騎馬戦の組み合わせやら考えてたら、投稿が遅くなりました。ごめんなさい。
雄英体育祭第一種目、障害物競走。
その結果は一位・出久、二位・アルス、三位・轟…………と、A組は青山優雅を除いて全員通過。
そこにB組や唯一の普通科の心操と同じく唯一のサポート科の発目がくい込んだ。
軽く休憩を挟んで、第二種目の発表に移る。
「さーて第二種目よ!! 私はもう知ってるけど……何かしら!? 言ってるそばから───これよ!!! 『騎馬戦』!!!」
騎馬戦。ルールは最低二人、最大四人でチームを組む団体競技。基本は一般的なものと同じだが、先の障害物競走の結果に則ったポイントが順位ごとに振り分けられ、チームのポイントを合算する。
まぁ、わざわざ細かく説明しなくとも、ルールや流れは読者諸兄は既にご存知であろう。
そして個々に振られるポイントが発表され……
「竜間アルスくん、205ポイント! そして…………1位の緑谷出久くんは───」
1000万ポイント!!!
その宣言を皮切りに、一瞬の静寂。
「…………1000万???」
その桁違いな数字に、出久の全身から冷や汗が流れ、アルスは自分とは何十倍もの差があるそのポイントに呆然となる。
有無など言わせない、と言わんばかりに早速チーム決め。
制限時間は15分。
限られたこの時間で、各々がチームとなる者を選んでいく。
◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆
緑谷出久は焦る。
ただでさえ1000万という爆弾を抱えている事に加え、自身の個性を
一応個性の名前と概要は、役所と学校に提出し直して『超パワー』から『七聖火』に変えているが、それでも引き出せるものは、まだ基本の身体強化含めて三つ。
組んでくれる者などそうそう居ないだろう。
「デクくん、組もう!!」
「麗日さんッッッ!!!」
彼女が声を掛けてくれるまでは。
勿論忠告はした。1000万という特大点。これを盗り、維持さえすれば勝ち確なのだ。大多数から、間違いなく狙われるだろう。
それでも、麗日お茶子は答える。
仲がいい人と組んだ方がいい、と。
その言葉に号泣しながらときめく出久だが、すぐに気持ちを入れ替えて、組みたい候補者の一人……飯田天哉に声を掛けた。
しかし。
「……すまない緑谷くん。断らせてもらう」
「ッ、そんな…どうして……」
「……ボ、俺は入試の頃から、君に負けてばかりだ。君は素晴らしい友人。……だからこそ、爆豪くんや轟くん、そしてアルスくんと同じように、俺もまた、君の事をライバルとして見ている。故に……君に挑戦したいんだ」
全員が敵。
全員が全力。
生き残れるのは、上位四組。
それを痛感した出久は、飯田の後ろ姿を見送ることしか出来ない。
これで最初に考案した作戦はパーだ。次に組むべき人を考えていく中で、予想外の人物が声をかけてくる。
サポート科、発目明。
彼女の目的は自身が作成したサポートアイテムの宣伝。
最も多いポイントを保有する出久を利用して大企業に宣伝しようという目論見である。
それでも出久は構わなかった。
なにより、ヒーロー科以外の生徒はサポートアイテムを使用出来る。
そのルールを利用すれば、彼女が作成したジェットパックを出久達も装備可能。
これ以上ない助け舟だ(発目にその気はないだろうが)。
そして……
「あとひとり……そう、防御力」
出久はフルカウルで自壊しない範囲なら18%、短時間なら20%まで出力できる。攻撃力に関しては申し分ないが、問題が防御力。
出久とて、常に全方位を見れる訳でも迎撃できる訳でもない。
故に求めたのは、防御力だ。
機動力があっても、反応速度・単純な広範囲への迎撃能力……それが、このチームには欠けている。
「挙げられるのは……
出久は周りを見渡す。
候補に挙げていたひとりは、既にチームを組んでいた。
そしてもうひとりは……
出久は“彼”へと歩き出し……肩に触れながら声を掛けた。
「(……まずい。本当に…まずい)」
竜間アルスは半ば絶望していた。
アルスにとって、騎馬戦は天敵そのものだ。
単純に騎馬を作りにくい体型に加え、身体が大きいのとそれに見合う体重で騎手も向かない。
アルスの機動力が大きく殺される上、腕で騎馬を組めたとしても三本目の腕しか扱えない為、複数の魔具を併用する事も出来ない。
総合的に言えば、アルスが持つ強さの大部分を殺してしまうのだ。
それによって、205ポイントという高得点を持っていようと、そのリスクがあるアルスへと誰も積極的に組みたがらない。
「(このままじゃ、落ちる……でも、誰も組んでくれない…どうすれば、どうすれば……)」
竜間アルスは考える。
最低でもひとり組めれば、騎馬としては成立するのだ。だが、ほぼ全員がチームとして固まっている以上、それも困難。
そんな時。
一人の少年が、アルスへと救いの手を差し伸べた。
◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆
『さァ起きろイレイザー! 15分の作戦タイムを経て、フィールドに12組の騎馬が並び立った!!』
「……ほう。なかなか面白ぇ組が揃ったな」
騎馬戦が始まる。
そして、ほぼ全ての組が、ひとつの組の面子に戦慄する。
「マジかよ…!?」
「緑谷と竜間の奴……組みやがった!」
緑谷チーム。
騎手、緑谷出久。
右翼、麗日お茶子。
左翼、発目明。
先頭───竜間アルス。
「麗日さん!」
「っはい!」
「発目さん!」
「フフフッ!」
「アルスくん!」
「……うん」
全員に発破をかける出久は、一拍遅れて宣言する。
「勝ちに、行こう!!」
『騎馬戦、START!!!』
下克上サバイバルの火蓋が、切って落とされた。
数刻前。
『アルスくん! 僕たちと組も……アルスくん!?』
『……い”す”く”っ”……い”い”の”…?』
『アルスくんなんで泣きそうになっとるん!?』
アルスへと声を掛けた出久。振り返ったアルスは、今にも泣きそうな声と表情であった。というか泣いていた。
『ぐすっ……いや…誰も、組んでくれなくて……ほら、おれの場合…騎馬、組みにくいから……』
『なるほどそういう…(そういえばたしかに組みにくいな…!?)』
アルスの言葉に、遅れて気付く出久。
最初出久は常闇と組むつもりだったものの、当の本人は既に紫髪の生徒と組んでいたため除外せざるをえず、孤立していたもうひとりの候補者。アルスと組む事を選んだが……思っていたよりよろしくない状況でもあった。
出久の見立てはアルスを先頭に、防御を担ってもらうつもりだったが……アルスの能力がほとんど殺されかねない故、その手が使えない可能性が浮上してきたのだ。
心の中で絶望する出久に、思いもよらぬ助け舟が出てくる。
またもや登場、発目明である。
『あのー、竜間さんでしたっけ?』
『…うん』
『別に腕で騎馬を作らなくたって、その翼を使えばいいんじゃないでしょうか? そうすれば、腕は空きますし!』
『『『……あっ』』』
翼が腕の代用となり、騎馬を形成した緑谷チーム。
アルスは生まれながらに備える三本腕に、今は“キヲの手”のみを携えている。
アルスの超高速で動ける飛行能力を捨て、それ以外を最大限活かせる立ち回り。
開始と全く同時。
鉄哲チームと葉隠チームが同時に接近してくる。
「早速だね。……出久、どうする?」
「勿論、逃げの一手! アルスくん、手筈通りにお願い!」
「…任せて。皆、しっかり掴まって」
「【
突如、緑谷チームの足下が変形し一本の巨大な柱となる。
形状変形の、アルスの工術。
「…そうか、詞術!!」
A組の誰かが声を上げる。アルスが詞術行使の上で必須なのが、声を発する口と対象へと伝達するイメージ、そして土地などへの理解度。
雄英の土地は既にアルスはほとんど理解している上、アルスの詞術詠唱は、一息で済む
「なら、基盤を崩して……倒す」
そこに、B組の骨抜が柱へ触れると、柱の根元が柔らかくなり徐々に柱が傾き始める。
「……ここまでは、予想通り。…出久」
「オッケー!」
出久が取り付けていたジェットパックを起動。倒れゆく柱から空へと飛び上がる。
発目明のサポートアイテムと麗日の
極めて理想的な布陣。隙がない。
「着地するよ!」
麗日が全員に伝えると、彼女が履いているサポートアイテムが強烈な空気圧を噴射し、騎馬の着地を補助する。
気は抜けない。
周りでは
「奪い合い…? 違うぜこれは……一方的な略奪よお!!」
緑谷チームの着地に合わせ、障子目蔵が単騎で突っ込んできた。その事に出久達は驚くが……
「……いや、呼吸音ふたつ。ひとりは、実。気を付けて」
ドーム状に腕を回していた障子の背から、二人の影……峰田実と蛙吹梅雨が顔を出すと、彼女が舌を伸ばして不意打ちするが、出久の危機察知能力が働き、すんでのところで回避する。
「さすがね緑谷ちゃん、アルスちゃん…!」
「…ひとまず、動こう。この混戦状態……足を止めれば逃げられなくなる」
「そうやね! ……って何!? 取れへん!?」
障子に夢中になっていたのが仇となったか、麗日の足に峰田のもぎもぎが張り付いていた。
「発目さん、ごめん!」
出久が急いでジェットパックを起動。凄まじい勢いで噴射されて飛んだために、麗日が履いていた足のサポートアイテムが引き千切れるも、脱出に成功する。
「……爆発音。来るよ、勝己だ」
しかし、まだ脅威は過ぎ去ることはなく。
今度は爆豪勝己が、爆破を使って空に躍り出てはひとり突っ込んできた。
「調子乗ってんじゃねぇぞクソが!!」
「かっちゃん!? そんなのアリかよ!?」
反射的に出久が爆豪へと手を向ける。
その指はデコピンでもするかのように曲げられていて───
「『デラウェアスマッシュ・エアフォース』!!」
出久が指を弾くと、高速で放たれた空気弾が爆豪に直撃して大きく仰け反らせる。
「クッソ、がァ!! まだだァ!!」
しかし、仰け反るだけに留まり、すぐさま体勢を整えようとする。しかしそれは、緑谷チームに攻撃できない瞬間でもあった。その僅かな隙を見逃す二人ではない。
「アルスくん!」
「任せて。…“キヲの手”」
瞬く間に振るわれた魔鞭が爆豪を縛り付けると、アルスは投げ飛ばした。
罵詈雑言を吐き散らしながら吹っ飛ぶ爆豪だが、間もなく瀬呂のテープによって回収される。
緑谷チームが着地した後に、爆豪チームが追撃してくるのではと警戒していた出久達だが、どうやら物間チームと一悶着あったらしく、そっちに気が逸れた。
「よし、このままなら───」
逃げ切れる。
そう言い終える前に、ひとつの騎馬が立ちはだかる。
「……そう簡単には、いかないよね」
出久は改めて覚悟を決める。
現れたのは、轟焦凍率いる轟チーム。
「……もう少し後になってから来ると、思ってた」
「同感だよ……でも、足を止めちゃ駄目だ! 来るのは轟くん達だけじゃない!」
その言葉通り複数の騎馬が、1000万を狙って動き出す。
───しかし。
「しっかり防げよ、轟ィ!!」
「……来る」
「無差別放電……」
130万
チームを八百万が創造した絶縁シートで保護した上での、全方位への無差別放電。
近付いてきた無数の騎馬も巻き込まれ、感電してしまう中。
緑谷チームを、淡い光を放つ膜が保護していた。
「……“死者の巨盾”」
無敵の防御魔具、“死者の巨盾”が、放電を完全にシャットアウトする。
“死者の巨盾”。その防御の原理は、空間位相をずらす事による攻撃の遮断。しかし発動中は、使用者に空間のズレによる侵食が襲い、激痛に見舞われるためアルスは身動きが取れない。
やがて放電が止むと、轟が止まった騎馬達を氷結で拘束。何組かからハチマキを奪う。
アルスもまた、“死者の巨盾”を解除しいつでも動ける様にする。
「このままじゃ不味い…空に……!」
「させねぇ」
出久がジェットパックの起動ボタンに手を掛けるのを見た轟は、一瞬で氷結を半球のドーム状に展開。
緑谷チームの真後ろは場外。出久達は逃げ場を失う。
「そんな…! このままじゃ逃げ切れへん!」
「……牽制する。“キヲの手”」
アルスが魔鞭を振るう。最長20mに及ぶ鞭が、鞭とは思えぬ挙動で襲い掛かる。
「八百万!」
轟のハチマキに到達する、という手前で八百万が創造した装甲がそれを阻み、装甲を鞭の切っ先が貫くだけで留まった。
アルスは素早く“キヲの手”を引くのと同時に、騎馬を動かして距離を取る。
「厄介だな…百の創造……いや、それ以上に、電気の…放電」
「どういうこと?」
「“死者の巨盾”は、あと一回しか使えない。…“ヒレンジンゲンの光の魔剣”と、使える回数が…同じだから」
「…つまり、次が防げても……」
「……三回目以降は、無理。正直、こんな早く“死者の巨盾”を切るとは、思わなかったけど…」
いくら無敵と言えど、無限に使える訳ではない。じわじわとやってくるのが魔具と魔剣の使用回数の制限。
“最強の攻撃”が“ヒレンジンゲンの光の魔剣”なのだとしたら、“最強の防御”は“死者の巨盾”。この二つは、唯一二回のみという制限が設けられている。
「……だから、そうならないように…する。まだ、使う気はなかったんだけど……なりふり構ってられない」
そう告げたアルスは、鞄からひとつの魔弾を取り出すと、口を開いて、詠唱を始める。
「【
工術の詠唱を締め括ると、アルスの正面の地面から生えてきたのは、一丁の
それを手に取りながら素早く手にある魔弾を装填すると……上鳴に向けて発砲した。
発砲と同時に、手にある銃口が有り得ないほどに爆ぜる。そして銃口から放たれたのは、雷撃。
「……“雷轟の魔弾”」
「えっ…? のォォォォォ!!?」
「…………ウェーイ」
過剰な電力の供給で脳がショートし、上鳴がアホになる。
アルスの狙いはこれである。賭けではあるが無理矢理にでも、上鳴を使い物に出来ない様にする事。
「……これで、よし。氷だけなら…対処法はいくらでもある」
「アルスくん、えげつない…!! というか、銃作れたんだ!?」
「即席だけどね……一発撃ったら駄目になるし、装填する手間がある。それに今回は、ある意味賭けだったし…乱用はできないけど……」
アルスは既に使い物にならなくなった銃を投げ捨て、鞄からひとつの壺を取り出す。
“地走り”という、炎の魔具。
それを見た轟は、氷結で妨げようとするが緑谷チームの立ち位置上、最短で凍らせようとすると飯田を巻き込みかねない。
あれが撃たれれば終わる。この氷のドームも、瞬く間に溶かされるだろう。
「……皆。残り一分弱……この後、
「飯田?」
突然、飯田が三人にそう言う。その事に轟は疑問を抱くも、構わず続ける。
「しっかり掴まっていろ。……奪れよ轟くん!!」
トルクオーバー・レシプロバースト!!!
刹那。
緑谷チームから見れば、突然轟チームの騎馬が消えた様に見えただろう。
上限を無理矢理超過した上での超加速。
アルスや、ましてや出久すらも知らぬ裏技。
轟焦凍を以ってしても、ギリギリ反応できるか否かという速度。
轟の手が、出久の頭に巻き付けられたハチマキに伸びる。
その手が1000万のハチマキを掴───
…………“黒鞭”!!!
───む直前、黒いエネルギーの鞭が直前で妨げ、轟の手を跳ね除ける。
「ッ! ……すまねぇ飯田、奪り逃した…!!」
「(あっっっぶな!!)」
防御したのは出久だった。
あの一瞬、出久自身もその速度を完全に捉えていた訳ではなかった。
しかし、突然脳が警鐘を鳴らし……気付けば反射で黒鞭を発動させ、自身を守る様に振るっていた。
完全無意識の反射防御。
「(馬鹿な……今の速度に反応したというのか!?)」
これには飯田も驚きを隠せない。
今の自身が無理矢理であれど引き出せる最高速度。それに反応されるとは微塵も考えておらず、文字通りとっておきだったが故の自信であった。
「……すごいや、出久。おれも、防御に使う魔具を出すのが間に合わなかったのに」
「ギリギリ、だよ……コンマ数秒遅れてたら、取られてた」
「それでもすごいよ。後は……おれに任せてほしい」
……“地走り”。
壺から垂れ落ちた液体が炎に変貌し、轟チームを数m離れた上で周囲を囲う。
それだけでは“地走り”は止まらない。
地形に沿って……轟が生み出した氷のドームに炎がまとわり付き、あっという間に融かし、蒸発させる。
「よし、逃げよう!」
「ッ…待て!」
出久がジェットパックを起動して飛び上がる。轟はその後を追うため、“地走り”の炎を氷結で鎮火させようと試みるが……
「(クソッ、消した傍からまた燃えやがる…!!)」
絶え間なく“地走り”の炎を囲い、完全に身動きが出来なくなる。精々、チーム全員に点火しないよう冷気で身を守る事しか出来ない。
「……おれ達を追いたいなら、一分弱は耐えないと」
アルスが軽く挑発する。
とはいえ、制限時間は残り十数秒。“地走り”の鎮火を待ってからでは追い付けない。
その事実に、轟チーム全員が苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる以外に、対抗手段がないのだ。
すると、爆発音。
見ると、再び爆豪が爆破で単騎で突っ込んできた。
「またか、かっちゃん…『デラウェアスマッシュ・エアフォース』!!」
出久が再びエアフォースで牽制を図る。照準を合わせ、指を弾いた。
「見えてんだよクソデク!!」
しかし、指を弾くのと全く同じ瞬間、突如爆豪が爆破を推進力に別方向に飛翔。空気弾は空振りとなる。
「ッ、しまっ……!」
「貰ったァァァ!!!」
すぐに照準は合わせられない。この残り数秒という土壇場。奪られれば、出久達は負けてしまう。
執念の塊、爆豪勝己の手が出久へと伸びる。
……しかし。
手がハチマキに触れる直前、無数の楔が円盾の形に集い、その手を妨げる。
「……“凶剣セルフェスク”」
“凶剣セルフェスク”という。磁力の力によって楔状の刃の配列を操る魔剣。
その魔剣を、アルスは爆豪の立ち位置を一切見ず、ドンピシャで盾状に配列して防御した。
「……トドメは任せるよ、出久」
「(黒鞭+発勁。強化捕縛コンボ)……“黒鎖”!!」
出久は発勁によって溜めたエネルギーを黒鞭に付与し…強度の補強及び捕縛力を強化した新技、“黒鎖”を用いて爆豪を拘束する。
「(OFA10%+発勁!)…SMAAAAASH!!!」
黒鎖越しで爆豪を振り抜いた際に生じる遠心力+10%のOFA+発勁。
凄まじい速度で爆豪は地面目掛けて叩き落とされる。
しかし。
「まッだ…だあぁぁぁぁぁ!!!」
下向きに全力の爆破。それにより速度を緩和し、もう一度最大火力の爆破を放って再度上昇。
『Time up!!』
───無情にも、時間切れ。
爆豪は力無く墜落し、出久達はそっと地面に降り立つ。
そして、騎馬戦の順位が発表される。
1位、緑谷チーム。持ち点10,000,350ポイント。
2位、爆豪チーム。持ち点1,350ポイント。
3位、心操チーム。持ち点1,125ポイント。
4位、轟チーム。持ち点1,105ポイント。
体育祭第二種目、『騎馬戦』。
一位通過者、緑谷出久。竜間アルス。麗日お茶子。発目明。
【騎馬戦】
常闇に変わって緑谷チームにアルスが加わった。
ちなみに常闇は心操チームに加わっており、最初は洗脳されたものの、
【次回予告!】
出久「なんとかここまで生き残れた!」
アルス「次が…最後の種目。おれも、負けてられないや」
出久「僕だって! アルスくんにも、轟くんにもかっちゃんにも! 負けてられない!」
アルス「次回、【最終種目、第一回戦】。さらに向こうへ」
2人「Plus ultra!!」
ヒロアカキャラで異修羅構文を書くか否か。
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書いてほしい
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いらない