...何で私に話しかけてきた?なんで...私なんかに助けを求めている...?...このホムンクルスは何が目的?...頭の中を疑問が支配する...
「あ...あの...手伝って...ほしいんです...けど...やっぱり...ダメ...ですか?」
そう、微かな声で私に話しかけてくる...意味が分からない...私に何ができると?...いや、もしかしたら...私に話してるわけじゃないかもしれない...
「...私に...言ってる?」
ほんの少しの希望を込めて...そう、言ってみる...でも
「そっ...そうです...あなたに...言って...ます」
希望は...粉々に砕け散った...
「あなたは...私に何を求めているの...私に...何ができるっていうの...」
少しだけ...威圧を込めて言ってみる
「ヒッ...」
ひるんだ...嘘でしょ...めちゃくちゃ弱い...これ、本当に...どうやって生きてきたんだろ
「ほんとに...なんなの?...あなたは」
「...」
喋らない...気絶してるわけじゃ...ないよね?...あ、動いた
「あ、急に話しかけて...ごめん...なさい...迷惑...でしたよね」
動いたと思ったら、そんなことを言い始めた...あと、相変わらず声が小さい...なんとなく...この子のことが分かった気がする...でも、私には関係ないから
「...はぁ...わかった...手伝ってあげる」
それなのに...そんなことを口走ってしまった...言うつもりなんて...一切なかったのに
なぜか...言ってしまった...理由は、今の私にはわからなかった...ただ、ここでこの子を見捨てると...嫌な予感がしたから...
「...え...?...本当...ですか?」
口走ってからしばらくした後...あの子...彼女が出てきた...どことなく怯えている気がするのは...気のせい...だよね...
「そういった...はずなんだけど...?」
「あ...そうですね...聞きました...てつだって...くれるん...ですよね?」
...おんなじことしか...言えないのかな...
「何回も...言わせないで...次同じこと言うなら」
そういって、枕型爆弾を手に持つ...すると...
「枕...ですか?...それで...どうするんですか?」
そんなことを言った...確かに、皮は枕だけど...中身は爆薬...あ、普通気づけないのか...
「この枕の中には...爆薬が入ってる...同じこと言うなら...ここを爆破する」
少しだけ、脅してみた...さっき、少しの威圧でひるんだし...これでひるむかなって思った...それなのに...
「すっ...すごい...考えたことない兵器だ...」
そんなことを...目を輝かせながら言ってくる...危機感があるのか...ないのか...まったくわからない...どことなく不気味さすら感じる...
「ちょっと...怖いから来ないで!!」
拒絶の言葉を送った...そしたら
「あ...ごめんなさい...」
しょんぼりとしていた...本当に...不気味だった...だから、さっさと直すの手伝って...この小屋を去りたい。
「早くやるよ...何を手伝えばいいの?」
「あ...そうですね...素材が足りてないんです。」
「エンジンが...逝かれてるんですけど...修理するための素材が...なく...て」
なんで、どんどん声が小さくなっていくんだろう...よくわからない。
「素材が足りないの?」
「そう...です。」
申し訳なさそうにつぶやく...何が申し訳ないんだろう...
「素材さえあれば...直せるんですけど...」
「素材は?」
じれったいから...無理やり本題に連れていく
「......種...です。」
「種?」
無理やり本題に連れて行ったら...予想外の答えが返ってきた...何で種?
...色々話を聞いたら、この...Ju 87とかいう...急降下...爆撃機は、~の種を燃料に変換して飛行するらしい...おまけに、種があれば自動的に修理されるし、武装も再装填されるらしい...???
「あ~...つまり...種があればいい...ってこと?」
「そう...です。」
なら...話は早い...意味は分からないけど...種があればいいなら...そう思いながら、空間の裂け目...(面倒だから、これから倉庫っていう)をあけて種を取り出す...多分これでいいはず......なんか、ポカーンってしてるけど...まあいいや。
「いっ...一体...どこから...出したんです...か?」
「言う必要はない...それじゃ、さよなら」
予定通りにここを離れようとする...すると...プロペラ音が後ろから聞こえてきた...
「ちょっと...まって...ください...」
微かな声でそう言ってくる...
「なんで待たないといけないの?...」
私が止まると...Ju 87が私の周りを回り始める
「あの...私も連れて行ってください!!」
そんなことを言ってきた...冗談じゃない...だから、こう言ってやる...
「嫌だ...」
ってね