴォルデモート』の情報を集め、戦闘を有利に進めるためである。
ヘッポコ丸やソフトン達ともホグワーツで合流する予定だ。
「名付けて『鼻毛の刃 無限列車編』といったところか…」
「連載時期的には俺たちのほうが長男だよな!」
「赤の他人でしょ…」
そもそもボーボボは五人兄弟の末っ子である。
「長男じゃなかったからちくちょう!!」
「グハアッ!」
「そんなことより二人とも!そろそろ出発の時間だよ!早く汽車に乗らないと!」
時刻を確認し焦るビュティ。
「あれ?でもホグワーツ行きの列車なんてどこにもないよ?どこに行けばいいんだろう?」
「私にいい考えがある!」
そう言うとボーボボは首領パッチのトゲと天の助の頭を掴んだ。
「鼻毛真拳奥義!イボンコ☆マキシマイズ!」
高速で振るわれる鼻毛により、首領パッチのトゲと天の助の体が周囲へ飛散した。
「ギャャアアアアア!!!」
「なにやってんの!?」
「あれを見てみろビュティ」
ボーボボは一本の柱を指指した。
なんと周囲の柱が首領パッチや天の助だったもので汚れる中、その柱だけ何事もなかったかのように綺麗はままなのだ!
「やはりな…秘密の入り口があるとは思っていたが、こんなところにあったのか」
「すごいよボーボボ!これを見つけるために攻撃を?」
「いや、ついカッとなって…」
「おっと!列車には乗れないぜ!この俺様を倒さない限りな!」
「お…お前はディメンター!」
現れたのは闇の生物ディメンター。人の幸福な記憶を奪うおぞましい生き物である。
「鼻毛真拳奥義!!」
「無駄だ!俺に攻撃は通じない!『エクスペクト・パトローナム』以外は通じんのだ!」
「ウソ…!?そんなの倒せっこないよ!」
ディメンターは生ある存在ではない。エクスペクト・パトローナムによって退去させられることはあっても完全に滅ぼすことは不可能なのだ。
「なら俺に任せろ!」
復活した首領パッチが天の助とともに立ち上がった!
「うおおお!記憶よりところてんを食わんかー!!」
「くっ!なんだこいつは!」
ディメンター相手に時間を稼ごうとする天の助。
「今だビュティ!俺の杖を!」
「ネギならあるけど…」
「それだ!!」
首領パッチロッドを受け取った首領パッチは呪文を唱えた!
「ナントカカントカパトローナム!!」
「呪文間違ってるよ!」
「………………………」
「やっぱりギャアアアアア!」
「やっぱり!?」
突如苦しみだしたディメンター。
その隙を逃すボーボボではない!
「今だ!対ディメンター用鼻毛真拳奥義!」
「なにいッ!対ディメンター用だと!?」
「除霊もできるハ・カ・タの塩じゃああああ!」
「グギャアアアアアアッ!!」
滅ぼすことができないはずのディメンターは完全に消え去った。
「ちなみにお相撲さんがまいてる塩は博多の塩だ」
「そうなの!?」
こうしてホグワーツ行きの列車に乗ることが出来たボーボボ達。
果たして彼らを待ち受ける運命は…!?
続く