シャングリラ・フロンティア 〜神ゲーのモンスター共を天誅しに参ります〜   作:YY:10-0-1-2

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2ヶ月ぶりィ……なので、初投稿です。




花枝招展のプロムナード

 

カースドプリズンの強みはどこか?

そう、辺りが破壊されればされるほど、取れる『素材』が手に入るところだろう。

移動するための『脚』、攻撃するための『腕』、防御するための『体』、その他なんでもいい。

 

とにかく、カースドプリズンとは……使い手によってスロースターターなのだ。

全米二位、相手はあの全米二位だ。

なら、やりたいことはわかるはずだ。

 

「クソッ!」

 

第二ラウンド。こちら入って変わり……

 

『あ、あれ!? 押してたはずのランゾウが!』

 

こいつ、攻撃全部盛りで来やがった!!

カースドプリズンの拳、消火栓とか機械の塊が引っ付いたバージョン、が俺の目の前をカスる。

返して、俺は逆手に武器を持って斬撃を放つ。ただし、機械の塊を壊さない限り……

 

「硬ってェ!!」

 

いや、装甲がクソカスとはいえいくつも出来た塊を殴るのはちょっと……。

 

俺は後ろに飛んで避けて、はぁ、と息を吐く。

ランゾウは機動力がかなりあるキャラだ。だからこそ、攻撃が弱い。え、これで弱いの???

 

というか、超必を切ったからこそこうなってる訳で。馬鹿でしょ。

 

「どうしたサムライ……かかってこい!」

「やべっべ!!?」

 

機動力を強化できるということはつまり、そのカスタム性は無限大であり、しかも……ちゃんと俺の嫌なパターンのカスタムだ!!!

 

カースドプリズンとはなにか? カースドプリズンとはなにか?

 

いくつもの型があるラスボスじゃクソキャラァァァァ!!!

 

「うぉっわはっは!!?」

 

俺はただひたすら、ただひたすら……攻撃を避けて反撃を伺う。

これでもゲーマーなんだ、相手にやられっぱなしとかクソ喰らえだわ!!

 

俺は攻撃を返すように刀を振る。ええい、幕末流奥義当たって砕ければ天誅になるよね天誅ァァーー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ランゾウが躱すしかないですね……!』

「いやあれは多分違うと思うんだけど……」

「狙ってるよねーマー君」

 

マオウガ、基、桜依舞刻を知ってるからこそ、二人は遠い目をする。

テンションが上がってきているということを既に分かっているのだ。ここから何をするか、それぐらい何年も一緒にゲームをした仲なのだから、わかる。

 

カウンター狙いじゃない、と。

 

「おそらくは……」

「うん、大逆転だよねぇ」

「と、言いますけど……?」

 

夏目は首を傾げる。確かにプレイングは何回かやり合ったし、目の前の戦いを見てもわかる……が。

 

それでも、舞刻という男は嗤うのだ。

 

「いやね、マー君の悪い癖、かな? マー君って熱くなるとロマンを求めちゃうんだよ」

 

男の子なのだから当たり前だろ、と言わんばかりにサンラクが目を伏せた。

しかし、それの何が悪い癖なのか? と聞きたげな夏目に、ペンシルゴンが指さした。

 

「どんどん()()()()()()()()と思うよ」

「……は?」

 

目が速くなる?

何を言ってるんだと夏目は首を傾げて……カースドプリズンのHPが減ったのに目を見開く。

 

ランゾウが、刀を振る。

 

一太刀が、カースドプリズンに刺さり、ランゾウが狂気的な笑みを浮かべた。

 

『え? は? え? 何が?』

『いまのは……』

 

わざと目の前で、『嵐気流道征』を使うことで、カースドプリズンの攻撃を()()()

 

『嵐気流道征』は、5mの距離を瞬間移動し、居合する技だ。

しかし、瞬間移動の部分が賭けだった。『嵐気流道征』を目の前で使ったことにより、目の前に大きな巨体のカースドプリズンに止まる。

 

攻撃が振られた瞬間に使うことで、攻撃を瞬間移動で避けて、ぶつかった衝撃で居合を放つ。

そうすることにより……技という強力な攻撃を行いつつ、避けれたのだ。

 

ランゾウの目がカースドプリズンではないどこかに向かう。

カースドプリズンがそれに気付いたのは、既にランゾウ行動を起こしてからだった。

 

『消火栓!?』

 

まだ生きていた消火栓を斬撃で壊し、辺り一面が水飛沫で覆われる。

ほんの一瞬、視界からランゾウが消えた。

 

「らァ!!!」

 

しゃがみこみ、転がることで、横から斬撃を放つ。

しかし、カースドプリズンはその刀を持って、顔面を殴った。壁に激突したランゾウはHPが大きく削られる。

 

ランゾウの目がさらに鋭くなる。

 

「天誅!!」

 

刀を投げることで視界をそちらに集中させる。

カースドプリズンが刀を地面に叩きつけた瞬間、ランゾウはその叩き付けられた刀を拾う。ほぼ、無理な体勢。普通なら、絶対にありえない体勢で取り上げる。

まさに、VRだからこそ、ゲームだからこその挙動である。

 

そのまま切り上げるが、しかし、負けてるだけのカースドプリズンではない。

カースドプリズンが地面を叩き、飛び上がると同時に足蹴りを放つ。

そのまま拳を構えるが……

 

「何っ!?」

 

ランゾウは蹴られてから同じく空中で回り、蹴り返す。

格ゲーとして、武器が刀だけとは限らない。そういうこともあるということだ。

 

ランゾウとカースドプリズンがぶつかり合う。お互いに削り……

 

「まじか」

 

カースドプリズンが見事、残りちょっとHPを残して、ランゾウが塵となる。

 

第二ラウンドは、カースドプリズンの勝利であった。

 





追記
マッドデッグ戦が大不評なのを聞いて少し改変しようと思います。本当にすみませんでした。
皆様方の意見を聞いて話を変えるのはこれで最後にしたいと思っております。それでもこの作品を読み続けてくださると幸いです。
これによって特にストーリーが変わるとかは絶ッ対にないので見ても見なくても、ではありますが、今一度謝罪を。
また、投稿ペースを下げていることに関しても謝罪を。本当に待たせてすみませんでした。投稿頻度上げていきたいです。助けてください、脳内CPUが火ィ噴いてるんです。

これからもこの作品を見てくださると幸いです。
そろそろシャンフロ戻りてぇなぁ(白目)

Q.どれにしよう?

  • ペンシルゴンとマオウガの学祭ランデブー
  • 外道共との年越し祭り in オンライン
  • if 遍葬祭ルートの妄想劇
  • 幕末正月天誅祭(ポロリもあるよ!)
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