シャングリラ・フロンティア 〜神ゲーのモンスター共を天誅しに参ります〜 作:YY:10-0-1-2
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※死羅巣遊軍様、評価☆9、ありがとうございます!
この穴は傾斜になっていたらしく、落下からいつの間にか滑走と変わっていった。
そして飛び込んだ先にはオイカッツォとサンラクの姿が。
素手で殴りかかってらァ。というわけで俺も。
「天誅!!」
「まて、刀はマズイ!?」
「俺でも武器は装備しなかったぞ!?」
うるせえそっちが喧嘩売ってきたんだろ天誅。
とはいえ、流石にプレイヤーネームを赤く染めるのは俺もやだし、ヴァッシュに何言われるか分からないのでやめておくが。
「全く……ここがシャンフロじゃなかったらフルボッコだったぞ」
「ここがシャンフロじゃなかったら悩んでるところを穴に蹴り落としてたよ」
「二人とも仲良く! 仲良くですわー!」
ははは何を言うエムル。俺たちは常に仲良しだぜ。本気で敵対関係でゲームしてたら既に五回は互いに死んでるし。
「ここがペンシルゴンの言ってた隠しエリア……「涙光の地底湖」か」
サンラクに言われ、俺も前を見る。
ほぉ、確かにここは……綺麗だな。深い青色の湖からは雪のような光が立ち登り、ファンタジー的な突飛さこそ無いものの、その幻想的な光景には息を飲む。
ボーナスエリア、というにはなるほど、確かにこれは……。
「ここで釣りをすることがパワーレベリングになるらしいけど……正直半信半疑だよ」
「まぁやってみれば分かるだろう、釣りをすれば分かるらしいし」
「あまり釣り経験ないんだけどなぁ」
俺たちは各々釣竿を手に持ち、持ち場につくのであった。
◇◆◇
このゲーム正直いって幸運ゲーなのかもしれない。
「おっ、また釣れた」
「こっちもな」
「お前ら幸運格差ありすぎだろ!!」
はっはっはっ、ならば幸運を育てるんだな
さて、目の前の敵はサンラクと同じ敵である『ライブスタイドサーモン』。
説明文を見る限り、食えるっぽいが……。
これ見た目薄く発光する銀色の鮭なんだよなぁ……。
「幸運補正があるにしても釣れ過ぎじゃない……?」
「幸い、釣りのコツは偉大な師匠がいてね」
へー。意外。
というか、サンラクってたまにエグい友好関係持ってるよな。
俺もまぁ、とある会社の社長の
「さて、とりあえず釣ってる訳だが……」
「サンラク、アレじゃないか?」
「な、なんか浮かんできますわ!」
おっ、来たか。
俺とサンラクとオイカッツォは釣竿をインベントリへしまい込み、戦闘体勢に入る。
ゴボゴボと湖が泡立ち始め、水柱と共にそれは現れた。
その名前は、『ライブスタイド・レイクサーペント』。
ペンシルゴン曰く、「経験値タンク」らしいが……。
「長い! なんか略称考えて!」
「じゃあ鰻」
「身も蓋もねぇーわ!!」
角があり、牙を備え、鱗に包まれたそれは要素だけなら間違いなくシーサーペント、ドラゴンなんだろうが……。
初手は噛みつきを含めた突進。それを俺たちはそれぞれ避け、オイカッツォは拳を黒色に染め、サンラクは双剣を取り出した。
意気揚々と殴りかかったはいいものの予想外にレベルの差が響いたらしく、無駄にヘイトを集めて鰻の攻撃から逃げ回るオイカッツォ。ざまぁない。
「さぁて、行くか!」
俺の新たな新武器! 『華々の刀戦』!!
俺とサンラクは一気に駆け出し、武器を振るう。
サンラクは同時にスパイラルエッジを、俺は新スキルである『居合【一太刀】』を放つ。
サンラクの方を見ると、何やら毒のようなものが付与されているように見える。
そうか、スキル『スパイラルエッジ』は、多段ヒット系の技……! 攻撃すればするほど毒が付与されるって訳か。それはそれとして集中しろ。
攻撃してきた鰻にサンラクとオイカッツォはリペルカウンターを。その隙に、俺は『スパイラルスピニング』を放つ。
名前が『スパイラルスエッジ』と被るが、こちらのスパイラルは回りながら攻撃する多段ヒット系のスキル……。
だからこそ、その毒の付与された場所に攻撃を一気に叩き込むことが出来る!!
そして何よりも、『華々の刀戦』の効果である「自身のスキルのリキャストタイムを減らす」という効果。
「『居合【一太刀】』!!」
やはりと言うべきか、これはこれはとても強い。
リキャストタイムの減る量は微々たるものだが、それでも、10秒あるリキャストが8秒になるのでは全然違う。
例え少しの効果でも、よりダメージを出せれば結局のところ……
「どうでもいいのだよ!!『ドリルピアッサー』!!」
だが、やはりというべきか硬いものは硬い。
「『赤』!」
「『ラッシュスラッシュ』!」
「『辻斬り』!!」
俺たち3人攻撃でも中々倒れない。
だが、疲弊しているのは間違いないな。とはいえ、流石に火力が弱すぎないか……?
「おりゃあ!! 『ループスラッシュ』!」
俺の攻撃によって鰻はポリゴンと化して消滅。
とりあえず倒せたものの、中々こいつァ骨が折れる。エムルにも手伝ってもらった方がいいんじゃないか……?
「……よし、どんどん釣って行こうか!!」
「無論!」
「おう!」
休憩終了どんどん釣っていくぞコノヤロー!!
と意気揚々と釣竿を構えたが、ここでオイカッツォが一言呟いた。
「おっ、新スキル。レベリング終わったら
……ナニソレオイシイノ???
このゲーム、カンストって……(震え声)
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9999ぐらい?
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1万は飛んでそう(白目)
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10万……?(遠い目)
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私のカンストレベルは53万です()
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↑そのさらに上……!?(100万以上)