村を出てから...多分数十分ぐらいたった...多分...そうだと思いたい...そんな時私は森を歩いていた...
「どこ?ここ」
迷子になりながら...ではあるが
「ほんとにどこ?」
辺りを見回しても木と草だけ...元からわからないけど...どっちがどっちなのかが一切わからない...一人旅って意外と疲れる...一番つらいのは...
「どっちがどっちだっけ」
同じところを...ぐるぐる回っているような気がすること...こればっかりはどうしようもないかもしれない...だって[規制済み]さんが言ってた、木に痕跡を付けて迷い辛くする方法も、刃物とか...布とかないからできないし...
「どうすればいいんだろ...」
散々考えた結果......枕型爆弾を使って爆破することにした
「...威力高いの使っちゃったかも...」
それを悟った時にはもう遅かった...もう、爆発まで3、2、1みたいな状況だった...
私はすべてを諦めて...爆発を眺めることにした
「わあー...きれいな花火だなぁ」
それ以外にいい感想は思い浮かばなかった...かなり離れたはずなのに、爆風が私の体を襲う...まあ、被害を受けたのは私が遮蔽物にした木だけど...
爆音が響いたと思ったら、木が裂けた...地面が窪んだ...葉が吹き飛んだ...
「......次からは...注意して使お...」
この時の私は知らなかった...この威力高い方の枕型爆弾をたくさん使う日常が来ることを...
爆発のせいで原型が大体なくなった、森の一部を進む...確かにここに戻ってくることはないと思うけど...なんか違う気がする...
「あ...爆弾...新調しないと...」
そうつぶやいて時空の裂け目(倉庫)を開く
「あ...ここでやったら...火薬飛んで行っちゃうかも...どこか...風を防げる場所に行ってからにしよ」
1時間と34分後
「あれは?」
少し離れた先に...小屋のようなものが見えた...でも...遠く下でもわかる...ボロボロの空き家みたい...とてもじゃないけど...雨風はしのげなさそう...でも...
「あんな小屋でも...私が幽閉されてた小屋のよりも...雨風しのげそうなの...ふざけてるよね...」
もう少し近づいてみると、本当にただの空き家のようだった...ツタが這ってることを考えても...少なくとも、一年ほど前から放置されているようだった...
「これ......なに?」
よくわからない立て看板が小屋の前に立てられていた...所々風化してるけど...何とか読めそう...
看板に書かれていた文字
俺はもうすぐ死ぬだろう...そらそうだ、だって...これから(風化していて読めない)なんだからな...クソッ...俺はまだやることが山ほどあるってのによ...(風化して読めない)
とにかく、俺は死ぬ...あのバケモンを相手するんだ...あの黒龍を...あのバカは軍を使えばあれをころせる(風化して読めない)
そんなわけねぇってのにな...だって、あの黒龍だぜ?...バハムートなんかよりも強い...マジのバケモンだ...だがな...俺は死にたいわけじゃねぇ...だからよ、隙を(風化して読めない)
そこでだ、この小屋を見つけたやつに、俺の発明をやろうと思ってな...自由にもらっていってくれ...それが...俺の生きた証なんだからな。
クリス・アブソル
「ふーん」
わたしが思ったのはそれだけだった...だって、他人の生きた証になんて興味ないから...でも、発明品というものは少し気になる...
「おじゃましまーす......汚いね...うん、オブラート?に包んでも、ゴミ屋敷...包まないなら...(ひどい言葉なので規制)」
うん...今なんか規制された気がするんだけど...気のせいかな...気のせいだよね?
そんなゴミ屋敷を見回していると...一つだけ...いや...一人って言った方がいいかな...それが目に入った
「ここを...こうして...こうやって...うぅ...治らないよぅ」
本当に...微かな声で独り言をつぶやきながら...ヒコーキ...だったっけ...それを修理しようとしている...小さな人間...一瞬小人族かとも思ったけど...魔力から見て...ホムンクルスの一種...かな?
私には気づいていないようで一心不乱にヒコーキを直してる...正直...バカみたい...なんで一つのものにこだわるんだろう...だから無視しようと思ったのに...
「あっ...そっ...そこのかた...お願いです...手伝って...くだ...さ...い...」
微かな...本当に微かな声で...それは...私を呼び止めた
これが...私の旅の本当の始まりだった...
今回は...うまく書けた気がしない...見てくれてありがと